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オールドマインカットダイヤモンドプラチナソリテールリング
¥120,000
時代 20世紀前半頃 素材 ダイヤモンド、プラチナ サイズ 13号(±3号) ダイヤモンドサイズ 約4.3×3.8mm 重さ 1.8g まるで小さなアールデコ建築のように、凛とした美しさを湛えたオールドマインカットダイヤモンドリング。 センターには、ころんとした四角みを帯びたオールドマインカットのダイヤモンドが輝きます。 現代のブリリアントカットとは一線を画す、柔らかくも奥行きのある煌めきを放ちます。 今週ご紹介しましたダイヤモンドよりは小粒ながら、堂々とした厚みと存在感があり、光を受けるたびに内側から静かに光を灯すような煌めきは、現代のダイヤモンドではけっして味わう事ができません。 どこかあどけなさを感じさせるフォルム。その不完全さがむしろ愛おしく、長い時を経てきた石だけが宿す、優しく温かな煌めきが魅力です。 厚みのあるプロポーションは手元でふっくらと存在感を放ち、どの角度から見ても豊かな表情を見せてくれますよ。 ショルダーには小さなダイヤモンドが埋め込まれ、繊細なミルグレイン装飾が施されています。横顔までもが美しいリングで、直線と曲線のバランスが絶妙に計算されています。 地金はプラチナ。時を超えてもなお気品を保ち続けるこの素材が、リング全体の空気感を一層引き締めていますね。 手に取るたびに、新しい物語がそっと立ち上がるような、さりげなくも特別なひと品です。 写真ですと白く写ってますが、実物は透明感のある美しいダイヤモンドです。 ※サイズのお直しは無料ですが、刻印の関係上±3号までです。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW140525-1082
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4.8mmオールドヨーロピアンカット ダイヤモンドのソリテールリング
¥148,000
時代 20世紀前半頃 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ 10号 ダイヤモンドサイズ 約4.8mm 重さ 1.8g 台座高さ 約4mm 内側から湧き上がるような、アンティークダイヤモンドならではのしっとりとした輝きを湛えた、オールドヨーロピアンカットのダイヤモンドソリテールリング。 その魅力を静かに際立たせるのは、潔いほどに装飾を排した、究極にシンプルなソリテールの佇まいです。 ダイヤモンドは、クラウンの高さをしっかりと残し、オープンキュレットを持つ美しいプロポーション。 光を受けて瞬くというよりは、どこか静けさの中でたたずむ水面のように、内側からじんわりと湧き上がるような艶やかさがあります。 これは近代のブリリアントカットとは異なる、アンティークダイヤモンド特有の味わい。光の強さというよりは、ニュアンス、奥行き、そして詩情が宿ります。 18金のアームは、クラシックなナイフエッジの形状。ショルダーにかけて絞られるように細くなっていて、ダイヤモンドへと自然に視線が導かれる設計です。 こうしたアームの形状は「ナイフエッジ・ショルダー」と呼ばれ、20世紀初頭のソリテールリングで好まれたスタイルでした。 このようなリングは、アンティークジュエリー初心者の方にもたいへんおすすめですよ。 というのも、1粒のソリテールは他のリングと組み合わせやすく、コーディネートの幅が非常に広いからです。 たとえば ・別のソリテールリングと合わせてトワエモア (Toi et Moi)風に ・カラーストーンやエタニティリングと重ねて現代的な表情に ・クラシックなバンドリングと合わせてスタックリングとして楽しむのも素敵です。 オールドヨーロピアンカットは、19世紀後半〜20世紀初頭にかけて主流だったカットです。 現代のように機械ではなく手作業でカットされていたため、一石一石が少しずつ異なる個性を持っています。カットの中に「人の手の痕跡」が見えることもまた、アンティークならではの美しさ。 ただの飾りではなく、時間と手仕事、そして石そのものの「物語」がそっと指に宿る── そんな感覚を、ぜひお楽しみください。 ※サイズのお直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物やキズはありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。 カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW230425-124
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5mmオールドヨーロピアンカットダイヤモンドソリテールリング
¥198,000
時代 20世紀前半頃 素材 ダイヤモンド、18金、プラチナ サイズ 13号 (お直し±2号まで) ダイヤモンドサイズ 約5mm 重さ 2.4g 台座高さ 約4.5mm まるで台座からこぼれ落ちそうなほど、たっぷりとした厚みと5mmという直径を誇る大粒のオールドヨーロピアンカットダイヤモンド。たったひと粒で手元に圧倒的な存在感と気品をもたらしてくれます。 セッティングは、クラシックなコレットセッティング。ダイヤモンド全体を縁でしっかりと包み込むことで、石の美しさを引き立てながらも、どこか守られているような安心感と洗練を感じさせます。このセッティングだからこそ叶う、ダイヤモンドのふっくらとした厚みが活きた横顔は、アンティークならではの醍醐味です。 現代のブリリアントカットにはない、どこか柔らかで深みのある輝き。 オールドヨーロピアンカットは、蝋燭の灯りのもとで最も美しく輝くように設計されたカットです。光を受けるたびに、きらきらと繊細なシンチレーション(煌めき)を放ち、まるで過去と現在の狭間で静かに息づいているかのようです。 シャンクは18金イエローゴールド、石座にはプラチナが用いられ、当時の職人技術と美意識が凝縮されています。プラチナの縁取りが、ダイヤモンドの透明感と奥行きをよりいっそう際立たせていますね。 このリングの内側には「20/2/60」の刻印が。おそらく1960年2月20日、大切な人に贈られた婚約の証だったのでしょう。当時すでに、眩しいほどに輝くモダン・ブリリアントカットが宝飾界の主流となっていました。そんな時代にあって、流行に惑わされず、あえて過去の美に魅せられたアンティークリングを選んだ二人。その選択に、私は深い共感を覚えます。 厚みのあるクラウン、手作業で整えられたファセット、わずかなオープンキュレット。現代の完璧さとは異なる、不揃いだからこそ心に残る美しさ。 オールドヨーロピアンカットは、蝋燭のような柔らかな灯りのもとで揺らめくように輝き、見るたびにどこか懐かしく、そして温かい気持ちにさせてくれます。 装飾を削ぎ落としたシンプルな構成だからこそ、100年以上の時を超えたアンティークダイヤモンド本来の魅力が、まっすぐに心に響きますね。 その輝きには、石の内側に宿る数万年の地球の記憶と、贈った人、贈られた人、そしていま、こうして新たな手元に迎えられたあなたの物語までもが、優しく溶け込んでいるのです。 ふっくらとした厚み、光を内に抱くような静かな輝き。そこには、かつてこのリングを愛した誰かの時間も、そっと封じ込められているかのようですね。 Instagramに動画がありますのでご覧下さい。 ※サイズ直しは無料ですが、刻印等の関係上、±2号までです。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物やキズはありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
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羽ばたくように!オールドマインカットダイヤモンドゴールドリング
¥88,000
