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ペーストガラスのヴィクトリアンクラスターブローチ
¥22,000
時代 19世紀後半頃 素材 シルバー、ペーストガラス サイズ 約32×37mm 中心の大粒なオーバルペーストガラスのサイズ 約16×20mm 重さ 15.8g 本物のアンティークを気負いなく楽しんでいただける価格でのご紹介です。 ペーストガラスとは、18世紀にフランスの宝石職人が生み出した「模造宝石」の先駆けともいえるガラス素材です。中でも、このブローチのよえうにヴィクトリア時代のペーストは、単なるガラスという言葉では片付けられないほど、手の込んだ技法で作られていました。 本品は、シルバーの台座にペーストガラスを一石ずつ丁寧に爪留めしたヴィクトリアン・ブローチ。 銀の地金の上にホイル(銀箔)を敷き、その反射でガラスの輝きを最大限に引き出す「ホイルバックセッティング」が施されています。 この技法は、光の乏しい屋内照明の時代にあっても、ペーストがまるでダイヤモンドのようにきらめくよう工夫された、当時ならではの知恵と美意識の結晶です。 現代のカットガラスとは異なり、ひとつひとつ手作業でカットされ、独特の柔らかなきらめきを放つヴィクトリアン・ペースト。オールドカットダイヤモンドと同じく、厚みがあり、カットもオールドカットダイヤモンドと同じカッティングです。中心の大粒なオーバルシェープのペーストの立派な事! これだけのサイズ感のある物も珍しいです。 年月を経てなお色あせることなく、現代でも充分な存在感を放ち、吸い込まれそうになるくらいの透明感があります。 非常に状態がよく、目立つ濁りやキズ、欠けも見うけられません。 (写真ですと濁ってみえますが、実物はクリアです。) 特筆すべきは、チェーンで繋がれたクラシックな安全ピンが付属している点です。 この仕様は、当時のブローチがしっかりと丁寧に作られていたことを物語る証とも言えるディテールです。 なお、時代を経たことにより安全ピンの針部分にはわずかに歪みが見られますが、着用には全く問題ございません。その点を踏まえて価格にも反映させていただいておりますので、あらかじめご了承ください。 本物の宝石のブローチを身につけるのは、万が一落としたときのことを考えると不安……という方にも、こちらはぜひおすすめしたいひと品です。 クラシックな装いにはもちろん、シンプルなシャツやワンピースに合わせても、一気に気品と華やぎを添えてくれます。 日常に取り入れやすく、それでいてしっかりと“アンティークの重み”を感じさせてくれる。そんなペーストブローチの魅力を、ぜひお手元でご体感ください。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW260325-920
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忘れな草 19世紀後半 ヴィクトリアン・モーニングブローチ
¥39,800
時代 19世紀後半頃 素材 ジェット、ヴォグオーク サイズ 47×39.6mm 重さ 18g 深い黒の中に、静かに咲く忘れな草。 こちらは19世紀後半、ヴィクトリア時代のイギリスで作られたモーニングブローチです。 小さな花々は〈忘れな草(Forget-me-not)〉。その名の通り、「私を忘れないで」というメッセージを秘め、亡き人への想いや、変わらぬ愛情の象徴としてモーニングジュエリーに多く用いられてきました。 そして、このブローチの魅力は、その美しい黒の質感の違いにもあります。 縁を取り巻く艶やかな黒は、深い光沢を放つジェット(Jet)。数千万年前の木が化石化した天然素材で、磨き上げるとピアノのような艶が出ることから、ヴィクトリア女王も深く愛した素材です。格式あるモーニングジュエリーの代名詞ともいえる存在です。 一方、中央に浮かび上がる花々は、しっとりとしたマットな質感を持ち、ボグオーク(Bog Oak)と呼ばれる長い時を経て黒く変化したオーク材です。ジェットに比べるとやや素朴で、温かみを感じさせる風合いが特徴で、庶民の間でも広く親しまれてきた素材でした。 このふたつの天然素材が、ひとつのブローチの中で調和しながら、それぞれの個性を際立たせています。 艶と渋み、格式と素朴さ。そのコントラストこそが、静かで奥行きのある美しさを生み出しているのです。 裏面に小さなカケが見られますが、正面からは全くわからず、ご使用に支障はございません。150年以上前のものとしては非常に良好な状態を保っており、時を重ねたアンティークならではの味わいとしてお受け止めいただけましたら幸いです。 時を超えて今に残るこのブローチが、どなたかの想いにそっと寄り添えましたら幸いです。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。目立つキズはございません。 カケは写真の通り裏側1箇所ございます。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW200325-2091
