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オールドマインカットダイヤモンドアールヌーヴォーリング
¥50
SOLD OUT
時代 19世紀末 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ13号 ダイヤモンド 約5×4.5mm フェイス幅 約7mm 重さ 3.4g このアールヌーヴォーのリングは、時代を超えた美を湛える特別な存在に感じます。 台座にセットされたオールドマインカットダイヤモンドは、瑞々しく、厚みがあり、四角い輪郭に不揃いなファセットが荒々しくもあり、個性を感じるダイヤモンドです。どこか物語を秘めたような深い魅力を感じさせてくれるのです。 オールドマインカット特有の温かい輝きが、アンティークならではのノスタルジックな雰囲気を醸し出していますね。 アールヌーヴォーの象徴である有機的な曲線が生き生きとしていて、まるで一輪の花が開く瞬間を切り取ったかのようです。 内側に刻まれた「Mother」の文字。この一言には、幾重にも重なる想いが込められていることでしょう。 もしかしたら人生のさまざまな節目でそっと指を見つめては力をもらったことでしょう。 アールヌーヴォーのデザインには、単なる装飾以上のメッセージがあります。それは、「自然の中に生きる生命の儚さと永遠」を表現するもの。このリングもまた、その一例として、持ち主の人生に寄り添い、時を超えて輝き続ける存在です。 現在、このリングが次の持ち主を待っているのも偶然ではないかもしれませんね。新たな物語を紡ぐ準備を整え、未来の誰かの大切な一部として、新たな人生のページを共に刻んでいくことでしょう。このリングが持つ静かな輝きは、その深い物語性とともに、時代を超えた普遍的な魅力を放ち続けます。 このように、リングに秘められたストーリーを紡ぎ出すことができるのも、アンティークジュエリーならではの魅力です。このリングは、美しさだけでなく、時間の流れと共に受け継がれてきた記憶や感情をも宿す特別なひと品です。 こうしたソリテールリングなかなかお目にかかりませんのでお探しだった方は是非ご検討ください。 コーデもしやすくオススメです。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW160924-480
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(A様専用)オールドヨーロピアンカットダイヤモンドヴィクトリアンファイブストーンリング
¥50
SOLD OUT
¥58000スネイクピアス 時代 1896年 チェスター 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ 18.5号 センターダイヤモンドサイズ 約4mm 両サイド 約3mm 両端 約2mm 重さ 3g 5石のダイヤモンドを高く掲げるようにしてグラデーションを描くようにセットされたオールドヨーロピアンカットダイヤモンドのファイブストーンリング。 金の糸のようにスッと伸びた爪で出来た滴型の隙間から5石のダイヤモンドは、明るい煌きが弾けるように、透明度の高いダイヤモンドが競い合うように輝きます。地金の18金ゴールドの時の経過でほんのり円やかになったその上質な輝きはこのリングに優雅さと強さを与えています。 リングに配置された5石のダイヤモンドはオールドヨーロピアンカットダイヤモンド、ご存知のように歴史的なカットの一つで、19世紀から20世紀初頭にかけて非常に人気があり、その美しさは現代でも高く評価されています。 サイドには3mmのダイヤモンドが2つセットされ、これらのダイヤモンドはセンターダイヤモンドの輝きを引き立てる役割を果たしています。そして、リングの両端には2mmのダイヤモンドが配置され、これが美しいグラデーション効果を生み出しています。このデザインは、センターダイヤモンドから外側に向かって徐々にサイズが小さくなることで、独自の美しさを持っています。つまりリング全体が調和的で均衡の取れたデザインとなっているのです。 一見ぱっと見ためにはわからない事ですが、こちらのダイヤモンドのサイズ感のグラデーションは本当に美しく惚れ惚れとします。 色々ご紹介していますようにファイブストーンリングも様々な物がございますが、最も重要な役割の一つは(私の感覚ですが)センターストーンとサイドストーンの組み合わせによるバランスと美しさだと思います。 センターストーンはしばしば大きなダイヤモンドであり、目を引く存在感を持っています。一方、サイドストーンはセンターストーンを引き立てる役割を果たし、輝きと煌めきを追加します。 中心のオールドヨーロピアンカットダイヤモンドは約4mmと大きなダイヤモンドがセットされ、唯一無二の端正で気品ある優しい輝きは明らかにブリリアントカットダイヤモンドとは違い、あたたかみに溢れています。 大げさな装飾は求めず、シンプルでありながらも洗練されたデザインは、日常の様々な場面で活躍しますよ。 Instagramに動画がございます。ご確認下さい。 ※サイズのお直しは刻印の関係上、±5号位になりますのでご承知おき下さい。 ※ サイズのお直しは¥6500頂戴致します。 サイズ直しをご希望の方は、 サイズ直し代を含めた価格に変更致しますのでご購入前に mariaantiqueshop11017@gmail.com までご連絡下さい。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、とても瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。ルーペでしっかり確認済みです。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
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天然大粒シトリンのソリテールリング
¥50
SOLD OUT
時代 1915年 チェスター 素材 シトリン、9金 サイズ 13号 シトリンサイズ 約12.5×10mm 重さ 3.1g はちみつ色に輝く大粒シトリンのソリテールアンティークリング。その魅力を一目で感じさせる銀杏のような暖かな黄褐色は、秋の紅葉や深まる季節の美しさを指先に宿します。 このような大粒のアンティークシトリンジュエリーは、今や非常に希少で市場で目にすることはほとんどありません。その理由は、かつてシトリンが豊富だった鉱山が枯渇したこと、そしてその独特の美しさから長年愛好家に収集されてきたためです。 現在流通している多くのシトリンは、天然ではなくアメシストやスモーキークォーツを熱処理して作られたものです。しかし、アンティークジュエリーに使われているシトリンは、多くの場合、自然に形成されたものです。天然のシトリンは地球上で非常に少ないため、現代でもその採掘はごく限られています。特にビクトリア時代やアールデコ時代に使用されたシトリンは、現在の鉱山ではほとんど見られない色合いや透明感を持っているのです。 古代から「太陽の石」として愛され、幸福や繁栄を象徴する石として多くの文化で重宝されました。その結果、アンティークの中でもシトリンを用いたジュエリーはコレクターや愛好家の間で高い需要があり、時間が経つにつれて市場での流通が減少したのです。 ですからこのリングのように大粒のシトリンがセットされたジュエリーは特に珍しい存在なのです。 19世紀から20世紀初頭にかけて、シトリンはヨーロッパの上流階級で特に人気を博しました。シトリンの暖かな色味が、ビクトリアンジュエリーの象徴である自然や豊かさへの愛と調和していたからです。その後、時代が移り変わる中で他の宝石がより注目されるようになり、シトリンを使ったジュエリーの製作は少なくなりました。 こうした背景から、アンティークシトリンジュエリー、とりわけ大粒のものは、時代の風潮と歴史が刻まれた「アートピース」としての価値を持ち続けているのだと考えます。 優雅で繊細な台座がシトリンをしっかりと支え、光を受けるたびにその中に溶け込むような輝きを引き出します。また、このような大粒のシトリンがアンティークジュエリーとして残されていること自体、歴史の奇跡とも言えますね。 指先に着けるだけで過去と現代を結ぶ特別な存在感となってくれる事でしょう。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。シトリンは目立つキズ、そしてカケもございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW091024-1026