時代 20世紀初頭 素材 ダイヤモンド、14金 サイズ 16号 ダイヤモンドサイズ 約3.5mm フェイス幅 約7.6mm 重さ 3.3g ひと目見た瞬間、心にふわりと舞い降りてくるような美しさを持ったリングは、まるで天使の羽根のように、優雅に波打つデザインが印象的なひと品です。 アームにはアカンサスの葉を思わせる植物文様がリズミカルに刻まれ、自然の躍動感と静けさが共存するかのよう。 滑らかなカーヴと立体的な絞りが織りなす造形は、まるで風に乗って羽ばたく一瞬をとらえたかのようで、どの角度から眺めてもうっとり。 アームの途中には、楕円形の小窓のような透かしがあしらわれています。この空間があることで、リング全体の印象が一層軽やかになり、装着時には指に溶け込むような心地よさを感じさせてくれます。 中央には、小粒ながらもみずみずしい輝きを放つ、オールドマインカットのダイヤモンドが一石。古い手仕事によってカットされたこのダイヤモンドは、現代のブリリアントカットとは異なる柔らかさと奥行きを持ち、静かな光の粒が瞬くような美しさを湛えています。 このダイヤモンドを支えるのは、すっと伸びた長い爪。その繊細な造形は単なる石留めの役割を超え、リング全体のデザインの一部として見事に調和しています。 まるで宝石をそっと抱き上げる指先のように、ダイヤを軽やかに持ち上げ、その存在感を際立たせています。 内側には「585」の刻印が見られます。これは一般的に14金(58.5%の純金含有)を示すもので、ドイツやスイス、オーストリアなどで使われていたものです。 もうひとつの楕円形の刻印は、どこかアイルランドの22金ホールマークに似た雰囲気もありますが、明確な読み取りはできず、メーカーズマーク(製造者の印)の可能性も含め、詳細は不明です。しかしながら、その確かでない部分にこそ、アンティークならではの浪漫が宿っています。 時を超え、手元に舞い降りたひとつの美しいかたち。 控えめでありながら、心に深く残る存在感。 このリングは、ただ身につけるだけで、日常の中にそっとリズミカルな光を添えてくれそうです。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW140525-1043
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8つの花びらのバターカップトワエモワリング
¥69,800
時代 20世紀初頭頃 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ 12号 ダイヤモンドサイズ 約2.8mm バターカップサイズ 約4.5mm フェイス幅 約6.7mm 重さ 2.1g ふたつの小さなオールドカットダイヤモンドが寄り添うように配された、バターカップセッティングのトワエモアリング。 バターカップリング(buttercup ring)は、ヴィクトリア時代によく見られるデザインで、小さな花のような形状の石座(セッティング)が特徴です。「バターカップ」という名前は、キンポウゲ(buttercup)という花に由来していて、その丸く開いた花びらのような形を模したことからこの名がついています。 花びらの数には厳密な決まりはありませんが、一般的には6枚や5枚の花びらで構成されている事が多く、8枚のバリエーションも存在します。 これは職人の意匠や時代背景、石のサイズ・形状によって変わるため、厳格なルールというよりは、 「典型的には5.6枚だが、例外もある」というのが正確です。 ヴィクトリアンジュエリーは職人の個性が出やすい時代のものなので、同じバターカップスタイルでも細部が一つ一つ異なるのが魅力の一つです。 気になるリングがあれば、その花びらのデザインや数にも注目してみると、また違った楽しみ方ができますよ。 今回はバターカップのトワエモワですから、特別です。 どちらの石もオープンキュレットのオールドヨーロピアンカットダイヤモンド。小さくとも柔らかな光をたたえています。斜めにセットされた八つの花びらのバターカップは、まるで風に揺れる花のようで、本当に愛らしいのです。左右からそっと手を差し伸べるように伸びるアームが、その花を優しく支えています。 トワエモア(toi et moi)リングは、19世紀から20世紀初頭にかけて愛された定番のデザインですが、こちらはその中でもとびきり可憐なひと品ではないでしょうか。 華やかさを主張するのではなく、日々の装いにそっと寄り添い、優しい気持ちを思い出させてくれるような存在です。 小さくとも心に残る、小さな名脇役! さりげなく身に着けていただくことで、ジュエリーに込められた“ふたり”の物語を、静かに語り始めそうですね。 ※ サイズのお直し代を頂戴致します。 サイズ直しをご希望の方は、 オプション選択をお願い致します。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。ルーペでしっかり確認済みです。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW070525-910
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(18金)サードニクスカメオのヴィクトリアンリング
¥128,000
時代 1901年 バーミンガム 素材 18金、サードニクス サイズ 13号 (サイズ直し±1号のみ可能、無料) 重さ4.7g まるで遥か昔の神殿からそっと取り出されたかのような、神秘的な美しさを湛えたアンティークリング。 1901年、エドワード朝の幕開けとともに英国バーミンガム、18金の純度を保証するホールマークがしっかりと刻まれていて、その存在が語るのは確かな品質と、120年以上の歴史を静かに生きてきた証です。 リングの主役は、サードニクス(縞メノウ)のカメオ。四角いフェイスに美しく切り出されたこの石は、深いオレンジと白のコントラストを活かし、まるで光の中から浮かび上がるような女性像が彫り出されています。 カメオ細工において、サードニクスはとりわけ珍重される素材のひとつで、異なる色層をもつ天然石です。その構造を見極めながら、上層の白い部分だけを彫り出すことで、鮮やかな背景とのコントラストが生まれます。このリングに彫られているのは、ゆったりとしたドレープを纏い、静かに佇む一人の女性像。流れるようなシルエットと柔らかな表情には、古代ギリシャの女神やミューズを想い起させる気品と、時間の彼方から語りかけてくるような神秘性が宿っています。 石の層の厚みを見極めながら、職人の手によって一点一点丁寧に彫刻され、硬質で扱いの難しいサードニクスにこのような柔らかな線を与えるのですから、熟練の技術と芸術的なセンスが不可欠であった事がわかりますね。 因みにこのようなハードストーンカメオの制作は、19世紀から20世紀初頭にかけて、イタリアの職人によって盛んに行われ、英国はそれを輸入し、金細工と融合させる形でジュエリーに仕立てることが多くありました。精緻で立体的な表現を可能にするサードニクスカメオは、特に上流階級の間で人気を博し、教養と美意識の象徴とされたのです。 リングの構造もまた、この時代ならではの魅力を湛えています。アームは中央で絞られ、そこから繊細なカーブを描いて二股に分かれたショルダーへと続きます。その流れるようなラインと、先端の“くるん”とした装飾は、どこかギリシャ建築のコリント式柱頭を彷彿とさせ、装飾的でありながら洗練されたシルエットを保っています。全体としては一見控えめながら、眺めるたびに新たな美しさが立ち上がるような、知的で奥行きのあるデザインです。 女神のように静かに。 時を超えて今ここに辿り着いたこの小さな芸術作品が、持ち主の人生のなかで、また新たな物語を紡いでゆくことでしょう。 ※過去のお直しでしょうか?真円ではありません。ご承知おき下さい。 ※フルホールマークの関係上、サイズ直しは±1号までとなります。無料でさせて頂きます。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW180325-33
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オールドマインカットダイヤモンドフォーストーンリング
¥450,000
