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ツイストロープチェーン フラワーネックレス
¥138,000
時代 1900年頃 素材 パール、チェーン14金、トップ18金 長さ 約39.5cm お花サイズ 約9mm 重さ 6g 優美な時代の記憶をそっと胸元に添える、アンティークのネックレスをご紹介します。 小さなハーフパールが繊細にあしらわれたこのネックレスは、可憐な花をかたどったセンターモチーフから、左右対称に葉が伸びるような自然の流れを感じさせるデザインが魅力です。 パールのひとつひとつは丁寧にセッティングされていて、小粒のハーフパールが、控えめでありながら気品のある輝きを放ちます。時を経た今もなお柔らかな光沢を保っています。 このネックレスは、1900年代初頭、エドワーディアン期に生まれたと考えられるお品です。この時代のジュエリーは、ヴィクトリアンの重厚な様式から移り変わり、より軽やかで洗練されたデザインが好まれるようになりました。自然への憧れや女性らしさが強く反映されたジュエリーは、当時の上流階級の女性たちに愛されました。 チェーン部分には、手作業によるツイストチェーンが用いられていて、アンティークならではの深みあるゴールドの色味と、ねじれによって生まれる陰影が、全体の印象に豊かな奥行きを与えています。 ツイストの一つひとつが光を受けてやさしくきらめき、センターモチーフの繊細な美しさを一層引き立てています。 モチーフ部分は控えめなサイズ感で、主張しすぎず、けれど確かな存在感を胸元に添えてくれる絶妙なバランス。 シンプルなチェーンネックレスと重ね付けしても、また一つで装いの仕上げとして添えても、美しく映えるデザインです。ハーフパールならではの優しい色合いは、お洋服の色を選ばず、フォーマルにもカジュアルにも馴染んでくれるはずですよ。 時代を経てなお輝きを失わず、静かに語りかけるようなこのネックレス。アンティークジュエリーならではの繊細さと温かみを、日々の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。 FW040325-576
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サファイアとハーフパールの勿忘草とガーランドのペンダントトップ
¥148,000
時代 エドワーディアン 素材 サファイア、パール、14金 サファイアサイズ 3.5mm ペンダント本体サイズ 約28.8×24.5mm クラスプサイズ 約9mm クラスプ裏のマルカン内寸 約5mm 重さ 4.8g このアンティークペンダントトップは、エドワーディアン時代(1901-1910年頃)のジュエリーの洗練された美しさと高度な技術が凝縮された美しいひと品です。 14金の地金を巧みにくり抜き、見事な直線模様を生み出す「ピアスドワーク(pierced work)」の技法が用いられています。ピアスドワークは、金属に細やかな透かし模様を施し、ジュエリーに軽やかさと奥行きを与える技法で、19世紀末から20世紀初頭にかけて特に発展しました。 特筆すべきは、このペンダントの直線部分のみならず、縁や装飾の細部に至るまで施されたミルグレインの技巧です。ミルグレインとは、金属のエッジに極小の粒状の装飾を施すことで、ジュエリーに繊細な光の反射と柔らかな表情を加える技法です。 一般的には石座やフレームの縁に施されることが多いですが、このペンダントでは直線の透かし部分にまで丹念に施されており、その緻密な装飾がジュエリー全体に気品と立体感をもたらしています。まるでシルクように滑らかで繊細な輝きを放ち、エドワーディアンジュエリーならではの優美な印象を際立たせています。 中央には深く美しいブルーのサファイアがセットされ、その周囲には可憐な植物モチーフがあしらわれています。花は勿忘草(Forget-Me-Not)、勿忘草は「変わらぬ愛」や「永遠の記憶」を意味し、 ヴィクトリアンからエドワーディアン時代にかけて非常に人気のあったモチーフです。 一方、葉のガーランドはその周囲を取り巻くように配され、優雅な印象を与えています。 この植物の葉の形状から、月桂樹(ローレル)を表していると思われます。 月桂樹は古くから勝利や栄光の象徴とされ、エドワーディアン時代のジュエリーにも度々見られるモチーフです。 