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ナチュラルパール&オールドヨーロピアンカットダイヤモンドファイブストーンリング
¥158,000
SOLD OUT
時代 1903年 ロンドン 素材 ダイヤモンド、パール、18金 サイズ 11号 フェイス幅 4mm 高さ 3.5mm 重さ 3.1g オールドヨーロピアンカットダイヤモンドと天然パールをあしらったこのアンティークファイブストーンリングは、時代の趣を色濃く映し出すひと品なのではないでしょうか? まず目を引くのは、希少な天然パールの美しさです。養殖パールが一般的となる以前、海や川から一つ一つ採取されていた天然パールは、その稀少さと独特の風合いから非常に高価で貴重とされていました。このリングでは、その天然パールを半分にカットし、美しくセッティングしています。このセッティングは、アンティークジュエリー特有の技巧で、パールの光沢を存分に楽しむことができるデザインです。さらに、パール一粒一粒の色味や輝きに微妙な違いがあり、これがリング全体に独特の奥行きと趣をもたらしています。このような個性は現代の均一な養殖パールでは決して味わうことのできないもので、天然ならではの魅力なのではないでしょうか。 その間に輝くのは、オールドヨーロピアンカットのダイヤモンド。このカットは、現代のブリリアントカットとは異なる独特の特徴を持っています。大きなテーブル面と深いクラウン、厚めのパビリオンが生み出す輝きは、柔らかで温かみがあり、アンティークジュエリーならではの魅力です。光を柔らかく反射することで、ダイヤモンドがパールの優美さを引き立て、全体として調和のとれたデザインを生み出しています。このカット特有の柔らかい輝きと瑞々しい透明感が、パールとの対比でいっそう際立っていますね。 このリングの美しさは、台座部分の細やかな彫金にも見ることができます。シャトンには躍動感のある植物の模様が施されていて、この技巧はその時代の熟練した職人によるものです。この彫金は、リングを手に取るたびにその美しさを再確認させてくれる細部へのこだわりの表れに感じます。 さらに、このリングはスリムなフェイスを持つため、単独での使用はもちろんのこと、重ね付けにも適しています。現代の養殖パールやカットでは再現できない、このリングならではの個性が、装いにエレガントな雰囲気を加えてくれることでしょう。 このリングは、天然素材の価値を最大限に活かしたデザインと、職人の熟練した手仕事で生み出されました。 そして当時の貴族的な感性と趣味の高さを今に伝えていますね。 過ぎ去った時代の豊かな物語と職人の情熱を手元に感じることで現代にはない温かみと個性を楽しめる、特別なひと品となるのです。 ※サイズ直しは別途頂戴致します。オプションよりご選択ください。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 121年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。パールも目立つキズやカケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW091024-542
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オールドマインカットダイヤモンド&エメラルドのロココリバイバルヴィクトリアンリング
¥50
SOLD OUT
時代19世紀後半 素材 ダイヤモンド、エメラルド、18金 サイズ 12号 フェイスサイズ 12.5mm メインダイヤモンドサイズ 約3.8mm エメラルドサイズ 約3.5mm 重さ 3.4g ロココリバイバル様式の優雅さと芸術性を存分に感じさせるプライスレスなリング。 リボンを思わせる柔らかな曲線と、エメラルドとオールドカットダイヤモンドが織り成す絶妙なバランスが特徴で、18世紀のロココ様式の華やかさを19世紀後半~20世紀初頭のデザインへと美しく蘇らせています。 ロココリバイバル様式は、フランス王室が愛したロココ期の装飾美を再解釈したもので、特にジュエリーでは、軽やかな曲線や自然モチーフ、そして繊細なディテールが特徴です。このリングのようなリボンを象ったデザインは、幸福や愛情の象徴とされ、当時の貴族階級の方々に人気がありました。 こちらのリングを眺めていると、時代を超えて語り継がれる芸術作品だなぁと感じます。 着ける人に物語を届ける特別な存在に思います。 リボンのモチーフが象徴する幸福や愛情の意味合いも、このリングの魅力をより深いものにしています。軽やかなデザインでありながらも、その中に込められた象徴的なメッセージは、見る人にも着ける人にも幸せをもたらすことでしょう。 リボンを象ったデザインは、女性らしい優雅さを象徴しながら、そこに込められた細やかな職人技がリング全体を一層引き立てています。特に、エメラルドとオールドカットダイヤモンドの配置は、偶然ではなく計算され尽くしたもの。エメラルドの鮮やかな緑がリングに生命力を吹き込み、オールドカットダイヤモンドの手作業によるカット面は、現代のブリリアントカットにはない柔らかで温かな輝きを放ち、アンティークジュエリーならではの趣を持っています。 現代の宝飾品がしばしば石の大きさや豪華さに焦点を当てる一方で、このリングはデザインと職人技の粋を極めることで別次元の美を表現しています。それは、華美ではなく品格、そして主張ではなく調和を重んじる美意識に基づいてるようにおもいますが如何でしょうか? 現代市場の希少性も忘れてはならないポイントです。このようなアンティークリングは時を経るごとに市場から姿を消し、現存するものは非常に希少です。その背景には、こうした繊細なデザインがもつ手間や技術力、そして当時の厳選された素材が揃って初めて実現したものであることが挙げられます。このような作品が現代まで良いコンディションで残っているのは奇跡とも言えるでしょう。 このリングが持つ価値は、単に装飾としての美しさだけではなく、過去の職人たちの情熱や時代背景を感じられる「物語」にあります。 手元に飾るたびに、石の輝きだけでなく、当時の美意識やその息吹を纏うことができるのです。石の大きさに重きを置かない繊細で詩的なデザインは、控えめながらも洗練された美しさを求める方にこそふさわしい、唯一無二のリングだと思います。 実物はお写真以上です。 ※ 刻印がほとんど消えてますが、スタイル的にフレンチです。 ※サイズ直しは無料です。刻印の関係上サイズ直しは±5号までとなります。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 140年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンド、エメラルド、ルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼で気になるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