時代 20世紀初頭 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ 18号 重さ 6.4g ダイヤモンドサイズ 約 5mm、5mm、4.6mm、4.3mm ゴツゴツ感と重厚感がたまらない! シンプルなリング、でもダイヤモンドの個性がはっきりとした、存在感のあるリングをお探しの方! ぜひお手に取ってご覧頂きたいです。 フォーストーンリングは、スリーストーンやファイブストーンのように確立された象徴的な意味は持たないかもしれません。しかし、それもこのリングの魅力とも言えます。 フォーストーンだからこそ、身に着ける人が自由に意味を見出し、自らの物語を託すことができるかもしれませんね。 例えば、「四季の移り変わり」などはどうでしょうか? このリングを指に通すと、春の芽吹き、夏の陽光、秋の実り、冬の静寂が、一つ一つのダイヤモンドに映し出されるって思うと、すごく素敵に感じませんか? あるいは、人生の節目—— 例えば誕生、成長、愛、そして成熟を示すものとしても素敵です! このリングにセッティングされた大粒のオールドマインカットダイヤモンドは、ひと粒ごとに異なる個性を持ち、それぞれの石が異なる光の表情を見せます。機械で均一にカットされた現代のダイヤモンドとは違い、一つ一つが手作業で成形されているため、光をとらえる角度によって陰影が生まれ、立体的なきらめきを放ちます。 まるで時の波に磨かれた氷の結晶のようです。先に述べた通り、ひとつひとつが手作業でカットされたため、完璧な対称性とは無縁ですが、それこそがこのリングの真髄だと思うのです。 ゴツゴツとしたフォルム、不揃いなファセットが生み出す光の揺らぎ、 そのどれもが、現代の均一に整えられたダイヤモンドには決して生み出せない、深みのある輝きを放っている。 それはまるで夜空に瞬く星々がそれぞれ異なる輝きを見せるように、独特の光のリズムを持っているかのようです。 指に馴染みなじみやすく、手元にドラマを添える。この不完全さの中にこそ、真の美しさが宿っているのだと思うのですが、皆様はどう思いますか? そして、このリングの魅力はそのボリューム感にもあります。厚みのあるゴールドのアームがダイヤモンドをしっかりと包み込み、クラシックな安心感と同時に、存在感のある華やかさを演出しています。 それでいて、フォルム自体は無駄のないシンプルなデザイン。だからこそ、フォーマルな場面では品格を添え、 カジュアルな装いにも溶け込む万能なひと品です。 ヴィクトリアンジュエリーには、持ち主の思いを映し出すような象徴的なデザインが多く存在します。このフォーストーンリングもまた、その人自身のストーリーを刻み込むことのできる、唯一無二の存在になってくれる事でしょう。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 ABX080824-923
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オールドカットダイヤモンドデコラティブリング
¥85,000
時代 20世紀前半頃 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ 19号 (−10号までお直し可能) ダイヤモンドサイズ 約3mm 台座高さ 約4.5mm 重さ 2.2g このアンティークリングの台座には、まるでカルトゥーシュを思わせるような、優美な装飾が施されています。 カルトゥーシュとは、もともと古代エジプトで王の名前を囲む楕円形の枠を指しますが、ヨーロッパの装飾芸術においては、流麗な曲線を用いた額縁のようなデザイン、厚紙の一端あるいは両端が巻込まれているような装飾デザインとして広まりました。 特にバロックやロココの時代には、建築や家具、ジュエリーの細工にも取り入れられ、優雅な装飾効果をもたらしました。 このリングの台座の透かし細工も、まるで小さなカルトゥーシュが支え合うような構造を持ち、リング全体に軽やかで気品のある印象を与えています。 18金イエローゴールドとホワイトゴールドのコンビネーションはどんなジュエリーとも合わせやすく、中心にセットされたオールドカットダイヤモンドが柔らかくも力強い輝きを放っています。 オープンキュレットのアンティークダイヤモンド自体は小ぶりながらも、このリングの魅力は決して石の大きさでは語れません。 むしろ、丹念に施されたフィリグリーのような透かし細工や、花のようにも見えるクラウンセッティングが、まるでジュエリーの彫刻とも言えるほどに美しく、指元に軽やかな優雅さを添えています。 この時代のリングには、金属の持つ質感や光の透過を生かした技巧が凝縮されています。 ホワイトゴールドを使用することで、ダイヤモンドの輝きをより引き立たせるとともに、イエローゴールドの温かみとの対比が生まれ、繊細でありながらも存在感のある印象を与えます。 さらに、アシンメトリーな曲線や彫刻的な施しが、アールヌーヴォーからエドワーディアンへと移行する時代のデザインのエッセンスを感じさせ、まるで小さな美術工芸品のような趣を醸し出しています。 手作業で施されたこの細工は、当時の熟練した職人技の賜物であり、現代の機械加工では決して再現できない繊細な美しさを持っています。 時を超えて受け継がれたこのリングが、また新たな持ち主のもとで輝きを放つことを想像すると、アンティークジュエリーの持つ特別な魅力を改めて感じずにはいられませんね。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。 カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
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ヴィクトリアン ダブルロウ オールドカットダイヤモンドリング
¥280,000
時代 19世紀後半頃 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ 12号 重さ 3.3g フェイス幅 約8.5mm ダイヤモンドサイズ 約 3.3mm. 3mm. 2.3mm オールドカットダイヤモンドが贅沢に2列に並ぶ、静かなる気品を纏ったヴィクトリアンのダブルロウリングのご紹介です。 19世紀後半の英国で流行したこのスタイルは、王侯貴族や上流階級の女性たちの指を彩り、社交界や晩餐会の華やかな場面で輝きを放っていた事でしょう。 このリングの魅力は、そのシンプルでありながら計算された美しさにあります。装飾を削ぎ落としたデザインが、オールドカットダイヤモンドの持つ本質的な輝きを引き立てています。 中央を走るゴールドのバーがダイヤモンドを静かに支え、その煌めきを際立たせることで、まるで宝石の帯が指を優雅に包み込むかのような錯覚を生み出します。 オールドカットダイヤモンドは、現代の機械的なカットとは異なり、一つ一つ職人の手作業で研磨されたもの。 完璧な均一性はなく、それぞれが個性を持ち、ゆらぎのある輝きを放ちます。ロウソクやガス灯のもとで揺らめく光を最大限に生かすよう計算されたこのカットは、まるでリング自体が生きているかのような温かみを感じさせます。 ひと粒ひと粒に宿る歴史や、手仕事ならではの味わい深さを指先で感じることができるのも、このリングならではの魅力です。 このようなリングを身に着けたのは、格式ある家庭の淑女や、文化と芸術を愛する女性たちだった事でしょう。 彼女たちは、装飾に頼らずとも本物の美しさを知り、時を超えて愛されるジュエリーを身につけることに誇りを持っていた事でしょう。 時を経てもなお、このダブルロウリングは、クラシカルな気品と穏やかな輝きを湛えています。 華美な装飾を必要とせず、オールドカットダイヤモンドそのものの魅力を堪能できるデザインは、シンプルでありながらも特別な存在感を放つもの。 静かな美しさを求める方にこそ、ぜひ手に取っていただきたいひと品です。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。目立つキズやカケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW191224-449
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エメラルド&ダイヤモンド ポストアールデコリング
¥120,000