さらに、このペンダントの美しさを引き立てているのが、周囲にあしらわれたパールです。 アンティークジュエリーならではの特徴として、パールの色味やサイズがわずかに異なり、現代のジュエリーのように均一に揃えられたものとは違い、自然なバリエーションがあることで、奥行きや立体感が生まれ、光の加減によって異なる印影を作り出します。 このわずかな不均一さこそが、アンティークジュエリー特有の温かみや個性を生み出し、深みのある美しさをもたらしているのです。 このペンダントは、エドワーディアン時代の精緻な技巧と美意識が宿り、 ピアスドワークとミルグレインの細やかな装飾、植物モチーフ、そしてアンティークならではのパールの風合いが見事に調和した優雅な作品です。その軽やかさと繊細なデザインは、まさにこの時代ならではの洗練されたエレガンスを感じずにはいれません。 ※ チェーンは含まれておりません。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。サファイアはキズ、カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW191224-1123
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フレンチ アールデコ ペンダントネックレス(イーグルヘッド)
¥100,000
時代 20世紀初頭頃 素材 18金、プラチナ ペンダントサイズ 約27.8×6mm 長さ 40cm 重さ 4g ベルエポックの輝きを纏う、フレンチ・アールデコ ペンダントネックレスのご紹介です。 美しいフランス製のアンティークジュエリーが持つ、時代を超えた洗練と優雅さ。このペンダントネックレスは、ベルエポックのロマンティックな細工と、アールデコへと移り変わる時代の幾何学的なエッセンスが見事に合わさったひと品。 中央のダイヤモンドはデザインに溶け込むようにセットされ、さりげない輝きは、主役として前に出るのではなく、精緻なミルグレイン装飾や幾何学的なフォルムの中に静かに溶け込み、デザイン全体の一部として調和しているのです。 控えめでありながら、光を受ける角度によってふとした瞬間にきらめきを放ち、ジュエリーに繊細な表情を添えています。その控えめな輝きは、まるで夜空に溶け込む星々のように、決して目立ちはしないけれど、時折ふっと存在感を感じさせる——そんなさりげない美しさが、このペンダントの魅力のひとつなのではないでしょうか。 光の矢が走るような精緻なデザインで、左右に向かってスッと伸びるような横長のフォルム。 このデザインは、アールデコ期に特有の直線美を象徴するもので、時代の移り変わりとともに、よりシンプルで洗練された造形美へと進化したことを物語っています。 ベルエポックからアールデコの時代にかけて、ペンダントは縦長と横長の両スタイルが流行しました。縦長のデザインは優雅でフェミニンな印象を与え、一方、横長のデザインは洗練されたモダンな雰囲気を醸し出します。 横長のペンダントは、首元に沿うように流れるシルエットを生み出し、自然な一体感を演出します。 特に、デコルテにさりげなく寄り添うようなデザインは、シンプルなトップスやドレスに上品なアクセントを加え、ジュエリーと装いが調和する美しさを際立たせます。 また、横に広がるフォルムは視線を自然と左右に引き、首元をすっきりと見せる効果も。クラシカルでありながらも洗練された印象を与え、アンティークジュエリーならではの静かな存在感を楽しむことができます。 1920年代に入ると、女性たちはショートボブやストレートなシルエットのドレスを好むようになり、それに合わせてジュエリーもシンプルで幾何学的なフォルムへと変化していきました。 このペンダントの横長フォルムは、その時代の流れを反映したものでありながら、現代のスタイルにも溶け込むタイムレスな魅力を持っています。 チェーンの留め具には、フランス製18金を示す「イーグルヘッド」の刻印が打たれています。この刻印は1838年以降、フランスで製造された18金ジュエリーに施されるもので、長い歴史を誇るフレンチジュエリーの確かな品質を保証する証です。控えめながらも繊細な輝きを放つゴールドチェーンが、ペンダントのデザインを一層引き立て、アンティークならではの気品を感じさせます。 