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蝶の透し彫りダイヤモンド&カリブレカットサファイアアールデコリング
¥50
SOLD OUT
時代 アールデコ 素材 ダイヤモンド、サファイア、18金、プラチナ サイズ 16号 ナベットサイズ 13×8mm 重さ 1.7g この美しいナベットシェイプのアールデコリングは、幾何学的な要素と有機的な要素が見事に調和していて1920年代から1930年代のアールデコ時代の独特な美意識を表現していますね。 繊細な透かし彫りが施されており、よく見るとまるで蝶のようなデザインになっているではありませんか! 中央にはダイヤモンドが配置されていてその輝きで見る者の目を引きつけつつ、サファイアが一直線にセットされていることで、デザインに深みとコントラストを加え、アールデコの特徴である直線的な構成を引き立てています。 リングのフェイスは少しふっくらとしていて、クールな構造の中にフェミニンな優雅さを感じさせます。 この強さと繊細さのバランスこそが、アールデコジュエリーの特徴の一つです。 また、リングのアームの先端が矢じりのようなデザインで、動きを感じさせますね。 当時のテーマであった「進歩」や「モダンさ」をこのアームにも感じる事が出来ます。 また、対称性、そして大胆さとエレガンスの調和といったアールデコの精神も感じます。 単なるリングという見方をする方もいるかもしれませんが、これは小さなアートピースでもあり、20世紀初頭の時代の大胆な精神と芸術的な革新を封じ込めた、小さな作品なのです。 そのような事をわかって頂ける方がいらしたら嬉しいです。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物があります。 カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 ABX080824-36
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(S様専用)ギメルクラダリング 15号、13号
¥50
SOLD OUT
S様専用です。 時代 アンティーク〜ヴィンテージ 素材 シルバー サイズ15号 4.7g フェイス幅 約8.1mm 愛、友情、忠誠のクラダリング。 クラダリングはアイルランドの伝統的なジュエリーで、友情、愛、忠誠を象徴するデザインとして広く知られています。 両手が友情、ハートが愛、そして通常は王冠が忠誠を表します。 このリングはギメルになっている為 王冠がないことで、より洗練されたミニマルな美しさが際立っていますね。 ギメルリングとは複数のリングが互いに組み合わさることで「結びつき」を象徴しています。ギメルリングの歴史は16世紀から17世紀に遡り、当時の婚約カップルがそれぞれ1つのリングを身につけ、結婚の際に2つのリングを1つに重ね合わせることで、永遠の絆と約束を象徴しました。このリングも同様に、重なるリングが一体となることで、持ち主同士の深い絆を表現しています。 このリングの最大の特徴は、男性と女性の手がそれぞれ表現されている点です。片方の手にはカフスが、もう片方の手にはレースが施され、男女の違いがさりげなく表現されています。男性の手は下から女性の手をしっかりと握り支える構造となっており、愛する人を包み込み、守り支える決意と安心感を象徴しています。この手の重なりが、二人が互いを支え合う愛の深さと、相手に対する献身の心を表現しているのですね。 16世紀から17世紀にかけて婚約や結婚の証として用いられたギメルリングの伝統を受け継ぎ、現代においても愛と絆を象徴する素敵なテーマのリングだと思います。 時間の経過とともにくすんだシルバーの輝きが、アンティークな風合いをより一層引き立て、装着者に時を超えた愛の物語を与えてくれることでしょう。 愛と友情、そして結びつきという普遍的なテーマを身にまとうことで、お守りのような存在になってくれそうですね。 ※シルバー特有の変色が見えない箇所に所々あります。別途お磨きも可能です。ご希望の方は選択からお選び下さい。 ※ サイズ直しは致しません。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW171024-890
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15ctハーフパールヴィクトリアンハートのペンダントネックレス
¥112,000
SOLD OUT
時代 19世紀後半頃 素材 ナチュラルパール、15金 ハートペンダント トップのマルカンも含めて長さ 約20mm 重さ 3.5g チェーンの長さ 46.5mm このヴィクトリアンネックレスは、ふっくらとしたハート型のペンダントにびっしりとセットされたサイズが様々で貴重なハーフパールが印象的です。(小さな小さな小さなパールもセットされているのをご覧下さい!) ヴィクトリアン時代、真珠は非常に希少で、特に自然に形成されるパールは富と高貴さの象徴でした。このネックレスにも使用されているハーフパールは、その時代の上品さとステータスを反映していて、当時の貴族に愛された理由が感じられますね。 また、ペンダントだけでなく、繊細なチェーン部分にも小さなナチュラルパールが通されていて、優雅さと可愛らしさが一層引き立っています。こうした細部へのこだわりが、このネックレスをさらに魅力的なものにしていますね。 ハートのデザインは、ヴィクトリア時代、愛や忠誠を象徴し、特に人気の高いモチーフでした。このハート型ペンダントは取り外しができ、他のチェーンやリボンと組み合わせることで、様々なコーディネートを楽しむことが可能です。その日の装いに合わせてアレンジができ、持ち主の個性とセンスを表現する楽しさも備えていて嬉しいですね。ハートのペンダントはもちろんですが、こちらの15金のチェーンもとっても可愛らいのです! ハートデザインは大切な人への愛情や誠実さを表現していて、贈り物としても大変人気があったことでしょう。 愛や友情、誠実さを込めた象徴的なひと品として喜ばれたことでしょうね。 繊細なチェーンとハート型ペンダントの組み合わせによって歴史とともに受け継がれてきたクラシックな魅力と、時代を超えて愛される普遍的な美しさが表現された愛らしいネックレスです。パールの優美さとハートのシンボリックな意味合いが融合したこのネックレスは、歴史とともに愛され続けるひと品といえるでしょう。 写真にもありますようにハートのペンダントの裏側にキズがあります。気になるようなものではございませんが、ご承知おきください。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。パールはカケや目立つキズなどございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW011123-01
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A様専用のヴィクトリアンノットリング
¥50
SOLD OUT
時代 1900年チェスター 素材 9金 サイズ 13.5号 FW171024-38
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(H様専用)オールドマインカットダイヤモンドソリテールリング
