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アコヤ真珠&デマントイドガーネットクラスターピアス
¥ 168,000
時代 20世紀初頭 素材 デマントイドガーネット、 パール、9kゴールド パールサイズ 約5mm モチーフサイズ 約8.5mm ほんのりピンク色のアコヤ真珠の周りを小さな小さなデマントイドガーネットが取り巻き、鮮烈なまでのグリーンが印象的なピアス。 アンティークジュエリー好きならば1つは持っていたい今では幻の宝石 "デマントイド・ガーネット"を贅沢にあしらったピアスはなかなか見たことがありません。 デマントイドガーネットは1853年にロシアで発見された時、その美しい輝きからグリーンダイヤモンドと思われていたそうですよ。 そのため、オランダ語で「ダイヤモンド」の意味である「デマント(Demant)」にちなみ、「デマントイド」と名付けられたそう。 その鮮やかな色からデマントイドガーネットは、ロシアの宮廷はじめ、ヨーロッパの王族や貴族のジュエリーとしてもてはやされましたが、1917年以降のロシア革命によりロマノフ王朝が崩壊し、鉱山での採掘は完全に途絶えてしまった事によりこの宝石は“幻の宝石”となったのです。 世界でもっとも稀少なガーネットといわれるデマントイドガーネット。 ダイヤモンドを超える光の屈折率がつくりだす鮮やかなファイアはダイヤモンドのように透明ではないので見えませんが、小粒でも目をひく強い輝きをつくりだします。 デマントイド・ガーネットには、緑色から黄色味が加わった緑黄色があり、色の濃淡や透明度やカットによって、評価と価値が異なりますが、最もグレードの高いのは、純粋な緑色であるビビットグリーンです。正にこちらのピアスで使われている色目の物になります。 そして中央のアコヤ真珠。アコヤ貝から採取できる真珠をアコヤ真珠と呼ぶのですが、古来から丸くて輝きを放つものは、神聖化され宝として珍重されきました。確かに鉱物と違い、真珠は加工を必要とせず、自然にあるがままの姿で際だった輝きを放つのですから、美しいものに心奪われるのは古代人も現代人も同じなんだなーと思ってしまいますね。 こちらの真珠も上品かつ優しさのある輝きを愉しませてくれます。 私の説明など必要ないくらい、希少で美しいピアスです。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違いますのであらかじめ上に記載のサイズをご確認下さい。 ※ 100年程前の古いお品物ですので、現行品の様な完璧な物をお求めになられたい方はお控え頂きたく存じます。m(_ _)m アンティーク品特有の風合いとして感じていただける方のご購入をお願い致しております。m(_ _)m
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六芒星ムーンストーンヴィクトリアンピアス
¥ 98,000
時代 1900年頃 素材 ムーンストーン、14kゴールド 星サイズ約 17mm ムーンストーンサイズ約 5mm 魔除けと魔術的な力を引き出すための模様として使われてきた六芒星(hexagram)のピアス。 六芒星というとイスラエルの国旗にも採用されている事もあり、ダビデの星と呼ばれるシンボル的図形のイメージが強いですが、日本の神社にもあったりする図形なのです。 「旧約聖書」(イザヤ書24章15節)の中に「東で神を崇あがめ海の島々(海沿いの国)でイスラエルの神、主の名を崇めよ」 という言葉がありますが、イザヤをはじめユダヤの人々は、その言葉を胸にシルクロードを渡り、日本にたどりついたのでしょうか?(ミステリアスで想像がふくらみますね。) いずれにしましても不思議なつながりを感じて、古代へ思いを馳せるのって、楽しいですよね。 きっとアンティーク好きの方はこの感覚を共有できると思います。 モチーフの縁にはブルーのエナメルが施され(写真にありますように先端が剥離されている部分がありますが、気になる程の物ではありません。)中央には満月のようなムーンストーンがしっとりとした姿を見せています。 ムーンストーンは、古くから神秘的な月とのかかわりが深く、そのエネルギーを宿した石とされ、多くの人々に愛されてきたパワーストーンでもあります。 まだ電気がなく、月明かりを頼りにしていた時代の人々にとっては今以上にその研ぎ澄まされた感覚を持っていた事でしょう。 角度によって見せる青いシラーとブルーエナメルがマッチし、なんともミステリアスで妖艶な雰囲気のひと品です。
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ローマンマイクロモザイクピアス