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15金 1897年オパール&ダイヤモンド エトルスカンリバイバルヴィクトリアンブローチ
¥98,000
時代 1897年 チェスター 素材 オパール、ダイヤモンド、15金 重さ 4.5g サイズ 約48×19mm まるで古代の記憶を金細工に閉じ込めたような、静かなるロマンを宿したブローチをご紹介します。 1897年、イギリス・チェスターで生まれたこちらのひと品は、ヴィクトリア時代後期に広く流行した「エトラスカン・リバイバル」の作品です。 中央には、遊色の美しいオパールがふんわりと光を湛え、両脇にセットされたダイヤモンドが静かに煌めきを添えています。石を囲むオーバルの台座には繊細なツイストワイヤーの装飾が巡らされ、さらにその外側には粒金細工(グラニュレーション)の装飾が施されています。これはまさに、古代エトルリアの金工技術に着想を得たヴィクトリア期ならではの「考古学的ロマン」への憧れの表れです。 精緻で均整のとれた左右対称のシルエット、そして金の面を丁寧に彫り込んだ文様は、当時の職人の卓越した技術と美意識を今に伝えていますね。 素材は15金ゴールド。この時代ならではの温かみある金色が、オパールとダイヤモンドを柔らかく引き立て、全体に落ち着いた品格を与えています。 胸元に、あるいは帽子に遠い記憶の美しさを添えてみてはいかがでしょうか。 なお、ブローチ裏面のピン部分は晩年に金属製に交換されており、やや黒ずみが見られますが、着用には問題ございません。アンティークジュエリーの特性としてご理解いただけましたら幸いです。ただしその分10万円をきるお値段に致してあります。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 128年前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。オパール、ダイヤモンド共に目立つキズやカケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW070525-248
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時を超えて語る微細の美―19世紀 細密画ブローチ
¥68,000
時代 19世紀半ば頃 素材 9金 サイズ 23.5mm 重さ 7.3g こちらは19世紀に制作された、優美な円形の細密画ブローチ。 中央には、柔らかな表情を湛えた貴婦人の肖像が極めて繊細な筆致で描かれています。 透明なカバーガラスの下に広がるわずか数センチの世界は、静かな世界。 このブローチに描かれているのは、ふわふわ髪に青いリボンをあしらった気品ある女性。その髪型と服装から、18世紀後半のフランス宮廷風のスタイルが見て取れます。 胸元には小さなバラの花、そして肩には淡く透けるレースのショール。 花やレースといった儚くも贅沢なモチーフは、当時の貴婦人が大切にしていた美意識や身分の象徴として描かれました。 人物が誰であるかは明記されていないものの、ディーラーさん曰く、エリザベート・フィリップ・マリー・エレーヌ・ド・フランス、エリザベート夫人(1764–1794)を写したものだと。 このようなミニアチュールが特に人気を博したのは、18世紀後半から19世紀中頃にかけてのことです。写真技術が登場する以前、人々は大切な人の姿を身近に留めておくため、ポートレート・ミニアチュールをペンダントやブローチに仕立て、日々身に着けたり、旅行先に携えていたのです。 それは恋人や配偶者、家族の愛情の証であり、ときには亡き人の追憶を宿した「ポータブルな肖像画」でもありました。 素材としては、象牙やヴェラム紙など滑らかな下地が使われ、極細の筆で、色を重ねながら肌や髪の質感、布の透け感までを描き分けました。 