¥50
SOLD OUT
時代 19世紀後半頃 素材 ダイヤモンド、14金 サイズ 15号 ダイヤモンドサイズ 約5.6×5mm 重さ 2.4g こちらのアンティークソリテールリングは、ヴィクトリア朝時代の後期に作られたもので、存在感のある厚みのあるオールドマインカットダイヤモンドが特徴です。リングのデザインはあえてシンプルに仕上げられていて、装飾を排した純粋な形が、このダイヤモンドの美しさを最大限に引き立てています。 ダイヤモンドはルーペで覗くとインクルージョンはありますが、透明感とその瑞々しい輝きは、時を超えて現代までその価値を証明しています。 アンティークダイヤモンドで5mm以上の大粒はなかなか出会えません。 また地金はゴールドのみ、アンティークゴールドらしい質感と温かみがあり、気軽に身に着けやすく、婚約指輪のような印象がないため、フォーマルな場面以外でもお楽しみいただけます。 オールドマインカットダイヤモンドは現代のカットとは異なり、手作業で一つ一つ丁寧に仕上げられているため、ファセットの不揃いさが独自の温かみを生み出しています。この厚みのあるダイヤモンドがもたらす奥行きのある輝きは、ろうそくの光の下で見るとさらに神秘的に映ったことでしょう。 中心のまん丸おめめのオープンキュレットと目を合わせたくなるくらいしっかりとキュレットがカットされています。 歴史と伝統を感じさせるダイヤモンド、そしてろうそくの光で最大限の輝きを放つようにカットされたダイヤモンド、まさに時代を超えた美しさをたたえていて、唯一無二の魅力を引き出しています。 想いを馳せれば、このリングをかつて身に着けていた貴婦人はどのような方だったのでしょうか? 当時、女性が社会に出ることが珍しかった時代、この特別なリングはきっと彼女にとって大切な贈り物であり、日々の生活を彩る特別な存在であったに違いありません。そして、こんな希少なダイヤモンドを贈るにふさわしい紳士が、どんな想いを込めてこのリングを手にしたのかも想像が膨らみます。美しい輝きを放つダイヤモンドを通して、彼女への愛や尊敬の気持ちを表現しようとしたのでしょうね。 ただのダイヤモンドリングとしてではなく、歴史の中の一人の女性の物語や、彼女を愛した人の心を感じさせるこのリング。過ぎ去った時代の息吹を感じながら、身に着けるたびにそのストーリーに浸れる、特別な一品です。 ※サイズのお直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケや目立つキズはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 MMS080924-01
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(U 様専用)ナチュラルハーフパール&ルビーのヴィクトリアンバンドリング
¥50
SOLD OUT
時代 1896年 バーミンガム 素材 ルビー、パール、15金 サイズ 14号(±2号まで可能) フェイス幅 約7.3mm 重さ 2.8g 1896年のバーミンガムの刻印が残るヴィクトリアンリング。 リングのフェイスはスクエアデザインで、その中心には小さなピンキッシュなルビーがセットされ目を惹く存在です。このルビーの留め方はアンティークならではの特徴な留め方で、ルビーを囲むようにしっかりと固定しながらも、石が持ち上がるように見える絶妙なデザインになっております。 細かく計算された留め金の配置によって、中央の小さなルビーが控えめながらも存在感を放ち、周囲のパールの柔らかい輝きと美しく調和しています。 ルビーを囲むように並べられたハーフパールは、一粒一粒が丁寧にセットされており、天然素材ならではの微妙な個性が感じられます。どのパールもふっくらとした形をしていて、穏やかで清楚な輝きがリング全体に優雅な雰囲気を与えています。当時はパールがとても貴重で高価だったことを思うと、このリングが持つ歴史の重みがさらに心を惹きつけます。 さらに、このリングには両脇にルビーがセットされ、中央の小さなルビーとバランスを取るようにデザインされています。 両脇のルビーは中央のものよりも少し大きく、指に自然と馴染む落ち着いた赤ピンク色で、ゴールドとの相性が良く、全体にリズムと奥行きを与えています。小さな爪で丁寧に留められた両脇のルビーが、リング全体に華やかさと品格を添え、ヴィクトリア時代らしい細部へのこだわりを感じさせます。 15金ゴールドの滑らかな曲線が指にしっかりと馴染み、着け心地も抜群なひと品です。 ※サイズ直しは無料ですが、刻印の関係上、±2号までになります。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※こちらは100年以上前に製作された大変古いお品です。そのため、長い年月を経たアンティーク特有の微小なスレなどがルーペで確認できる程度にございます。ルビーにはルーペでのみ確認できる内包物がございますが、肉眼では見えないため、瑞々しい輝きをお楽しみいただけます。また、カケはございません。 ハーフパールには、天然の真珠が成長する過程で生じた小さな凹凸が表面に見られることがありますが、これは傷ではなく、自然由来の特徴です。 こうした点を踏まえましても、全体的に見て非常に良好な状態を保っています。ただし、アンティーク品の特性をご理解のうえでご注文いただければと思います。 現行品のような完全無傷で完璧なお品をご希望の場合は、アンティークジュエリーのご購入をお控えいただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。 ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW150524-1006
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(N様専用)バケットカットダイヤモンドタンクリング
¥50
SOLD OUT
時代 1940年〜50年頃 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ 14号 フェイス幅 約7mm 重さ 9.4g 高さ 約最小3.5mm 約最大5mm 9.4gとずっしりと18金の重みを感じる 1940年〜50年頃アメリカで作られたタンクリングのご紹介です。 タンクリングは、その名の通り戦車(タンク)からインスピレーションを受けたデザインで、力強い直線的なフォルムと重厚感が特徴です。 このスタイルは、第二次世界大戦中から戦後にかけて大流行し、復興期のアメリカでは特に人気を集めました。 戦争による混乱を経て、人々は未来への希望や力強さを求め、その結果、ジュエリーにも大胆でモダンなデザインが取り入れられました。 このようなスタイルは、ポスト・アールデコ(1930年代後半〜1940年代)や、1940年代から1950年代初頭のジュエリーデザインに見られ、 具体的には、アールデコ期(1920〜1930年代)の影響を引き継いだ直線的で洗練された形状と、1940年代に人気を博したインダストリアルな雰囲気、そしてプラチナ不足の影響で増えたゴールドを主素材としたデザインが反映されています。 この時期はまた、戦後の社会復興や新しい技術の導入に伴い、シンプルながら力強いデザインが好まれた時代でもありました。そのような観点からこのリングは1940年代から50年代初頭と判断致しました。 このリングにあしらわれたバゲットカットのダイヤモンドは、中央に一列に整然と並んでおり、光を控えめに反射するため、シンプルでありながらも深みのある輝きを持っています。 