時代 1935年〜40年頃 素材 エメラルド、ダイヤモンド、18金 サイズ 10号 エメラルドサイズ 約4mm 台座高さ 約4.7mm 重さ 3.2g このポストアールデコリングはその時代の移行期に特有のデザインが魅力的なひと品です。 中央にセットされたエメラルドは、鮮やかなグリーンが目を引くエメラルドカット、エメラルドカットは、そのシンプルさの中に現れる透明感と直線的な美しさが石の個性を引き立てるカット技法で、クールでカッコいいですよね。 さて、エメラルドは、その美しいグリーンが特に珍重される宝石ですが、他の宝石に比べて内包物(インクルージョン)が多いことでも知られています。これはエメラルドが生成される際の地質条件によるものだそうで、これらの内包物は「エメラルドの庭園(jardin)」と呼ばれることがあります。この詩的な表現は、内包物がまるで庭園の景色のように見えることから名付けられたそうで、エメラルドの個性と魅力でもあるのです。 多くの宝石は無欠点であることが理想とされますが、エメラルドにおいては内包物が存在することが一般的です。このリングのエメラルドにも微細な内包物が見られますが、それは天然エメラルドである証。まさに「唯一無二」の存在感を感じさせてくれます。 そしてエメラルドは古代より「再生」や「希望」を象徴する宝石とされ、特にこのような鮮やかなグリーンは幸福感や生命力を呼び起こすそうですよ。 エメラルドを挟むように配された小さなダイヤモンドは、控えめながらも輝きでエメラルドを引き立て、全体にバランスの取れたデザインです。 リング全体の台座には、ポストアールデコ特有の装飾性が際立っています。アールデコ時代に流行した直線的で幾何学的なデザインが基本にありつつも、ポストアールデコ期では装飾性がさらに高まり、曲線や優雅さが加わる傾向がありました。 このリングもその例に漏れず、サイド部分に細やかな彫金が施され、黄金のアーチのようなモチーフが構築されています。 このアーチ型の装飾は、クラシカルな気品を感じさせると同時に、全体のフォルムに柔らかさをもたらしています。 このリングの台座はエメラルドをしっかりと支えつつ、全体を軽やかに見せてくれ、手に着けた時のフィット感と心地よさが保証されたひと品です。 アールデコ時代(1920年代から1930年代)は、第一次世界大戦後の機械化や近代化を反映し、幾何学模様や直線的なデザインが中心でした。その一方で、ポストアールデコ期(1930年代後半から1940年代)に入ると、時代の流れと共にデザインに柔軟さが加わり、より有機的で女性らしい装飾性が重視されるようになります。このリングもその時代の移行期ならではの美学を感じますね。 エメラルドの鮮やかな色彩と時折り見せるダイヤモンドのきらめき、そして台座に施された職人技の結晶である彫金の細やかさは、現在の大量生産のジュエリーでは決して再現できない個性を宿しています。 このリングの魅力は、歴史的背景と個々のパーツが織りなすデザインの美しさにあります。ぜひ、あなたの手元でその物語を紡いでください。 ※サイズのお直しは無料ですが、刻印の関係上−3号、+5号までとなります。ご承知おき下さい。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 90年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどがございます。エメラルドは内包物はありますが、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。 カケや目立つキズはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW301024-1995
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アールヌーヴォーオールドカットダイヤモンドセブンストーンアカンサスリング
¥450,000
時代 19世紀末 素材 ダイヤモンド、14金 サイズ 21号 フェイスサイズ 縦21mm センターダイヤモンド 3.5mm 重さ 5g こちらのアールヌーヴォーリングは、自然の中に宿る生命力をそのまま指先に宿したかのような、息を呑むほど美しい逸品です。2025年の最初にご紹介するお品にピッタリなのではないでしょうか。 ゴールドの繊細な曲線は、アカンサスの有機的なデザインで、自然界の優美さと力強さを見事に表現しています。 自然からインスピレーションを受けたアカンサスデザインは、自然と人間の創造性が調和する美しい象徴です。 特にルネサンス期やアールヌーヴォー期において、このデザインは自然を称える装飾として重視されました。 アカンサスデザインは、再生、栄光、自然との調和を象徴し、古代から現代まで装飾芸術において重要な役割を果たしてきたのです。 その意味を理解し、このリングに込められた意図を味わうことで、デザインの魅力をさらに深く感じることができますね。 中央に縦一列に配置されたオールドカットダイヤモンドは、それぞれ手作業でカットされたため、現代のダイヤモンドとは異なる個性ある煌めきを持ちます。このカットの特徴である柔らかな輝きが、リング全体に時を超えた温かみとエレガンスを与えています。ダイヤモンドの配置は、まるで水滴が葉の上を流れるような軽やかさと流動性を感じさせ、自然の一瞬の美を捉えたかのようです。 さらに、このリングの美しさを際立たせているのはその巧みに計算されたバランスです。ゴールド枠デザインのアシンメトリー感や、精密な職人技が見て取れて何度も見返してしまうほどです。 細部に至るまで施された装飾には、熟練した職人の手仕事の跡がうかがえます。ゴールドの台座は、ダイヤモンドを軽やかに持ち上げながらもその輝きを最大限に引き立てる役割を果たしています。この絶妙なデザインは、ジュエリーとしての美しさだけでなく、着け心地の良さも考慮されていて、当時の高度な技術と感性の融合がうかがえます。 アールヌーヴォーの時代背景を考えると、このリングは自然との調和や生命力の美を祝福するアートピースといえますね。 19世紀末から20世紀初頭にかけての急速な工業化の中で、芸術家や職人たちは自然への回帰を求め、曲線や植物モチーフを取り入れた作品を多く生み出しました。このリングもその一例で、身につける人に自然の優美さや調和の精神を伝えるようにデザインされています。 このリングは、当時の職人たちが自然と向き合い、その息吹を永遠の形に留めようとした努力の結晶です。その美しさは時代を超え、今なお見る人を魅了し、身につける人に特別な感動を与えます。 あなたの指にこのリングを纏えば、当時の情景や自然の息吹が甦り、現代でもなお失われないエレガンスを感じていただけることでしょう。 アンティークダイヤモンドセブンストーンリングがもつ意味も特別に感じますね。 数字「7」が持つ調和やスピリチュアルな意味、そしてダイヤモンドが象徴する永遠の愛を合わせ持つジュエリーです。その歴史的背景やアンティークならではの手仕事の美しさは、現代においても特別な価値を持ち、贈り物としても自分へのご褒美としても素晴らしい選択と言えるではないでしょうか。 ※アールヌーヴォー(1890年代~1910年頃)は比較的短命な芸術運動でした。この時期に作られたジュエリーは、限られた期間にしか製作されておらず、特にその中で指輪のデザイン数は少なめでした。 そのため、そもそもの供給が限られています。 非常にレアなお品物であるからこその価値である事をご理解いただけますと幸いです。 ※サイズのお直しは無料ですが−10号までになりますのでご承知おき下さい。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドは内包物はありますが、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 MMS080924-10
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サファイア&オールドカットダイヤモンドのクラスターリング
¥155,000