¥ 120,000
時代 1930年代頃 ローマ 素材 18kゴールド、 ゴールドストーン、ブラックオニキス、硝子 サイズ ブラックオニキス部分 12.5mm×8mm ゴールドストーン部分 34mm×11mm ゴールドトップ部分 15mm フックの長さ 30mm 色鮮やかな花々がまるで絵画のように咲き誇りほこる様子は、その花々がモザイクで出来ているとはおもえないほどまるで静物画のよう。 黄色いパンジーの花言葉は「つつましい幸せ」 忘れな草の花言葉は「真実の愛、私を忘れないで」 ピンクのバラの花言葉は「しとやか、上品、感銘」 黄色いビオラの花言葉は「小さな幸福、慎ましい幸せ」 バラのつぼみの花言葉「かわいらしさ、希望、約束、 若さあふれる美」 モザイクという技法は石や硝子などの細かい破片を敷き詰め表現する技法です。 その技術はローマ帝国からビザンチン帝国へと受け継がれ、やがて教会内を飾る装飾技法として繁栄し、18世紀にはジュエリーの世界にも転用されていくようになりました。 やがてガラスの製造技術の発展により、様々な色合いの硝子片を使えるようになり、細密な点描画のようなモザイクが作られていくようになりました。 表面を指でなぞっても全く抵抗がなく、出っ張りのない、真っ平らに作られています。現代のモザイク作品やお土産物のモザイクとは全く違うレベルです。 ブラックオニキスに映える花々たち。左右おデザインが違うのでそれも素敵です。 ゴールドストーンのブロンズカラーがさりげなくキラキラと煌めき、雫型の女性らしいエレガントなフォルムにカラフルなブーケがパッと浮かび上がり、お顔周りを明るくしてくれます。 1930年代頃はショートヘアのモダンガールがブームにななった頃。 この時代の女性が好んだのは長く垂れ下がるドロップタイプのピアスでした。 また一方でアール・デコは異文化からの影響を受けた異国趣味テイストのジュエリーも流行しました。 こちらは宝石を一切使用してないジュエリーですが、 宝石には変えがたい美しいさがある事も特徴です。 宝石的価値よりも、繊細な細工でつくられたモザイクで花々を見事に表現し、もはやジュエリーを超えた芸術と言っても過言ではないひと品です。 一見大きく感じますが、実際につけてみると、雫型という事もあり、そこまで大きさを感じません。 写真にもありますように、よく見ますと、片方の方は若干スジがある箇所がございます。ご使用やデザインには全く支障がございませんが、その分プライスに反映させましたのでご承知おき下さいませ。
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地中海珊瑚ヴィクトリアンピアス
¥ 88,000
時代 19世紀半頃 素材 地中海珊瑚、14kゴールド サイズ 10mm×9mm 珊瑚サイズ 5.5mm×4mm 海の二大宝石の一つである珊瑚。 珊瑚はご承知のとおり宝石の中でも珍しい有機物質の宝石です。 深く冷たい海の底でひっそりと生息し、母なる海が時間をかけて育むのです。 それを想像するととても神秘的に感じてしまいます。 明るくて濃いオレンジレッド色の地中海珊瑚はまるで地中海に面するスペインのバレンシアのオレンジ畑を連想させる元気なビタミンカラーです。 カボションカットされた珊瑚の周りをゴールドの小さな花々が彫金されたフレームがブーケのように珊瑚を囲み、その花々が作り出す光と影のゴールドの発色と、珊瑚の発色が溶け合い、とても素敵なピアスです。 デザイン、適度なサイズ感、意外とあまり見つけることのできないアンティークピアスです。 アンティーク珊瑚のジュエリーは比較的大振りでデコラティブ過ぎてしまうものや、丸玉だけのシンプル過ぎる物などが多く、今回ご紹介のタイプはとても珍しく思います。 マスクで覆われて地味になりがちなお顔部分。横から見るとオレンジ色が一際際立ち、きっと明るい雰囲気を演出できる事でしょう。 ヴィクトリアンジュエリーらしい 繊細でスイートなピアスです。
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ヴィクトリアンサファイアピアス
¥ 28,000
時代 19世紀末 素材 9kゴールド、サファイア3mm 丸枠6.5mm 星型の台座にセットされたサファイア そしてそれらを包み込むようにその周りを一周する輪。ヴィクトリア時代の小さなピアスです。 満月の夜に佇む星をイメージしたようなピアスはサファイアの色味も夜空のように濃く、深みのあるブルーです。 こちらのピアスは小粒ですので仕事場などにも気軽にして頂け、重宝する事と思います。
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