バゲットカットはその長方形の形状が直線的なデザインと調和し、洗練されたミニマルな美を生み出しています。 この頃のジュエリーでは、バゲットカットがしばしば使用され、特にこのような重厚で幾何学的なデザインと組み合わせることで、モダンかつグラマラスな雰囲気を演出しました。 刻印されている「18KP」は、ゴールドが正確に18金であることを示す「Plumb(プラム)」の略で、アメリカで広く使用された刻印です。この「P」の刻印は、1906年に制定された「ナショナルスタンピング法(National Stamping Act)」の影響を受けて、正確な金の含有量を保証するために使用され始めました。 この時代、アメリカは戦後の経済成長期に入り、消費者の嗜好はより豪華で高価なアイテムに向かっていきました。戦時中の厳しい物資制限が終わり、人々は新しい富と自由を象徴するようなデザインを求めるようになりました。特に、このようなタンクリングのデザインは、戦争の苦難を乗り越えた力強さと、復興期における楽観的な未来への希望を象徴しています。そのため、当時の富裕層や上流階級の女性たちは、このような大胆で存在感のあるジュエリーを好み、ステータスシンボルとして着用しました。カッコいいですよね! このリングは、1940年代から50年代初頭の歴史的背景や時代の精神を映し出しているように思いますね。 重厚なゴールドと輝くバゲットカットダイヤモンドが融合したデザインは、当時のアメリカ社会における経済的繁栄とモダンデザインの追求を感じ、同時に、今の時代でもその美しさとタイムレスな魅力を失わず、クラシックでありながら現代のファッションにも溶け込むひと品なのではないでしょうか。 このタンクリングは、戦後アメリカの歴史と時代のエネルギーを感じさせるだけでなく、今なおそのデザインと品質が愛される、まさに時代を超えたお品です。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 80年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、クールな輝きを見せてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
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オールドカットダイヤモンドパネルペンダントネックレス
¥50
SOLD OUT
時代 1915年〜1920年のベルエポックからアールデコへの移行期 素材 ダイヤモンド、12金、プラチナ トータルのチェーン長さ 約45.5mm モチーフサイズ 縦41mm横6.8mm ドロップダイヤモンドサイズ 約5.5mm パネルの3石 各 約3.5mm 重さ 5.9g ベルエポックからアールデコへと移行する、移り変わりと共に進化したジュエリー技術の粋を集めた、極めて美しいペンダントネックレスです。 12金ゴールドの土台、ダイヤモンドを支える部分にはプラチナが使用され、耐久性と輝きを最大限に引き出せるベルエポックならではの技法となっています。 豪華なダイヤモンドが贅沢に散りばめられたデザインは、職人の技と芸術的感性を強く感じさせます。 オールドカットダイヤモンドが贅沢にセッティングされている点で、パネル部分の上から2石、とドロップ部分はオールドヨーロピアンカット、パネルの1番下のダイヤモンドがオールドマインカットとなっております。 オールドヨーロピアンカットは、19世紀末から20世紀初頭にかけてのヨーロッパで主流となったカット技法で、ラウンドに近い形状を持ちながらも、ファセットの配置が今のブリリアントカットよりも深く、中央に向かって強く集まるような光の反射が特徴です。このため、落ち着いた品のある輝きを放ち、見る角度によって光の表情が柔らかく変化します。 一方で、オールドマインカットはさらに古く、18世紀から19世紀にかけてのカット技法です。このカットは、四角に近い輪郭を持ち、手作業でカットされているため、個々の石の形が微妙に異なるのが特徴です。この手作業による不均一さが、ダイヤモンドに独自の個性を与え、光の屈折や反射が複雑で豊かになるため、見る者を引き込む深みのある輝きを生み出します。 またペンダントには透かし彫りが取り入れられていて、これによりペンダント全体が軽やかな印象を受けるだけでなく、光を透過させることでダイヤモンドの輝きをより一層引き立てる役割を果たしています。光が後ろから差し込むと、ダイヤモンドがまるで宙に浮かんでいるかのような効果を生み出します。この技法は、当時の高い職人技術を物語るもので、ひとつひとつ手作業で彫られた繊細な細工は、工芸的な価値も兼ね備えています。 また、ミルグレイン装飾は、この時代特有の技術で、ペンダントの縁取りに施された微細な粒状の縁取りが、ダイヤモンドをより一層引き立てています。この細かい粒は、ただの装飾ではなく、光を柔らかく反射させ、ダイヤモンドの輝きを滑らかに引き立てるための工夫でもあります。ミルグレインは、職人が手作業で行う技術で、粒の大きさや配置には極めて高い精度が求められます。このペンダントに施されたミルグレインは非常に均整が取れていて、その細やかさがペンダント全体に優雅さと高級感をもたらしています。この細やかな技法は、当時の職人の手作業によるもので、現代の機械では再現しにくい、独特の手仕事の温かみを感じさせます。 そしてこのペンダントのデザインは、時代の移行を感じさせる幾何学的な模様が見事に融合しています。アールデコ時代のシンメトリーと直線美を思わせる一方で、ベルエポック時代の華やかさも残しているのです。 このデザインの移行期特有のバランスが、このペンダントの独特な唯一無二を感じる美しさなのだと思っております。 直線的なラインと菱形の配置は、アールデコの特徴であるシンメトリカルな美しさを強調しつつ、全体のバランス感覚が絶妙です。下部に向かうにつれて緩やかに細くなる形状は、ペンダントの重心を低くし、着ける人の首元を優雅に引き締めます。特に、下部にセットされた大きなダイヤモンドが、まるで重力に引かれるかのように美しいバランスを保ち、全体のデザインに動きを与えています。つまりその動きによってダイヤモンドが絶えず異なる光を反射して、このわずかな動きが、ペンダント全体に生命力を与え、着ける者の動きに合わせて優雅に輝くのです。 このペンダントは、当時の美意識と技術の粋を集めた芸術作品とも言えるでしょう。ベルエポックの華やかさと、アールデコのモダンな感覚が絶妙に組み合わされた、時代を超えて輝き続けるひと品です。 写真ですとダイヤモンドが白くなってしまい透明感が感じられませんが、実物は透明感のあるダイヤモンドです。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 MMS080924-15
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オレンジピールカットの水晶のアールデコリング
¥50
SOLD OUT