その小ぶりなサイズ感ゆえに、シンプルな装いにもすっと馴染みます。カジュアルなスタイルには洗練されたアクセントを添え、クラシックな装いにはアンティークジュエリーならではの深みをプラス。特に横長のデザインは、装いに自然に溶け込みながらも、静かに存在感を放つため、日常使いしやすいのが特徴です。 100年の時を超え、今もなおその輝きを放ち続けています。 時代を纏うような特別なジュエリーを、あなたのコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。 重ね付けなども楽しめますよ。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW040523-1027
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Pietra dura ヴィクトリアンロケットペンダント
¥158,000
時代 19世紀後半頃 素材 14金、ターコイズ、オニキス、ジャスパー、カルセドニー マルカンを含めないサイズ 約31.3×.18mm トップのマルカン 10mm 重さ 7g このヴィクトリアンリロケットペンダントは、19世紀後半の美意識が結晶化したような、まさに逸品と言える作品だと思います。 背景には深みのある漆黒のオニキスが配され、その上に描かれた鈴蘭と勿忘草のモチーフは、まるで時を止めたかのように鮮やかに浮かび上がっています。 この花々のデザインは、ルネサンス期のフィレンツェで生まれた象嵌技法、Pietra dura(ピエトラ・デューラ)の伝統を受け継ぐものです。 小さな硬石を慎重に選び、緻密な手作業で象嵌されたこの技術は、見る者を魅了し、その完成度の高さに驚かされます。ただし、この技法を用いた作品の中には、お土産品のように雑な作りのものもあり、 表面がフラットであるべきにもかかわらず、段差が目立ち、仕上がりが粗いために魅力を損なってしまうものも少なくありません。 一方で、こちらの作品は鈴蘭や勿忘草の花びら、葉に至るまで濃淡が丁寧に表現され、見つめているだけで心奪われるような美しさがあります。表面を指で触れると、滑らかで心地よい質感が伝わり、その完成度の高さを一層実感できます。 鈴蘭は、清らかで純粋な心を象徴し、「幸せの再来」というメッセージを秘めています。その可憐で控えめな花姿は、ヴィクトリア時代においても幸運を運ぶ特別な存在として愛されていました。一方で、ターコイズブルーの勿忘草は、「私を忘れないで」という切ない願いを込めた花です。この二つの花が組み合わされることで、このペンダントは、幸福と愛、そして記憶を祝う特別なメッセージを宿しているように感じられます。 さらに、このペンダントのフレームには、エトルスカンリバイバル様式の影響が色濃く表れています。19世紀に入り、古代エトルリアの装飾スタイルが再び注目を集め、特にゴールドの粒金細工や繊細な曲線を特徴とするデザインが流行しました。 このペンダントの縁を飾る華やかな金細工も、古代の美と19世紀のロマンティシズムが見事に融合したものと言えるでしょう。 裏面にはガラスの小窓があり、大切な写真や小さな記念品を収めることができます。こうしたロケットタイプのデザインは、ヴィクトリア時代の人々にとって、愛する人との絆や大切な思い出をいつも身近に感じるための特別なジュエリーでした。 この機能が、このペンダントを単なる装飾品ではなく、物語を秘めた宝物にしていますよね。 今こうして時代を超えて、19世紀後半の、このような技術と美意識を兼ね備えた作品に出会えることは非常に稀となってきております。 このペンダントは、時代を超えて愛される芸術性と物語性を持ち合わせ、まさに唯一無二の存在と言えるのではないでしょうか。 その繊細な細工と深いメッセージは、持つ人の心に特別な輝きをもたらすに違いありません。 ※チェーンは含まれておりません。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 145年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。 石にカケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW091024-1227
