














ローズカットダイヤモンドスターバーストヴィクトリアンリング
¥180,000 税込
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時代 19世紀後半頃
素材 ダイヤモンド、エナメル、14金
サイズ 19号
スターバースト21.5mm×15mm
重さ 4g
センターダイヤモンド 約3.5mm
星が放つ輝きを閉じ込めたような、ヴィクトリアン後期のスターバーストデザインリングのご紹介です。
ローズカットダイヤモンドがセットされ、深いブルーエナメルとゴールドのコントラストが夜空に浮かぶ星々を思わせてくれています。
通常ローズカットは柔らかな反射を楽しむものですが、このリングでは中央の石が、まるでオープンキュレットをもつオールドマインカットのように見える不思議な効果を放っています。
一般的にローズカットは「平らな底面+ドーム状のファセット」という構造なので、オープンキュレットを持つことはありません。それなのに「まるでキュレットに穴が空いているように見える」というのは本当にユニークです!
もし台座に小さな穴を開け、その真上に石をセットすれば、上から覗いたときに“空洞=キュレット”のように見える効果が出ます。それが職人の意図的なデザインであれば、非常に珍しい試みで「ローズカットとオールドマインの間をつなぐような実験的セッティング」とも解釈できます。笑
ただし、裏側が完全に閉じられている以上、当時の職人の本当の意図はわかりません。光の加減や金属の反射が偶然そう見せている可能性も否定できません。
でも、そこがまさにアンティークの面白さだと思います。現代のジュエリーのように「理屈で説明できる正解」があるのではなく、謎めいた技法や遊び心が込められていて、それを「なぜだろう?」と想像する。そのミステリーそのものが、このリングの唯一無二の物語になっているのだと思います。
ヴィクトリアン後期は天体観測や科学の進歩が人々の関心を集め、星や月、彗星といった宇宙のモチーフがジュエリーに盛んに取り入れられた時代でした。スターバーストは未知なる世界への憧れと夢を託したデザインなのです。
サイズ感もしっかりしていて、存在感もたっぷりで、ロマンチックなだけでなく、指にのせたときにキリッとしたかっこよさを感じられるのも大きな魅力ですね。
指先に纏えば、当時の人々が星に寄せた祈りやロマンをいまに伝えてくれます。
アンティークならではの職人技と時代の美意識、そして小さな謎をも宿すリングは夜空の輝きをそのまま閉じ込めたような、特別なひと品です。
※サイズ直しは無料です。
※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。
※インクルージョンについて:
オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。
※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。
時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m
※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。
※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
NW080825V085ED
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