時代 1930年代頃 素材 水晶、ダイヤモンド、18金 サイズ 10.5号 フェイスサイズ 10mm 高さ 7.4mm 重さ2.4g 中心には「オレンジピールカット」と呼ばれる独自のカットを施された水晶がセットされた珍しいリングのご紹介です。 数年前にオレンジピールカットのガーネットリングを販売した事があるのですが、それ以来ぶりです。 私も今まで見たことがないカッティングなのですが、実は珍しいカッティングなのですよ。 オレンジを剥いた時に現れる果肉に似ている事から"オレンジピールカット"と言う名前がついてます。 その表面のテクスチャはまるで霧がたなびく幻想的な風景を思わせ、ダイヤモンドは霧が晴れかけた瞬間に差し込む陽光のように、神秘的で静かな美しさを醸し出しています。 周囲を取り巻くダイヤモンドは、風に揺れるレースのように繊細で軽やかです。ダイヤモンドが生み出す煌めきが、水晶の白くクリーミーな色と見事に調和しています。 ダイヤモンドの配置は、アールデコ特有の均整の取れたデザイン感覚を反映していて、シンプルでありながらどこか夢幻的な魅力を持っています。 特筆すべきは、水晶の中心に穴を開け、その中にダイヤモンドをセットするという高度な技術です。この緻密な細工は、まさに熟練の職人の手によるもので、他に類を見ない独創的な構造となっています。水晶の中心に輝くダイヤモンドが織りなすコントラストは、霧の向こうにぼんやりと現れる星の光を覗き込むような、奥行きと神秘性を与えていますね。 このリングは、単に石の大きさや価値に依存するものではなく、その独自性と細部に込められた職人の技巧に価値があります。アールデコ時代のジュエリーは、デザインそのものが芸術として評価されていて、このリングもまたその一例です。身につける人に、時代を超えた美と、霧のように儚くも神秘的な世界を感じさせる、唯一無二の特別な存在感を放つひと品です。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 ABX080824-465
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ベルエポックダイヤモンドリーフリング
¥50
SOLD OUT
時代 1910年頃 素材 ダイヤモンド、18金、プラチナ サイズ 14号 フェイスサイズ 約13mm ダイヤモンドサイズ 約4mm 重さ 2.9g このベルエポック期のダイヤモンドアンティークリングは、その時代特有の優美さと繊細な技巧が凝縮された美しいひと品。 このベルエポック期のダイヤモンドリングは、当時のファッションと密接に結びついています。ベルエポック時代は、経済的繁栄と芸術文化の花開いた時期で、特に上流階級や貴族社会では、華やかで洗練されたファッションが重要視されました。女性たちはドレスや帽子に合わせ、エレガントで繊細なジュエリーを身につけることが流行して、このリングもまさにその時代の美意識にぴったりと当てはまります。 四方に広がる植物模様は、自然をテーマにしたアールヌーボーの影響を色濃く反映していて、柔らかさと優雅さを感じさせます。具体的な植物に縛られることなく、葉や蔓の形状を抽象的に取り入れたデザインが特徴的です。 このデザインの連なりながら流れるような線は、植物の生命力や自然の美しさと装飾的な美を追求しているように思います。 特に、当時のファッションでは自然を模したデザインが人気を集め、アールヌーボーの影響を受けたジュエリーはその象徴でした。このリングに見られる葉のモチーフは、自然の美しさを反映したもので、繊細でありながらも大胆なデザインが当時の女性たちのドレスをより一層引き立てた事でしょう。 また、使用されている素材は、ベルエポック時代に好まれたプラチナとゴールドのコンビです。 プラチナの使用は、ベルエポック期のジュエリーにおける最先端のトレンドで、輝きを放つダイヤモンドとの組み合わせで、より一層豪華な印象を与えました。 また手作業で施された繊細な彫金技術により、石を支える枠はあたかも空中に浮かんでいるかのような軽やかさを持ちながらも、しっかりとした強度を保っています。こうした技巧の組み合わせによってこのリングはその時代の職人技術の高さと、ベルエポック期の華麗でエレガントなジュエリーの美学を象徴しているのです。またリング全体に細かなミルグレインを施し、ダイヤモンドの輝きをさらに際立たせる役割を果たしています。 この時代はまた、貴族や上流階級が社交界を彩り、華やかな晩餐会や舞踏会が頻繁に開催されていました。貴婦人たちは、こうした場で美しいジュエリーを身につけ、富と洗練さを誇示しました。ベルエポック期は、社会が華やかさと贅沢さを極めた時代で、このリングのような繊細なジュエリーはその象徴的なアイテムでした。 しかし、この時代は同時に、貴族社会の終焉を迎える前の最後の煌びやかな瞬間でもありました。第一次世界大戦が勃発する直前のこの時期、華やかなファッションとジュエリー文化は、後に失われる貴族的な優雅さと生活様式を物語っています。このリングは、まさにその「最後の貴族の時代」の名残を今に伝える、歴史と芸術性を持つ特別なジュエリーに思えてきますね。 当時の貴婦人たちに愛された華やかでありながらも繊細な美しさを今に伝える逸品です。 ※写真では黄色みが帯びておりますが、実物は黄色みが帯びておりません。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※サイズのお直しは無料です。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 MMS080924-05
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オールドヨーロピアンカットダイヤモンド&サファイアのアールデコリング
¥50
SOLD OUT
時代 アールデコ 素材 ダイヤモンド、サファイア、18金、プラチナ サイズ 15号 フェイスサイズ 約12.5mm ダイヤモンドサイズ 約3.8mm 重さ 2.6g とてもユニークなデザインを持つアールデコ時代のサファイアのカリブレカットとオールドヨーロピアンカットダイヤモンドのリングのご紹介です。 いつもの繰り返しとなってしまいますが、アールデコのデザインは、1920年代から1930年代にかけての美術様式でその特徴は幾何学的な形状と大胆なデザインにあります。 アールデコは、第一次世界大戦後の急速な社会変革や、テクノロジーの発展を背景に登場した芸術様式です。それまでの自然や植物モチーフが主流だったアールヌーヴォーとは対照的に、アールデコは機械的でシャープなライン、そして幾何学的なデザインを取り入れました。 このリングはズバリあてはまりますね! このリングに見られる放射状のラインや直線的なカットは、アールデコの「未来志向」を物語り、時代の先端を行くデザイン精神を感じます。 まずはカリブレカットされたサファイアが放射状に配置され、強調された直線が視覚的なリズムを生み出しています。 このサファイアが放射状に並んでいることで、リング全体にダイナミックな動きが生まれ、中心のダイヤモンドに向かって視線が自然と導かれる構成となっていますね。 アールデコ期のデザインの中でも、こうした幾何学的な対称性や放射状のモチーフは、時代のモダニズムや進歩を象徴する要素としてよく見られます。 このリングの面白さは、ダイヤモンドの向きにより異なる印象を与える点にあります。 つまり、ダイヤモンドをどの位置に持ってくるかで、リングの見え方が変わり、全く異なる印象となるのです。 ダイヤモンドを上に持ってくると、よりエレガントでクラシカルな雰囲気が強調されますが、逆に下にするとサファイアの幾何学的ラインが主役となり、モダンでアバンギャルドな印象を与えます。この柔軟さこそ、アールデコ時代のジュエリーの遊び心なのかもしれないですね。 単なる装飾品としての役割を超えて、身につける人の個性やスタイルを反映するオブジェのようですね! 全体的に見ると、サファイアとダイヤモンドのコントラストが、装着時に非常に目を引くスタイルで、幾何学模様の中にも無数に施されたミルグレインに優雅さと力強さが感じられます。 また、オールドヨーロピアンカットのダイヤモンドの独特の輝きはアンティーク感をさらに引き立て、現代のジュエリーにはない温かみを与えています。 細部を見れば見るほどに職人さんの手作り感が伝わり、アールデコ時代のエスプリをひしひしと感じるひと品です。 ※ 刻印がうっすら残ってますが、不明です。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 ABX080824-87