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フィリグリーアンティークチェーンネックレス
¥98,000
時代 20世紀初頭頃 素材 14金 長さ 約57cm マーユサイズ 薬12×4.5mm 重さ 3.1g マーユ 13個 14金で作られた繊細なフィリグリー(透かし)チェーンネックレスのご紹介です。 こちらのチェーンネックレスは、手作りならではの技術が光るひと品で、14金の細やかなフィリグリー(透かし)細工は、職人が一つ一つ丁寧に手作業で形作ったものです。現代の大量生産では決して再現できない独特の風合いを持っていて、ゴールドとはおもえないほど、金属を優雅に演出しています。 軽やかな透し彫りが施された「マーユ」の枠は全てツイスト(ねじり)されていて、丁寧に作られている事が見て取れますね。 このツイスト(ねじり)の陰影によってミルグレインのような繊細な効果が生み出されていて、ツイスト加工によってできた影が、細かな粒状の装飾が連なっているかのような視覚効果をもたらし、全体にメリハリのある立体的な表情を与えています。 この技法によって金属の表面に自然な陰影を作り出し、どの角度から見ても美しい輝きを放つように工夫されているのです。この部分がツイストか?または、フラットか?この差は歴然ですね。フラットな物はのっぺりとした印象になります。 各マーユが流れるように繋がっていて、見る者の目を引きつける美しいハーモニーが感じられるのです。 連なるリンクの自然な動きが心地よい付け心地を生み出しています。3g程と、付けている事も忘れてしまうほどの羽根のような軽やかさで、日々の使用でも快適で、軽やかながらも耐久性があるように計算された作りです。 このネックレスは重ね付けにも適していて、控えめでありながら上品な存在感をプラスできます。アンティークジュエリー特有の美しさが際立ち、上質な素材と繊細な職人技が融合した逸品です。透かし彫りによって見た目の軽やかさが生まれ、日常使いにも快適な軽さを保ちながら、洗練された雰囲気を纏っています。職人の手によって一つ一つのマーユに込められた物語が、このネックレスの中に織り込まれているように感じられ、身につける人に新たな魅力をもたらしてくれることでしょう。 このようなひと品は、使うごとにその魅力が増し、時代を超えて愛される価値を持ち続けることでしょう。 古いお品の為、留め具が若干弱くなっております。 その為、留める際は最後まで留めた事を念のため確認して下さい。 着用には全く問題がありません。 しかしその分プライスに反映されております。ご承知おき下さい。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 ABX080824-390
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フレンチ(イーグルヘッド)マンダリンガーネットのノットペンダントトップ
¥98,000
時代 19世紀後半頃 素材 マンダリンガーネット、18金、パール ノットサイズ 約18mm ガーネットサイズ 約3.5mm 重さ3g このフランス製のアンティークノットペンダントトップは、シンプルでありながら、その緻密なデザインに魅了される作品です。 複雑に絡み合う結び目のモチーフは、しなやかで滑らかなラインを描き、エレガントで丸みを帯びた形状は、まるでしなやかなリボンが絡み合ったかのような軽やかさを感じさせ、18金ゴールドで作られているとは思えないほど柔らかな印象を与えます。18金ゴールドは、その美しい輝きと耐久性で知られていますが、通常はこれほどの柔らかさや流動感を伴うデザインを実現するのは容易ではありません。今のものでしたら型押しでつくりますが、型押しではなく、手作業です。 にもかかわらず、このペンダントは、まるで柔らかく手に馴染む素材で作られたかのように、しなやかで有機的なフォルムを保っています。ゴールドの質感が美しく、卓越した職人技を感じさせます。 ノットのデザインには、古くから「絆」や「結びつき」という意味が込められていて、このペンダントもまた、永遠の繋がりを象徴しています。センターにセットされたマンダリンガーネットは、みずみずしいオレンジ色で秋の紅葉を思わせる鮮やかな石。 