時代 20世紀初頭頃 素材 サファイア、ダイヤモンド、18金、9金 サイズ 13号 フェイスサイズ 8mm サファイアサイズ 3.7mm 重さ 2.3g サファイアとオープンキュレットのオールドカットダイヤモンドのクラスターリングは、時代を超えて愛される英国アンティークらしいひと品ですね。 青いサファイアの色は「忠実な愛」を意味するとされ、英国王室の婚約指輪に選ばれてきました。また、ダイヤモンドとの組み合わせが、クラシックでありながら永続的な美しさを象徴している為、英国王室における婚約指輪にサファイアとダイヤモンドが選ばれる伝統が続いているのです。 こちらのリングの小ぶりなサイズ感は、手元をさりげなく華やかに彩り、装いにクラシックな品格を添えてくれます。 センターのサファイアは、英国の伝統的なブルーサファイアらしい深い色味を持ちながら、光を受けると石の内部から鮮烈なブルーの輝きが現れます。室内ではシックで落ち着いた印象を与え、日差しの中では鮮やかでエネルギッシュな輝きに変化して、ブルーサファイアらしさを感じます。 センターを取り囲むオールドカットダイヤモンドは時代を感じさせる手仕事の美を感じます。それぞれのファセットの微妙な違いが織りなす煌めきは職人の手の温もりが感じられ、アンティークならではですね。 現代のブリリアントカットとは異なり、オールドカット特有の柔らかで温かみのある輝きが、サファイアをより際立たせ、リング全体にクラシックな雰囲気を漂わせます。 ショルダー部分のデザインは英国アンティークらしい繊細でありながら存在感のあるデザインが施されていて、全体のバランスを見事に引き締めています。このようなショルダーデザインは、19世紀から20世紀初頭のジュエリーでよく見られる特徴で、時代背景を知ることでさらに深い魅力を感じられるでしょう。 カジュアルなデイリースタイルから特別な日のフォーマルな装いまで、幅広いシーンで活躍します。単独で身につけても十分に存在感がありますが、他のジュエリーと重ね着けしても美しくまとまります。 アンティークジュエリーは、新しい持ち主のもとで再びその輝きを取り戻し、新たな物語を紡ぐことができる特別な存在です。このリングもまた、時代を超えて受け継がれるべき価値と魅力を備えています。ぜひこのリングを手に取って頂き、その美しさと歴史の深さを感じてみてください。それは単なるジュエリー以上の、人生を豊かに彩る一部となりますよ。 このリングには、かつてのオーナー様がサイズ調整を行うために取り付けられた9金の金具がございます。この調整金具は、リングのアームを切らずにサイズ変更をするために取り付けられたもので、当時の所有者様がこのリングを大切に愛用されていた証といえるものです。 リング本体には18金の刻印がしっかりと残っており、金具の存在はアンティークジュエリーならではの歴史や物語を感じさせます。こうしたディテールも楽しいですね。 サイズ変更の場合はこちらの金具を外してサイズ変更となります。 Instagramに動画もございますので参考になさって下さい。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンド、サファイアはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW091024-1167
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オールドカットダイヤモンド&サファイアのカリブレカットセットのアールデコターゲットリング
¥138,000
時代 アールデコ 素材 ダイヤモンド、サファイア、18金、プラチナ サイズ 14.5号 フェイスサイズ 7mm ダイヤモンドサイズ 3.7mm 重さ 1.6g このアールデコリングは、1920〜1930年代の華やかな時代背景と、当時の卓越したジュエリー技術を語り継ぐひと品です。 アールデコ様式は第一次世界大戦後の近代性や対称美を追求したデザインが特徴です。この時期のジュエリーは、機械技術の進歩と装飾芸術が融合し、斬新で大胆なデザインが次々と生み出されました。 このリングにもその時代ならではのユニークな要素が随所に見られますね。 中央に輝くオールドカットダイヤモンドは、当時の技術で一つ一つ手作業でカットされたものです。このカット技法は、現代のブリリアントカットとは異なり、自然光を柔らかく反射する温かみのある輝きが特徴です。このダイヤモンドは、クラシックな雰囲気を醸し出しつつも、シンプルで上品な輝きを放ちます。 そしてこのダイヤモンドを囲むサファイアのカリブレカットセッティングは、非常に精緻な技法が求められます。宝石を特定の形状に合わせて正確にカットし、ぴったりと隙間なく配置する技術で、ひとつひとつがオーダーメイドのようにぴったりと配置されています。職人の高度な技術が必要とされる事がわかりますね。 光が当たると鮮やかなブルーの光輪がダイヤモンドの魅力をさらに引き立て、静かで力強いコントラストを生み出しています。これはアールデコ特有の幾何学的な美しさとバランスを感じさせます。 さらに、ショルダー部分に施されたデザインにも注目です。蝶の羽のような幾何学的な模様は、変容や自由を象徴すると同時に、アールデコ期のモダンな感性を反映しています。ジュエリーが単なる装飾品ではなく、その人のスタイルや個性を表現するアイテムとして重要視されていたことを物語っていますね。 またその上にさりげなくセットされた小さなダイヤモンドも、デザイン全体に華やかさと立体感を与え、見る角度によって異なる表情を見せてくれます。 このリングは、時代背景や職人の思いが詰まった小さなアートピースです。アールデコ期のデザインと、技術が生み出した精緻な細工が融合したこのリングは、長い年月を経てなおも色褪せることなく、その美しさを持ち続けています。世代を超えて受け継がれ、これからも人々を魅了してもらえる事を願ってます。 ※ サイズのお直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 ABX080824-299
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シャムロック(三つ葉のクローバー)&オールドヨーロピアンカットダイヤモンドクロスオーバーリング
¥168,000
時代 1900年頃 素材 ダイヤモンド、18金、プラチナ サイズ 12号 シャムロックサイズ 約4.5mm ソリテールダイヤモンドサイズ 約3.5mm フェイスサイズ 約14mm 重さ 2.2g このリングは、20世紀初頭のエレガンスが凝縮された愛らしいひと品です。 デザインの中心には、幸運や希望の象徴として広く愛されているシャムロックモチーフが配されています。このモチーフにセットされた3石のダイヤモンドは、小さくともオールドカット特有の温かみのある輝きを持ち、オープンキュレットの特徴でもある、まんまるおめめさんもございます。 オープンキュレットは、現代のダイヤモンドには見られないアンティークジュエリーならではの趣を感じさせてくれる大切な存在ですね。 もう一方のアームには、オールドヨーロピアンカットのシングルストーンがあしらわれていて、こちらももちろんオープンキュレット、テーブル面も小さくとられています。 その両者が美しい調和をもって交差していて、美しいクロスオーバーとなったデザインです。 リング全体のフォルムは、自然界の曲線や植物をイメージさせる有機的なデザインで、特にアールヌーボー期に見られる特徴的なスタイルを感じさせます。この時代のジュエリーは、工業化の進展に対する反発として、手作業の精緻な技術と自然への賛美を強調していて、このリングもその例外ではありません。葉や花、植物をモチーフにしたデザインは、自然と調和した美しさを追求する当時のアーティスティックな感性を反映しています。 先程も申しましたように、このリングの魅力の一つは、「交差」です。ひとつは、シャムロックモチーフとシングルストーンの交差する配置そのものが、デザインの中で物理的に調和をもたらしています。そして流れるアームには朝露のように小さな輝きを放つローズカットダイヤモンドがあしらわれています。 幸運を象徴するクローバーと、優雅さを象徴するオールドヨーロピアンカットが、それぞれの価値観を一つのデザインにまとめあげ、現代にも通じる美しさを生み出しています。 このように、20世紀初頭のエレガントな時代を象徴するリングは、単なる装飾品に留まらず、その背後にある歴史や職人技の深い物語を語りかけてくれます。 決して大ぶりのリングではございません、どちらかと言うと愛らしいサイズ感です。但し、手元に纏うことで、その時代の美的価値と共に生きることができる特別なひと品である事を感じさせてくれます。 時間を経たジュエリーでありながら、その輝きは色褪せることなく、むしろ時を重ねるごとに深みを増していきます。 身に着けることで、現代のジュエリーとは異なる温かさや歴史の重みを感じさせてくれる、アンティークならではの価値が詰まったリングです。 Instagramに動画があります。ご参考になさって下さい。お写真よりも美しさをご実感頂けると思います。 サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 ABC080824-779
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オールドヨーロピアンカットダイヤモンドソリテールアールデコリング
¥138,000