肖像の生命感を引き出すために、画家たちは膨大な時間と集中力を注ぎ込んだ事でしょう。 このブローチに描かれた女性も、髪の毛のふわふわ感、頬のほのかなピンク味、赤いルージュ、瞳の奥の光までもが、丹念に描き出されています。 背景はごく淡く描かれ、人物の気品と存在感を際立たせていますね。 現代の印刷技術では決して再現できない、人の手による精緻さと温かみが宿っています。 やがて19世紀後半になると、写真の実用化により、ミニアチュールは急速に衰退していきます。 このブローチもまた、「忘れられた一人の女性」を今に伝える、静かな肖像の詩のようです。 このミニアチュールの彼女がエリザベート夫人か定かでありませんが、過ぎ去った時代を時を超えて私たちに語りかけてくるのです。 小さなサイズ感も、さりげなくて素敵ですよね。 この小さなブローチを胸に留めると、 描かれた女性の微笑みに励まされるような、 時を超えてそっと寄り添ってくれるような、静かな強さを感じる気がします。 目立たずとも、確かにそこにいてくれる存在―― 言葉にせずとも心を汲んでくれる、良きパートナーのように。 このミニアチュールはただの装飾ではなく、そっと力を貸してくれる、密やかな守り人のような存在になりそうですね。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 150年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。カバーガラスにカケや目立つキズはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW140921-16
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(18金フレンチイーグルヘッド) エンジェルミニアチュールブローチ
¥220,000
時代 19世紀後半頃 フランス 素材 18金(イーグルヘッド)、パール、エナメル サイズ 約縦20×横43mm 重さ 7.8g このブローチは、まるで小さな詩をジュエリーに写し取ったかのような、胸を打つひと品です。 フランス製であることを示すイーグルヘッドの刻印がうたれ、地金は18金になります。工房の物と思われる刻印も打たれております。 主題は、二人の愛らしい天使たちが白い鳩を籠に入れようとしている瞬間でしょうか。 画面左の天使は、まるでそっと手を差し伸べ、鳩を導いているような仕草をし、右の天使は、鳥籠を開けて愛くるしい顔で鳥籠を見つめています。 その小さな手の仕草、眼差し、髪の柔らかなカール、天使の羽、ドレープの陰影に至るまで、筆致は驚くほど繊細。背景には優しく溶け込むような木立が描かれ、夜明けを思わせる空に一羽の鳩が飛んでいる情景が、物語性を感じます。 白い鳩は、古くから「平和」や「愛」「魂の清らかさ」の象徴とされてきました。一方で鳥籠は、「守られた場所」や「内なる世界」、あるいは「現実の世界」の比喩として使われることもあります。そう考えると、この絵の意味は「愛するものを大切に守る」「大事なものに居場所を与える」といったメッセージが込められているのかもしれませんね。 これは、鳩を捕らえるというよりも、そっと休ませてあげているような優しさの表現です。傷つきやすく美しいものを、そっと包んで守っている——そんなふうにも感じられます。 天使たちは、ただ可愛らしい存在として描かれているのではなく、見る人の心に静かな安心感や希望を与えてくれるようにも思えてきますね。 このようなミニアチュール(細密画)をエナメルで描いた作品は、19世紀フランスの中でも特にリモージュ(Limoges)の工房において高度に発展しました。リモージュは中世以来、エマイユ・パントル(絵画的エナメル)の伝統を誇り、19世紀後半には天使や子どもたち、自然や神話などを題材にした詩情あふれる作品を数多く生み出しています。 このブローチのように、柔らかく溶け合う色彩と緻密なタッチで物語を描き出したエナメル画は、まさにその流れを汲むものです。 おそらくリモージュ、またはその周辺の優れた工房によって制作されたものではないかと推察されます。 まさに、身につけることのできる“小さな絵画”ですね。 ブローチの縁を取り巻くのは、均整のとれたパールの列。パールを貫通させ、針金に通し、ぐるりとフレームに固定されています。このようなパールのセッティングは、19世紀のフランスらしい技巧で、真珠の一粒一粒が作品全体に気品と柔らかさを添えています。 