ガーネットは情熱や活力を象徴し、新たな変化や挑戦を迎えるための勇気を与えてくれると言われています。 ゴールドの暖かさとマンダリンガーネットの暖かい色合いのメランジェはまさに秋の自然が織り成す色彩の美を体現しているかのようです。 さらに、ペンダントの四隅には小さなパールがあしらわれていて、柔らかな輝きがゴールドとガーネットの色彩を一層引き立て、全体に上品なバランスをもたらしています。 裏側にはクリップが付いていて、チェーンだけでなくリボンを通してチョーカーとしても楽しめる実用的なデザインです。フランスのジュエリーならではの機能美と洗練されたデザインにうっとりとしてしまう、美しいゴールドのペンダントトップです。 ※チェーンは含まれておりません。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ガーネット、パールにカケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW190724-1032
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チャールズホーナーギロッシュエナメルペンダント(チェーン付き)
¥68,000
時代 1920年代頃 素材 シルバー、エナメル ロケットサイズ 約30×22.5mm チェーンの長さ 約51cm なんともロマンチックで愛らしいギロッシュエナメルのロケットは英国のチャールズホーナーのメーカーの刻印がペンダントのマルカンに刻まれてます。 Charles Horner(チャールズ・ホーナー)は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍した英国のジュエリーデザイナー兼メーカーです。彼の作品は特にアール・ヌーヴォーやアーツ・アンド・クラフツのデザインで知られていて、エナメルジュエリーやシルバーアクセサリーが有名です。チャールズ・ホーナーのジュエリーは、エナメルを使った繊細なデザインと、ヴィクトリア時代からエドワード朝時代にかけてのトレンドを反映したスタイルが特徴です。 当時、彼の工房はイギリスのチェスターにあってホーナーはシルバージュエリーに特化しつつ、カラフルなエナメル技術を用いて装飾的で華やかなジュエリーを生み出しました。 ギロシュエナメルとは、細かい彫刻を施した上に半透明のエナメルをかけることで、複雑な模様が輝くように見える装飾技法です。エナメルの下にある彫刻が光を反射し、デザインに奥行きと光沢感を与えます。このペンダントに描かれた小さなピンクの薔薇や、紫の花(おそらくスミレかスイートピー)は、ホーナーの作品に見られる繊細な自然の美しさを象徴しています。 ギロシュエナメルの美しさは、その複雑さと緻密さにあります。まず、金属の表面に非常に細かい彫刻を施す「ギロシュ」という技法によって、繊細で反復的なパターンが作り出されます。これにより、光が金属の刻み目に反射し、独特の輝きと立体感が生まれます。その上に半透明のエナメルをかけることで、彫刻の模様が透けて見え、さらに深みのある輝きが演出されます。 ギロシュエナメルの最大の魅力は、その奥行きと光の遊びです。光がエナメルの表面を通過し、彫刻に当たってから再び目に届くため、角度によって異なる輝きを放ちます。まるでエナメルが光を吸収し、それを内側から放っているかのような効果を持っています。 さらに、ギロシュエナメルは耐久性にも優れていて、エナメル層がしっかりと金属の表面に焼き付けられているため、長い年月が経ってもその美しさを保ち続けます。 このペンダントは、表側に華やかな花のエナメル装飾、裏側に幾何学模様が施されていて、リバーシブルで使用できる点が非常に魅力的です。 真っ白なエナメルも本当に美しく、お手にとってギロッシュエナメル独特の美しさを感じていただきたいです。 ロケットとして使用できるようにメンテナンスに出しましたので、安心してご利用頂けます。 (以前は緩みがございました。→ロケットになってはいますが、写真にもありますように微かに少し隙間があるため、ロケットとして使用すよりもペンダントとしてご使用される方がよろしいかと思います。例えばペットの骨や髪の毛などは、ラップにくるんでから入れれば安心です。 