時代 アールデコ 素材 ダイヤモンド、プラチナ サイズ 17号 ダイヤモンドサイズ 約4.2mm フェイス 約6.6mm 重さ 3.1g アールデコ時代の建築的なエレガンスを感じさせるデザインのリングには約4.2mmの瑞々しいオールドヨーロピアンカットダイヤモンドがセットされていて瑞々しい輝きを放ち、 当時、手作業でカットされたダイヤモンドの個性を感じます。 豊かな厚みと深いパビリオンが見事で、見る者の目を引きつける瑞々しい輝きを放っています。その厚みと深さが光を捉え、どの角度からも眩い輝きを見せてくれるのです。 リングのデザインは、アールデコ特有の立体感と幾何学的な美しさが際立っています。中央のダイヤモンドは、繊細に彫り込まれたシャトンの波打つ装飾の上に高さを持たせたセッティングによってダイヤモンドの存在感をさらに強調 しています。 そしてこのデザインは、まるで大聖堂のような立体的な雰囲気を生み出し、指に着けた際に高さと存在感を与えます。 アールデコジュエリーは、しばしば建築や機械工学からインスピレーションを受けていて、このリングもその伝統に忠実に、精密かつ大胆なデザインが際立っています。 リングのショルダー部分には、一直線にメレダイヤモンドがセットされていて、これはアールデコ期に人気のあった直線的なデザインの典型例です。 実はこのダイヤモンドの配置は、中央の石への視線を自然に誘導し、全体的な調和を生み出しているのです。 さらに、細やかなミルグレイン(細かい粒状の縁取り)が、ジュエリー全体に洗練されたクラシックな雰囲気を加え、時間を超えた美しさを感じさせます。 センターダイヤモンドの厚みは、ただ美しいだけでなく、当時のダイヤモンドカッティング技術がもたらす豊かな光の反射を楽しめるポイントです。現代のブリリアントカットと比べると、オールドヨーロピアンカットはより柔らかな輝きを持ち、光が石の内部で優雅に遊ぶ様子を感じられます。 この輝きは、過去の時代に思いを馳せるとともに、現代のファッションにも自然と溶け込むようなタイムレスな魅力を提供してくれす。 そしてなんとこちらのリング、 またシャトンの側面をよく見ると、 なんとハートの透かし彫りが施されており、これはまさに持ち主だけが知る秘密!笑。 このリングは、アールデコ期の大胆かつ精緻なデザインが表現されていて、 身に着ける人の手元を、力強さと優雅さで彩り、歴史的な価値と共に永遠の美を感じさせるひと品です。 サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。 カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 ABX080824-40
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アラベスク模様のベルエポックダイヤモンドリング
¥77,000
時代 20世紀初頭頃 素材 ダイヤモンド、18金、プラチナ サイズ 23.5号(−10号まで可能) フェイス幅 約6mm 重さ 1.5g アラベスク模様がまるでスペインのアルハンブラ宮殿の壮麗な装飾を思い起こさせ、時を超えた美しさを感じさせるベルエポックの素敵なリング。 プラチナのフェイス部分には埋め込まれるようにしてダイヤモンドがセットされ、ミルグレインの技法でその輝きをさらに引き立てています。光が当たるたびに、小さな星のようにきらめき、まるで一瞬一瞬が特別なものに感じられることでしょう。 アーム部分は18金イエローゴールドで構成され、プラチナのクールな輝きとのコントラストが絶妙です。この素材の組み合わせは、クラシックでありながらも現代的な感覚を持ち合わせていますね。 このリングは、洗練されたデザインと控えめなエレガンスが特徴で、他のリングとのコーディネートが非常にしやすい点が魅力です。主役級のリングの隣であっても、その輝きや存在感を損なうことなく、さりげなく引き立て役としての役割を果たします。また、どんなシーンにも溶け込みやすく、重ね付けをすることで個々のリングが持つ魅力を引き出しつつ、全体のコーディネートに統一感とバランスを与えてくれるリングです。 サイズのお直しは無料ですが、最大−10号までのサイズダウンとなります。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドは肉眼でわかるような内包物はありません。カケはございません。時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 ABX080824-21
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1901年アゲートの盾シグネットリング フクロウの彫金
¥100,000
時代 1901年 チェスター 素材 アゲート、9金 サイズ 19.5号 フェイスサイズ 約12×11mm 重さ 3.4g 1901年チェスター刻印入りアンティークシグネットリング 1901年、まだ英国の貴族たちが社交界で華を咲かせていた時代、このシグネットリングはおそらく一人の紳士によって注文された事でしょう。 チェスターの刻印を持つこのリングは、英国伝統のクラフトマンシップを時代を超えて語ってくれているようです。 リングの主役である盾の形をしたメノウは、職人の手によってカットされ、白とオレンジの層を生かし、凛々しい盾のデザインが際立っています。メノウは、象牙色の層がオレンジ色の層に美しく浮かび上がり、強さと守護の象徴である盾のデザインが見事に表現されています。 盾のモチーフは、勇気や防御の象徴として古くから愛されており、このリングにもまた、貴族が活躍した時代の気高い意味合いが込められているかのようです。社会的地位の表れでもあった為、社交界に出るときも、ビジネスの場面でも、あるいは家族との静かな時間を過ごすときも、このリングはいつもその紳士の小指に輝いていたに違いありません。(←私の想像です。) ショルダー部分に施された可愛らしい彫金は、フクロウを思わせます。 フクロウは、知恵や洞察力を象徴していて夜の守護者としての意味を持っています。フクロウは夜の静寂の中、鋭い目を光らせ、すべてを見守る守護者のように存在します。かつてこのリングを小指にしていた紳士にとって、フクロウのモチーフは知恵と注意深さを思い起こさせるものだったのかもしれませんね。 時を経て、今このリングは新しい世代へと受け継がれようとしています。 男性が身に着けることで、紳士の古典的な品格と勇気が蘇り、一方で女性が愛用することで、マニッシュな魅力と共に控えめなエレガンスが漂います。このリングの適度なサイズ感と独特のシルエットは、着ける人に程よい重厚感を与えながらも、スタイリッシュで現代的なコーディネートにも馴染やすいのではないでしょうか。 1901年に刻まれた歴史が今も息づき、持ち主に新たな物語を紡ぎ続けるひと品です。 サイズのお直しは刻印の関係上−4号までになります。 ※ サイズのアップお直しは¥6500、 ダウン¥4500頂戴致します。 サイズ直しをご希望の方は、 オプション選択をお願い致します。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。アゲートは目立つキズ、そしてカケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW190724-1113
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トライアングルカットサファイアのアールデコリング
¥85,000
