私のような1人経営の小さな小さなアンティークジュエリーショップ、便の悪い場所にも関わらずご来店下さるお客様、そして遠くは海外にお住まいのお客様、今年1年間も皆様に支えられて今日まで来る事が出来ました。

心より御礼申し上げます。

年末と言えばベートーヴェンの第九。

月並みですが、

今年は観賞に行けました。

コロナ下という事もあり合唱の人数もすくなく、マスクをしての開催。

（涙）

でもやはり何度聴いてもいいものはいいです！

久しぶりに生演奏を聴いて改めて感動を致しました。

私はクラシックは全く詳しくないけれど、クラシックは大好きです。

(クラシックに限らず音楽が好きです。)

ショスターコービッチ、ラフマニノフ、プロコピエフ、ドボルザーク、ストラヴィンスキー、などなど。

週末になるとクラシック通の父親がLPでの音楽鑑賞が始まり、クラシックに限らず、フラメンコ、タンゴも好きだった父、赤ちゃんの頃からその全てが私の子守唄でした。

中高大生の間は流行に流されてクラシックなどからは遠ざかりましたが、その後はまたクラシックなどを聴くように。

フラメンコやタンゴを習ってみたりもしました。

きっと赤子の頃に知らずと聞いていた音楽が1番心地よく思うのでしょうかね？

スーと心が落ち落ちつきます。

気付かぬうちに体にしみるのかもしれないですね。

クラシックと同じようにアンティークジュエリーもそうですが、身に付けた時のなんとも言えない高揚感、それって特別な感覚ですよね。

クラシック音楽とアンティークジュエリーって似た物同士ですよね。

18世紀19世紀20世紀と幾つもの時代を経てきた物が手元に届いた時、歴史をそのまま受け継いだ貴族の主人のような気分になるというか、言葉では上手に説明は出来ませんが、多かれ少なかれアンティークジュエリーが好きな皆様は似た感覚を体験していると思います。

今年も多くの方にご縁を頂き、沢山のマリアコレクションが旅立ち、新たなオーナー様のもとでエネルギーと安らぎとを与えていると思うと嬉しくなります。

来年も皆様の一期一会の出逢いをサポートできるよう、感性に響くアンティークジュエリーをお届け致したく思っております。

そして新しい年が皆様にとって少しでも笑顔の多い一年になりますようお祈りいたします。

時節柄、ご多忙のことと存じますがくれぐれもお身体にはご自愛ください。

一つ一つの出逢いに感謝して。

店主

橋本マリア