ロケットとして使用できなくとも、このペンダントは非常に美しい装飾品として楽しむことができます。 ホーナーの技術とギロシュエナメルの永遠の魅力を感じさせるこのペンダントは、歴史的・芸術的価値があり、コレクションに加える価値のあるひと品です。ギロシュエナメルの技法が、いかにジュエリーに独特のエレガンスと魅惑的な輝きをもたらしているかを、このペンダントを通じて強く感じることができるでしょう。) ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。シルバーのためチェーンに変色がございますが、あえて磨いておりません。ご希望で有料になりますが、お磨きもできますので、オプション選択をお願い致します。 エナメルの状態は非常に良く、目立つキズやカケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
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バーネット・ヘンリー・ジョセフのブリスターパールペンダントネックレス
¥50
SOLD OUT
時代 ターンオブザセンチュリー (19世紀末) 素材 ブリスターパール、パール、9金 サイズ 縦約39mm ブリスターパール 約14.6×8.2mm パール 3mm チェーン長さ 50cm バーネット・ヘンリー・ジョセフによる魅力的なアールヌーボーペンダントネックレスのご紹介です。 バーネット・ヘンリー・ジョセフ (BHJ )ってどなた???って感じですよね? 簡単に説明致しますね。 バーネット・ヘンリー・ジョセフ (B.H. Joseph & Co、1865-1929)。 は1865 年にバーミンガムで宝石の製造と卸売の事業を開始しました。 1878年から B.H. Joseph & Co はロンドンにショールームを開設し、Murrle Bennett & Co. などの他の企業と共に 皆様もご存じのLiberty & Co への供給を含め、業界で最大のジュエリー ハウスの 1 つと言われていたのです。 ビクトリア朝時代を経て、アールヌーヴォー、アールデコまで続くジュエリー会社として当時はその名が知れ、19世紀末のアールヌーヴォー期には手頃な価格のアール ヌーボー ジュエリーを製造し、それが当時の女性の心を掴んだのでした。 曲線の自然主義的な花のモチーフが美しいこちらのペンダント。 中心には約15mm程の大粒のブリスターパールがセットされ、トップの方には小さなパールがセットされています。 こちらのブリスターパールの美しい事! クリーム色のアンダートーンのシルキーな輝きはやはり天然素材だからこその深みのある煌めきですね。 ところで、ブリスターパールって?? ですよね?あまり聞いた事がない方もいらっしゃるかもしれませんが、ブリスターパールとは、マザー・オブ・パールの貝殻部分に真珠の成分が癒着して形成された物になります。 しっとりとしたゴールドフレームにパールを飾り、柔らかく落ち着きのある空気を纏ったひと品に気持ちも和やかになるペンダントは、これからの季節、ニットやセーターに乗せるだけで、優しいぬくもりを感じ、今の装いにも気負いなく気軽にお洒落をお楽しみ頂ける、とっておきのひと品です。 ※サービスでお写真のアンティークチェーンをお付け致します。 長方形の平たい輪っかをいくつも作り、それを繋ぎ合わせたシンプルな物てすが、手作りのぬくもりを感じ、主役のペンダントを引き立たせくれます。 取り外しもてきますので、別のペンダントにもお使い頂けます。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。欠けや欠陥などはなく、全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
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ハートロケットペンダント
¥50
SOLD OUT