この小さなブローチは、単なる装飾品にとどまらず、心に語りかける物語を持っています。 時代と感情と技術がひとつになったこのブローチは、眺めるたびに深みのある美しさに加えて、静かに響く物語性を感じます。まさに、時を超えて心に残る芸術作品とも言えるでしょう。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。エナメルはルーペでのぞくと汚れがありますが、カケや目立つキズはございません。パールもカケはありませんが、色味の違いやサイズの多少の違いがあります。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW290125-959
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アールヌーヴォーエナメル&パールブローチ
¥57,800
15%OFF
15%OFF
こちらもお試しプライスでの出品です! 時代 アールヌーヴォー 素材 パール、9金 長さ 約36×18mm パール 約2.3mm 重さ 2.2g このアール・ヌーヴォーのブローチは、自然美と職人技の融合が際立っていて、エナメルで装飾された葉はグリーンからピンクへの繊細なグラデーションが見られ、この柔らかな色彩の移り変わりは、植物の葉に差し込む光や季節の移ろいを思わせ、生命感あふれるデザインとなってます。 葉の上にあしらわれた3石のナチュラルパールは、いずれもわずかに歪んだ形状を持ち、完璧ではない自然そのものの美しさを引き立てています。人工的な完璧さではなく自然が生み出す独特の美しさです。 この3石の配置は、花のようにも見え、全体に詩的な雰囲気を与えていますね。 ブローチの枠部分は、アール・ヌーヴォー特有の有機的な流線型のデザインで、自然界の植物や蔓を抽象的に表現していて、左右に広がるように流れるようなラインは、動きや柔らかさ、自然のエネルギーを表現しています。 このようなフォルムは、19世紀末から20世紀初頭にかけてアール・ヌーヴォーのデザインに広く見られ、幾何学的な硬さを排除し、自由で自然な曲線を用いることが特徴です。 技法についてですが、この時代のブローチにはエナメルの着色と金属細工の精緻さが融合されています。金の柔らかな質感とエナメルの艶やかさのコントラストは、職人が材料の特性を熟知していたことを物語りますね。 葉脈を彫りその上に半透明のエナメルが施されているのです。 また、ナチュラルパールもあえて目立たせることなく全体のバランスを保つようにデザインされている点で、非常に洗練されていると感じますが如何でしょうか? 自然を敬愛しながらも独創的な美を追求したアール・ヌーヴォーを感じる美しいブローチです。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。パールは目立つキズもなく瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW041224-281A
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ジョージアンモーニングブローチ
¥38,000
時代 1817年 素材 パール、水晶、ペーストガラス、9kゴールド ブローチサイズ 縦18mm×横22mm ペーストガラス 直径約3.3mm 漆黒のフレンチジェットペーストガラス、 小さな小さなナチュラルパールの表面はいくぶん時を経てきた雰囲気がかえって美しさとなって見え、その中央の水晶で閉じられたコンパートメントには愛する人の髪の毛を丁寧に編み込んで、大切にしまった、204年前のジョージアンモーニングブローチ。 ペーストガラスと聞くとなんとなく安価に思いがちですが、当時のペーストジュエリーの製作には高度なスキルを要し、その美しさからも、立派なジュエリーとして王侯貴族などからも高く評価されました。 当時は高価なダイアモンドの代替品をして作られたペーストガラスですが、ペーストの底にフォイルを当てることにより、グラスの発光をさらに引き出したり、硬度の高いダイアモンドと違い、柔らかく扱いやすいペーストは、多面にファセットが施されたり、様々なシェイプに削り作る事ができたのです。 アンティークジュエリーの中でもジョージアン時代の物はその希少性からも価値が高く扱われている、 そんな貴重な小さな小さなブローチです。 