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オールドヨーロピアンカットダイヤモンドバターカップヴィクトリアンリング
¥50
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時代 19世紀後半頃 バーミンガム 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ 14号(サイズ直し±2号) バタカップ幅 約6.5mm ダイヤモンドサイズ 約3.8mm 重さ 2.8g なんとも愛らしいバターカップのヴィクトリアンリングのご紹介です。 バターカップ(キンポウゲ)のデザインは、ザ ヴィクトリアンジュエリーですよね! ヴィクトリア時代(1837年〜1901年)は、産業革命の急激な発展と相まって、自然回帰の動きが美術や装飾に強く表れた時代でした。特に植物や花々のデザインは、愛、再生、生命力といった意味合いを持ち、リングのデザインにも現れています。 バターカップは、その可憐な姿から「純粋さ」や「感謝」、「無邪気さ」を象徴する花とされています。 そしてこのリングの可愛らしさは何と言っても花が大切に守られているようなデザインになっている事ではないでしょうか。 バターカップが中央に据えられ、その両側に3本に分かれたアームが伸びて花を支えている構成になってます。 アームの繊細さと流動的なカーブは、自然の流れや生命の動きを表現していてジュエリー全体に躍動感をもたらしています。 3本に分かれたアームは、力強さと同時に細やかな技巧を感じさせ、職人の技術がうかがえますね。 リングに使われているダイヤモンドは、オールドヨーロピアンカットダイヤモンドです。このカットは、19世紀後半に広まったもので、丸いシルエットを持ち、オープンキュレットで、ブリリアントカットより柔らかな輝きを放ちます。オールドヨーロピアンカットは当時の照明環境、主にキャンドルやガス灯で美しく輝くように設計されていて、その温かみのある光の反射が、夜会や社交の場で身につける者にロマンチックな魅力をもたらしました。このダイヤモンドの輝き方は、現代のシャープで強い光を放つ物とは異なり、柔らかく、奥行きのある輝きを見せます。 今と違いまだダイヤモンドが特別な物だった時代において、日常に魔法のような瞬間をもたらす特別な光だったのではないでしょうか。 ヴィクトリア時代のジュエリーは、単なる装飾品ではなく、感情やメッセージを伝える手段でもありました。多くのヴィクトリアンジュエリーは、そのデザインに込められた意味合いを通じて、愛情、友情、哀悼、宗教的信仰など、さまざまな感情を表現していました。 このリングも例外ではなく、バターカップの花が示す純粋さや愛の象徴、そしてオールドヨーロピアンカットのダイヤモンドが持つ優雅で控えめな輝きは、贈られた相手に対する深い感謝や敬意、新たな始まりを祝う思いを込めたものであった可能性がありますね。 ただ美しいだけではなく、時代背景や個人的な感情がデザインに反映された「物語を持つジュエリー」とし大切にしてあげたい愛らしいひと品です。 ※サイズ直しは無料です。但し刻印の関係上、±2号ダイヤモンドまでになります。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレ、地金の変色などルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドは内包物はありますが、肉眼で気になるような物ではなく、目立つキズやカケもありません。穏やかな輝きを楽しませてくれます。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW190724-1290
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オールドマインカットダイヤモンドファイブストーンヴィクトリアンリング
¥50
SOLD OUT
時代 19世紀後半頃 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ 16号 中心のダイヤモンドサイズ 約3.4×3mm 両隣 約3×2.5mm 両端 約2×1.8mm 重さ 1.9g オールドマインカットダイヤモンドのファイブストーンヴィクトリアンリンリングのご紹介です。 シンプルでクラシカルなデザインの中に、時代を超えた美が凝縮されているのはやはりダイヤモンドがオールドマインカット故の事でしょう。 決して大粒のダイヤモンドではありませんが、オールドマイン特有のコロンと四角みを帯びた形状、テーブル面が小さく、厚みがたっぷりとあり、ブリリアントカットの精密なカットとは異なり、手作業ゆえに5つとも独特の個性的な形状を持ち、なんとも魅力的なのです! ブリリアントのようなまばゆいばかりの光ではありませんが、深く柔らかな輝きにうっとりとします。 そしてゴールドの台座にダイヤモンドはしっかりとセッティングされ、それぞれが少しずつ異なるカット面で光を受け、まるで静かなシンフォニーを奏でているかのようです。 台座の爪と爪の丸い空間から光を取り込み、そのカービングはリング全体に上品な雰囲気を加えています。 さて、このスタイルつまりファイブストーンリングは19世紀のヴィクトリア時代にまで遡ります。この時代、ジュエリーは感情やシンボルを表現する重要な手段で、ファイブストーンリングもそのひとつだったのです。 ファイブストーンリングは時代を超えたデザインとして今でも定着していますが、やはりオールドカットダイヤモンドのファイブストーンリングは別格ですね。 ヴィクトリア時代の影響を感じさせる美しいディテールは身に着ける人に優雅さと気品を与えてくれます。 アンティークジュエリーの魅力は、単に美しいだけでなく、その背後にある歴史や職人の情熱を感じ取ることができる点にあります。このリングも、長い年月を経てなお輝きを失わず、その時代の技術と美意識が見事に表現されています。大切に受け継がれ、次の世代へとその物語を紡いでいくにふさわしいリングなのではないでしょうか。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW160924-1117
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オールドマインカットダイヤモンドバターカップヴィクトリアンリンリング
¥50
SOLD OUT
時代 19世紀後半頃 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ 9.5号 ダイヤモンドサイズ 約4mm×3.8mm 重さ 2.1g この愛らしい18金イエローゴールドのリングは、オールドマインカットダイヤモンドをバターカップセッティングで優しく包み込んだひと品。 ダイヤモンドは約4mm程ですが、厚みのあるプロポーションと小さなテーブル面、オープンキューレットは、光を柔らかく拡散させる役割を果たし、アンティークならではのクラシカルな輝きを楽しめます。 ダイヤモンドは手作業でカットされている為、個体ごとに微妙な違いがあり、それが人間の手の温もりを感じさせ、唯一無二の存在感を持つことも大きな魅力なのではないでしょうか。 オールドマインカットは、現代の機械による精密なカットにはない、温かさや個性があって、それが時を経ても愛され続ける理由の一つです。 バターカップセッティングは、アンティークリングにおいて単なるデザイン以上の意味を持っています。ビクトリア時代に人気を博したこのセッティングは、バターカップ(キンポウゲ)の花を模したもので、花びらがダイヤモンドを優しく包み込み、その輝きを引き立てます。 このセッティングは、シンプルで自然の美しさを象徴していて、控えめながらも実用的で、ダイヤモンドに様々な角度から光を取り込み、輝きを増すように設計されています。 アンティークのデザインに遊び心が加わったこのようなリングって特別感がありますよね。 まだお持ちでない方には、ぜひコレクションに加えていただきたい一押しのリングです。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW160924-1117