時代 アールデコ 素材 ダイヤモンド、サファイア、18金、プラチナ サイズ 23号(15号までお直し可) フェイス幅 6mm 重さ2.8g このリングは、アールデコ時代の美しさと精緻なデザインが融合したひと品ではないでしょうか。 トライアングルにカットされたサファイアが上下にセットされ、深いブルーが際立ちます。サファイアの間には5つのダイヤモンドが仕切りを作られた枠に直線的に並び、これらのダイヤモンドは、クリアな輝きと高い透明度を持ち、サファイアの深い色合いとのコントラストが美しく際立っています。 このリングのデザインは、非常に細かいエッジングやミルグレイン技法が施されており、アールデコ時代特有の直線的で精緻なディテールが際立ちますね。 トライアングルや直線的なモチーフが織りなすリズム感は、デザイン全体にダイナミズムを与えながらも、調和と均整が保たれています。 このリングは非常に繊細なサイズ感でありながら、そのデザインの複雑さと洗練された美しさは、手元に華やかさをもたらします。 このリングを着けることで、アールデコの時代がもたらした革新と洗練さを身に纏うことができるのではないでしょうか。 シンプルでありながらも、どこかモダンな雰囲気を漂わせるこのリングは、日常使いにも特別な場面にもぴったりですね。 このリングは、その価値を石の大きさで測るものではありません。むしろ、その価値はデザインの希少性にあります。繊細な幾何学模様とクラシックな美しさが融合したこのリングは、時代を超えた洗練されたスタイルを象徴しているのです。他にはない個性的な美しさを持ち、身に着ける人の個性を際立たせるひと品なのです。 そんな価値を理解していただける方に出会えることができたら、本当に嬉しく思います。このリングは、特別な美意識を共有できる方にこそふさわしいのではないでしょうか。 ※サイズ直しは無料です。 但しデザインの関係上、15号までのサイズになります。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレ、変色などございます。 ダイヤモンド、サファイア、カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
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エメラルド&ナチュラルハーフパールのヴィクトリアンリング
¥79,800
時代 19世紀後半頃 素材 エメラルド、ハーフパール、15金 サイズ 10号 フェイス幅 約6.5mm 重さ 2.2g ヴィクトリアンリングの風格をさり気なく伝えてくれている、温かみを感じるリングのご紹介です。 中央に輝く小さなハーフパール、エメラルドが織りなす緑、エメラルドの深みのある緑色が持つ豊かさはたとえ小さくともリングの美しさを際立たせていますね。 ヴィクトリアン時代のデザインの要素がこのリングにクラシックな魅力を与えています。フェイスのボーダーのエレガントな曲線や、彫金師が刻んだタガネの跡がワイルド感があってカッコいい爪、またショルダーのディテールは可愛らしく、15金ゴールドの素材は、リングに美しい温かみをもたらし、その価値を高めていますね。 さらに、リングの端にも小さなハーフパールがセットされており、全体のデザインを締めくくっています。これは、シンメトリーとバランスの美しさを強調し、このリングを一層魅力的にしているように感じます。 ところでアンティークジュエリーの中でもエメラルドの物ってなかなか見つかりませんよね? ヴィクトリアンジュエリーにおいて、エメラルドがルビーやサファイアに比べてあまり見られないのは、いくつかの理由があると考えます。 まず第一に、エメラルドはもともと非常に希少であるため、採掘や加工が難しく、高価であることが挙げられます。また、エメラルドは他の宝石と比べても比較的脆弱で、カットやセッティングにおいて慎重な取り扱いが必要になってきます。これにより、エメラルドをジュエリーに使用する際には高度な技術と専門的な知識が必要とされるのです。 さらに、ヴィクトリアン時代においてもエメラルドは贅沢な宝石とされ、貴族や富裕層の装飾品として使用されることが多かったため、一般の人々にはあまり普及していなかった可能性も考えられます。 こちらのリングのエメラルドは小さな存在ですが、身につけていた方にとってはきっと特別な存在だった事でしょう。 愛らしさと洗練された美しさを持ったヴィクトリアンリング、貴女の手元にさり気なく飾って新たな時を刻んでいきませんか。 ※サイズの直しは+3号までとなります。 ※ サイズのお直しは無料ですがサイズダウンは刻印の関係上できません。サイズアップは+3号までになります。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。エメラルドは内包物がありますが、目立つキズ、カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 23811NW29
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オールドカットダイヤモンド&ブラックエナメル アールデコリング
¥380,000
時代 アールデコ 素材 ダイヤモンド、ソーティングメモにある"ガラス"とはブラックエナメルになります、プラチナ サイズ 14.5号 フェイスサイズ 14.5×10.5mm ダイヤモンドサイズ 各 約3.6mm 重さ 4.2g 長方形のプラチナフェイスには、対角線上に並べられたオールドカットダイヤモンドとブラックエナメルが配され、まるで夜空を横切る流れ星のような美しい輝きを放ちます。 モノトーンの配色が、シンプルながらも大胆で、その中でダイヤモンドの瑞々しい輝きが一段と際立っています。 アールデコのデザインは、1920年代から1930年代にかけての装飾芸術運動に根ざしていて、その特徴として幾何学的なパターンと対照的な色使いがあります。 このリングもその例に漏れず、シンプルな直線と大胆な対角線、対照色、それが見事に調和し、時代を超えて愛されるデザインとなっていますね。 幾何学的なラインと大胆なコントラストでその伝統を忠実に守りつつ、現代にも通じるモダンな美しさを兼ね備えているのですから、つくづくかっこいいと思います。 そしてブラックエナメルは、このリングに独特の魅力を添えています。 艶やかな光沢を持つエナメルが、プラチナとダイヤモンドの冷たい輝きに更にクールさをもたらし、エナメルの深い黒が、ダイヤモンドの透明な輝きを一層引き立て、視覚的に驚くほどのコントラストを生み出しています。 また、ハンドカットならではのゴツゴツとしたオープンキュレットのオールドカットダイヤモンドはそれぞれ3.6mmほどあります。角の2石はオールドシングルカットになります。現代のブリリアントカットとは異なる個性的な形状と輝きを持っていて、そのクラシックなカットは、光を柔らかく反射し、どの角度から見ても立体感のある輝きを放ち、その煌めきは、時代を超えても色褪せることはありません。 そしてこのリングには、手作りならではの温かみと個性が感じられ、熟練の職人が一つ一つ丁寧に作り上げたその姿は、細部にわたる精巧な作りと美しさを誇り、持つ人に特別感を与えてくれます。一点物の存在感を持ち、持ち主のスタイルを際立たせること間違えなしです。 アールデコの魅力を存分に堪能できるこのリングは、時代を超えたクラシックな美しさを持ちながらも、現代のファッションシーンにも自然に溶け込むデザインです。 優れた職人技と独特の美学を融合させたこのリング、滅多に出会えないひと品です。 ※サイズのお直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。エナメルもカケや目立つキズはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 23811NW42
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ティアドロップシェープオールドカットダイヤモンドベルチャーリング
¥280,000
時代 1900年頃 素材 ダイヤモンド、18金 フェイス 約8.7mm ダイヤモンドサイズ 約5.8×5mm サイズ 11.5号(−2号、+5〜6位号まで) 重さ6.5g ティアドロップシェープのオールカットダイヤモンドがセットされた18金イエローゴールドのリングは、そのまろやかな輝きの中で一際煌めきを放ちます。このリングの最大の魅力は、そのティアドロップ型のダイヤモンドの美しさにありますね。ダイヤモンドはまるで一滴の涙のように純粋で、その形状は非常にロマンチックで、見る者の心を捉えるのではないでしょうか。 現代の精密なマシンカットとは一線を画す、手作業によるカットの技術が光る逸品に思います。 職人の熟練した手技によって生み出されたペアシェープ、 独特のファセット構造により、光を柔らかく受けて反射します。そのため、現代のブリリアントカットとは異なる、温かみのある優しい輝きを放ちます。このようなダイヤモンドは、各ファセットが手作業で磨かれているため、一つ一つが唯一無二の輝きを持ち、それぞれが異なる表情を見せるところに最大の魅力が詰まっていますね。 また、オープンキュレットによるまんまるおめめもバッチリ見えるところもアンティーク好きにはたまらないですね。 18金イエローゴールドの地金は、そのリッチな色合いとまろやかな輝きが特徴的で、ダイヤモンドの透明感を一層引き立ててくれています。 アームからツメまですべてが一体となって作られたベルチャーデザイン、その統一感がデザインの一貫性を保ちながら、非常に強固でありながらも美しいなめらかな仕上がりを実現しているのです。 またリングのアームは適度な幅を持ち、しっかりとした存在感を感じさせます。その流れるようなラインは手元に自然に馴染み、指に着けたときの快適さを提供してくれます。一体型のツメはダイヤモンドをしっかりとホールドし、リングを手に取ると、その重みが指に伝わり、長い年月を経てきたその存在感を実感できます。 クラシカルでありながらも現代的なエッセンスを持ち合わせていて、時を超えた美しさを感じさせる素敵なリングです。 ※サイズのお直しは無料ですが、−2号まで、+5〜6号までになります。) ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、とても瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 23811NW47