時代 20世紀前半頃 素材 9金 サイズ バチカン含まず 約18mm×16.5mm 厚み 約4.5mm 繊細なエングレーヴィングでそよ風に吹かれて舞う葉の様子が描かれたハートシェープの愛らしいロケットペンダント。 19世紀〜20世紀初頭頃にかけて、 想いを募らせる人や家族の肖像や想い出の品などを常に携帯できるようにロケットが流行しました。 今のように気軽に人に会えない時代、遠くに住む誰かを想い身につけていたのかもしれないですね。 ゴールドに輝く小さなハートを開くと一回り小さなハートの枠、そこにあなただけの秘密の想いをそっとしのばせて、甘くセンチメンタルなモチーフを胸元に飾り、大切な誰かをいつも身近に感じることが出来る、素敵なひと品です。 ※チェーンは含まれておりません。 ※ロケットの内側(中)は経年変色がございます。内側ですので気になるものではございませんが、新品仕上げの磨きも可能でございます。(別途¥5000)ご希望の方はご購入前にご連絡下さい。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。欠けや欠陥などはなく、全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
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ナチュラルパールモーニングペンダント
¥150,000
時代 19世紀初頭 素材 アイボリー、ナチュラルパール、 14kゴールド サイズ 約26mm×19mm パール 平均3.5mm アイボリーの上に細くハンドペイントで描かれたミニアチュール。その周りには涙を表すハーフナチュラルパールがセットされた哀しみの中に愛を感じる静けさが伝わる美しいモーニングペンダント。 そこに描かれているのは、ネオクラシカル調のシンプルな服を身にまとい墓廟に花をたむけようとしている1人の女性。よく見ますと、墓廟の上には二羽の鳩が止まっています。 ヨーロッパの文化において、鳩は最も象徴的意味に富む鳥のひとつです。 救われるべき魂を鳩の姿で表し、永遠の命を表現しているのではないかと個人的な解釈ですが、おもいます。 この頃はまだガラスが貴重だった時代ですが、ガラスは厚みがあり、縁が綺麗に面取りに仕上げられていて、光を反射するととても美しい雰囲気になり、手の込んだ作りである事がわかります。 そしてまだ養殖パールがない時代の真珠がどれだけ貴重であった事か。 半球状にカットされたパールは少しずつ粒の大きさや、色味が違いますが、養殖真珠がない時代の貴重な天然真珠で似た物を揃える事がいかに大変だったかを思うと、このペンダントの見方も違いますね。 そんな真珠を贅沢に使用したシンプルで慎ましさの中に精一杯の愛情がうかがえるペンダントです。 ヨーロッパでは自分が愛した人が亡くなってしまった時に、その人を想いジュエリーをオーダーし、喪中に身につける習慣がありました。 そして現在に生きるヨーロッパの人々は過去に生きた人々のジュエリーがこうして残っていることを誇りに感じ、大切に日常に取り入れる習慣があります。 ジュエリーに限らず、家や家具や食器などもそうです。つまり、過去の美しい作品を継承し繋げていく文化が身に染みているのです。 過去に生きていた人々へ想いを馳せて見て頂くと愉しいかもしれないですね。 モノクロのしっとりとした美しさが光り、自分の今の気持ちに寄り添ってくれそうなペンダントです。 ※チェーンは含まれません。
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エナメルミニアチュールペンダント
¥48,000
時代 19世紀後半 素材 エナメル、18kゴールド サイズ 10mm 、バチカン約5mm 羽付きつばひろ帽子を被る貴婦人のエナメルペンダント。 わずか10mmという小さなサイズ。 ホワイトバックにグレーのロングヘアーの凛とした顔立ちの貴婦人らしき肖像画を描き、頬はパッとピンク色のチークまでさしています。ボーダーをワインレッドカラーで縁取りをし、その縁には金彩でロカイユのデザインを施した、ひと品です。 全体的に落ち着いた色合いですが、ワインレッドの縁取りは光の当たり方でキラキラと光沢のある色彩になり、鮮やかな色が浮かび上がります。 出番が少ないピンブローチ、日常使いできないことのほうが勿体無いと思い、ペンダントにお仕立て致しました。 こうして今の時代に合った使い方をすると眠ったままのジュエリーも生き生きとよみがえります。 バチカンとフレームは日本でK18ゴールドで製作しました。 ※チェーンは含みません。