そこには沢山のストーリーが詰まっている事でしょう。 ブローチの裏側には John Dopken (か、Dofeken) Ob(?) 11 June 1817 alt(?) 46 In Life belsvesl In Desthlsment と彫られています。 アンティークは大好きだけど、流石に髪の毛は…という方も少なからずいらっしゃる事と思います。 私は常々過去に生きたい人より今生きている人の方が恐ろしとさえ思う事があるタイプの人間ですから、こうした髪の毛は気にならないのですけどね。 逆にどんな方だったのかしら? などと過去へタイムトリップしたりして楽しんでおります。 でもこればかりは人それぞれですから、好き嫌いがはっきりと分かれるカテゴリーだと思います。 胸元のワンポイントとして、控えめながらも、そこどこの物とは別格の存在感を放っていくれるひと品です。 二百年という歳月は、このブローチに格別な表情を与えていますね。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違いますのであらかじめ上に記載のサイズをご確認下さい。 ※ 200年以上前の古いお品物とあり、キズ、スレがございます。 現行品の様な完璧な物をお求めになりたい方はお控え頂きたく存じます。m(_ _)m アンティーク品特有の風合いとして感じていただける方のご購入をお願い致しております。m(_ _)m
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エナメルヴィクトリアンブローチ
¥98,000
時代 1883年 素材 エナメル、14kゴールド サイズ 約13mm 僕が悪さをしてしまったの、ご主人様にわかってしまったかな? ごめんなさい、あまり怒らないでね。 とでも言わんばかりの愛くるしい表情が可愛らしいエナメルブローチのご紹介です。 人間と犬の繋がりは今も昔も変わらず、犬や猫が主役の作品を度々みますよね。 こちらはおそらく貴族階級の紳士がオーダーで作ってもらった物と思われる特別なひと品です。 きっと特別な思いを持って、犬のご主人様だった紳士の方はこのブローチをオーダーし、身に付けていた事と思います。すでにご主人様もワン様もこの世ではない遠い場所に旅だっていますが、このブローチを通して、1人+1匹の関係に暖かいぬくもりさえも感じるのは、私がアンティーク好きでもあり、犬好き(猫も好き、動物大好き)だからなのでしょうか。 犬を飼った事がある方はわかると思いますが、この目、しますよね!少し上目づかいの表情。 ブローチを左胸にして、下を見ると上目づかいのこの子と目が合うような構想になっています。 こんな目をしてご主人様を見つめていたのでしょうね。舌をペロッと出した感じといい、可愛いがられてきた幸せな犬だった事がうかがえます。 さて、こちらのブローチはエナメルで出来ています。 エナメルとはガラスの粉を水に溶かして描き、焼き付けるもので、ガラス質のため、艶やかな光沢があり、その煌めきは宝石にも匹敵します。 私も高校生の頃に所属していた美術部でエナメルを焼いた事がありますが、それはそれは思い通りにならないといったら、びっくりするヘンテコな作品が出来上がりました。 そんな難しい技術を持ってこそ、髪の毛のフワフワ感や、目や鼻の艶感を出す事ができるのでしょうね。 職人が作り出したジュエルと言っても過言ではありません。 シンプルなローズゴールドの枠ですが、小さな金の粒を1つ1つ丁寧にロウ付けをして作成され、そのすべてがもちろん手作業になり、その光の影のコントラストが美しいです。 小さくともブラック&ホワイトのメリハリがあり、 可愛らしさもありながら、 紳士的なカッコ良さもあるブローチです。 この子の里親様を募集中です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違いますのであらかじめ上に記載のサイズをご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品物ですので、現行品の様な完璧な物をお求めになりたい方はお控え頂きたく存じます。m(_ _)m アンティーク品特有の風合いとして感じていただける方のご購入をお願い致しております。m(_ _)m ※ 銀行振込をご希望の方は [email protected] までご連絡ください。 お客様にはご不便をお掛けしてしまいますが、 しばらくの間ネットストア経由ではクレジットカードのみのご購入とさせて頂きます。