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オールドカットダイヤモンド&アクアマリン リーフデザイントワエモワリング
¥63,000
時代 20世紀初頭頃 素材 ダイヤモンド、アクアマリン、14金、プラチナ サイズ 21号(直し−10号まで) フェイスサイズ 15mm ダイヤモンド&アクアマリンサイズ 約3.4mm 重さ 2.7g Toi et Moiリングは、フランス語で「あなたと私」を意味して、二つの宝石が並ぶデザインが特徴的ですね。このリングは、恋人同士やパートナーの絆を象徴し、歴史的にはナポレオンがジョゼフィーヌに贈ったことから始まったと言われています。(諸説あり) このリングのトワエモワは縦に並んだデザインで、珍しいです。 まるで葉っぱが寄り添うような愛らしいデザインですね。 横から見るとリボンのようにも見え、その優雅さが一層際立ちます。 縦長のデザインで、アームは左右から流れるような柔らかな曲線を描き、葉っぱを支えているかのように見えます。それぞれの葉っぱには、オールドカットのダイヤモンドとアクアマリンがセットされています。 このリングの魅力は、ダイヤモンドとアクアマリンの2種類の宝石を使っているところです。 ダイヤモンドはその輝きで視線を惹きつけ、永遠の愛と純粋さを象徴しています。一方、アクアマリンはその穏やかな色合いで、落ち着いた雰囲気を醸し出します。アクアマリンは天然無加工で、現代の加熱処理がされたものとは異なり、薄い水色の柔らかな色合いを持っています。この落ち着いた色味は、ダイヤモンドの輝きを引き立てながらも、静かな安らぎと穏やかな美しさをリング全体に与えているように感じます。 二つの葉を結ぶようにセットされた小さな四角の枠には、小さなダイヤモンドがさりげなく輝いています。この細やかなディテールが、全体のデザインに繊細さと上品さを加えているのではないでしょうか。 写真で見るよりも実際に指に通すと、このリングの可愛らしさとエレガントな雰囲気が一層際立ち、すごくすごく素敵です。(写真ですとこの可愛さが伝わってなくて残念です、、、) ※サイズのお直しは無料です。 ※以前サイズ直しをしたのでしょう、写真にもありますようにアームが少し歪です。ご承知おき下さい。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドもアクアマリンも内包物はありますが、肉眼で気になるようなものではありません。煌めき楽しませてくれます。カケはございません。ルーペでしっかり確認済みです。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW130324-169
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ローズカットダイヤモンドスリーストーンヴィクトリアンリング
¥78,000
時代1900年 チェスター 素材 ローズカットダイヤモンド、18金 サイズ 17号 (サイズ直し±3号まで) フェイス幅 7.7mm ダイヤモンドサイズ 約2.5mm 重さ 2.8g 1900年のイギリスのチェスターの刻印が残るデコラティブな装飾が素敵なローズカットダイヤモンドリング。 1900年というとヴィクトリア女王の長い治世が終わりを迎える時期ですね。イギリスは新しい世紀の始まりに向けて進んでいたこの時代、技術と文化が花開き、産業革命の成果が日常生活にもたらされていました。ロンドンでは地下鉄の拡張が進み、人々の生活が便利になり始めていました。 そしてジュエリーというと、1900年頃のジュエリーは伝統的な技術と新しいデザインの融合が見られ、非常に多様で豊かな表現が特徴です。ヴィクトリア朝の重厚なスタイルからエドワード朝のより軽やかで洗練されたデザインへの移行期でもあり、この時代のジュエリーはその変化を反映しています。このリングもその美的感覚を反映しているように感じます。 リングには後光ぼりが施され、過去未来現在を示す3石のローズカットダイヤモンドが小さなツメの中にセットされています。 18ctのイエローゴールドの地金 と相まって、3石の透明感のあるダイヤモンドが繊細な輝きを放ち、優しく上品な煌めきを放ちます。 リングのデザインは細かい彫刻と装飾が施された優雅なものです。 フェイス周りにロープのデザインが施されていることで、その美しさが一層際立ちますね。 ヴィクトリアン時代の装飾は繊細でありながら象徴的で、多くの意味が込められていました。特にロープのデザインは、絆や結びつきを象徴するものとして古くから愛されてきました。 ヴィクトリアン後期のエレガンスをこうして今に伝えてくれているリング、所有する喜びを身近に感じていただけるひと品です。 ※刻印の関係上サイズのお直しは±3号までになります。 ※ サイズのお直しは¥6500、頂戴致します。 サイズ直しをご希望の方は、 オプション選択をお願い致します。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 124年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 品番 FW300424-36
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可愛い小花の勿忘草ターコイズ&ダイヤモンドヴィクトリアンリング
¥68,000
時代 19世紀後半頃 素材 ターコイズ、ダイヤモンド、 15金 サイズ 13号 フェイスサイズ 約8mm ターコイズ 約2.3mm 重さ 1.5g ターコイズならではの鮮やかなスカイブルー、それはまるで空と海がひとつになったような清々しい風景を思わせ、まるで夏の風が海を抱くように、優しく包み込んでくれそうな、穏やかでありながら気分を前向きしてくれる色、そう感じるのは私の誕生石だから?かもしれないですね。 19世紀半ばから後半頃のヴィクトリアンジュエリーは、繊細でエレガントなデザインが特徴でした。この時代のジュエリーは、ロマンチックで情熱的な要素が多く取り入れられ、特に愛や絆を象徴するモチーフが人気でした。 こちらは小さなハーフターコイズ6石が花びらに見立てられ、それぞれ色味がほんのほんの少し違いますが、それこそがアンティークの良さ、愛らしさをいっぱい感じて頂けます。 ターコイズはヴィクトリアン時代には「幸運をもたらす石」として広く知られており、その明るい色合いは希望や幸福を象徴しました。 この花のリングは、愛らしさと幸運の象徴として、贈り物や愛の証として選ばれた事でしょう。 花の中心にセットされたシングルカットダイヤモンドはまるで朝露のよう。 リングのショルダーの透し彫りの植物のデザインは自然との調和や成長を表しています。 これらの要素が組み合わさったジュエリーは、愛情深い贈り物や結婚指輪として人々の心を捉え、ヴィクトリアン時代のロマンチックな精神を反映していて思わずキュンとしますね。 ヴィクトリアンリングらしさを堪能頂ける愛らしいひと品です。 ※ サイズのお直しは¥6500、頂戴致します。 サイズ直しをご希望の方は、オプション選択をお願い致します。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどございます。ダイヤモンドは内包物はありますが、カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW310124-86A