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オールドヨーロピアンカットダイヤモンドアールデコリング
¥50
SOLD OUT
時代 1930年頃 素材 ダイヤモンド、サファイア、プラチナ サイズ 14.5号 ダイヤモンドサイズ 約4.8mm フェイスサイズ 約6.9mm 高さ 約3.8mm 見ているよりも実際に指に通した時の方が美しさが際立つポストアールデコ時代の卓越したデザインと職人技が融合した注目すべきひと品てす。 リングの中心に輝くオールドヨーロピアンカットダイヤモンドは台の中に石を入れて縁を倒して石をセットする覆輪(ふくりん)留め(コレットセットともいいます。)でしっかりとセットされています。爪留めと違い、引っかかりも少なく、石も外れにくいという利点がありますが、光を取り込めない為、ダイヤモンドの輝きが控えめですので、煌びやかさが控えめな物がお好みの方には特にお勧めとなります。 こちらのオールドヨーロピアンカットダイヤモンドは端正なラウンド型で、オープンキュレットのまん丸おめめさんが小さく取られています。 その結果、光が石の内部で豊かに反射し、現代のブリリアントカットとは異なる、柔らかくロマンティックな輝きを放ちます。 リング全体のデザインは、アールデコの要素が詰まっています。 この時代はプラチナの普及によりジュエリーのデザインは一気に軽やかになり、フィリグリーやミルグレインといった細やかな技法が頻繁に用いられるようになりました。フィリグリーは、極細の金属線を用いて装飾を施す技法で、このリングでも見事にその技術が駆使されています。ショルダーや台座部分にもフィリグリーが施され、リングに優雅さと立体感を与えています。 また、このリングのデザインの中で特筆すべきは、ショルダーと台座部分に美しく配置されたカリブレカットのサファイアではないでしょうか? 台座部分にまで!!すごい!!と思いませんか? カリブレカットとは、石がぴったりと枠にはまるように特別にカットされる技法で、ジュエリー全体に一体感と滑らかな流れを生み出します。 宝石をジュエリーのデザインにぴったりと合うように個々に精密にカットし、隙間なくセッティングする高度な技術です。この技法は、アールデコ時代に発展し、幾何学的なデザインや鮮明なラインを作りメリハリを持たせる為によく用いられました。 このリングにおいては台座やショルダーにまで小さなサファイアがカリブレカットでセッティングされていてディテールへのこだわりが際立っています。 サファイアの深い青とダイヤモンドのクリアな輝きとのコントラストが、見る者の目を引き付け、アクセントとして絶妙なバランスを保っています。 ショルダー部分のミルグレインやサファイアの配置は、アールデコに先駆けたデザインを示していて、これからジュエリーにおける幾何学模様のトレンドが始まる時代を象徴していますね。 全体的に、このリングは単なるジュエリーとしての価値だけでなく、職人の技術や時代背景が感じられるひと品です。 ダイヤモンドとサファイアの配置、フィリグリーやミルグレインといった装飾技法、そしてその時代に求められた優雅さと新しいデザインの融合が、このリングを時代を超えて愛される理由となっています。 着用者に個性を与え、その背景にある歴史的な物語を感じさせるこのリングは、まさに一生の宝物として受け継がれる価値があるひと品です。 まさに唯一無二のオンリーワンの存在ですね。 なんとも言葉では言い表せない不思議な魅力が詰まっているリングです。 ※ サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 90年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はあります。但し肉眼でみえるものではありません。瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケや目立つキズはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 ABX080824-272
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オールドカットダイヤモンド&デマントイドガーネットアールヌーヴォーリング
¥50
SOLD OUT
時代 19世紀末 素材 ダイヤモンド、デマントイド、18金 サイズ 14号 ダイヤモンドサイズ 2.7mm フェイス幅 14.7mm 重さ3.6g アール・ヌーヴォーの美学を感じる事ができるリングのご紹介です。 最大の特徴は、その有機的で流れるような曲線。 植物の蔓や自然のフォルムからインスピレーションを得たデザインは、アール・ヌーヴォー特有の「自然への回帰」を表現しています。リング全体を取り巻くカーブは繊細でありながら力強く、まるで自然界の動きをそのままジュエリーとして固めたかのような、流動的な美しさを感じさせますね。 特に、ダイヤモンドとデマントイドのセッティングは、デザインの中心に配されており、これらの石が光を受けるたびに、アール・ヌーヴォーの特徴である「自然の輝き」が浮かび上がります。 アール・ヌーヴォーのジュエリーに見られるもう一つの魅力は、自然界だけでなく、時には幻想的な要素を取り入れることです。このリングも、その彫刻的なフォルムや流れるような曲線が、まるで自然が自ら形を変えてジュエリーに姿を変えたような幻想的な雰囲気を持っています。 リングの内側の魚の刻印は、その詳細が不明なために謎めいていますが、このような刻印もアール・ヌーヴォー期に特有の「個性」を持つジュエリーによく見られる要素です。ジュエリーの製造者や工房の印を残すことは、作品そのものにさらなる物語を与え、身に着ける人に想像力を刺激します。 アール・ヌーヴォーの魅力は、その「束縛からの解放」と「新しい美の探求」にあります。19世紀末から20世紀初頭にかけて生まれたこのムーブメントは、それまでの厳格なデザイン規則や対称性に縛られた様式から解放され、自然の曲線、柔らかなライン、そして流れるような動きを取り入れたことで、当時の美術やジュエリー界に新風を吹き込みました。 このリングは、その精神が現れていますね。 身につけることでアール・ヌーヴォーが求めた自由で優美な美しさを感じることができるでしょう。 アール・ヌーヴォーのジュエリーは、ただの装飾品ではなく、芸術的な意味合いを強く持っています。そのデザインには創造的な自由があり、着用者に独特の個性と優美さを与えます。このリングは、その象徴的なデザインと石の配置によって、アール・ヌーヴォーの持つ「自然と共にある美しさ」を見事に感じて頂けるのではないでしょうな? そしてアールヌーヴォーのジュエリーにおいて、他のアイテム、つまりブローチやペンダントに比べると少ない傾向があります。その理由の一つは、アールヌーヴォーのデザイン特有の曲線美や自然をモチーフにした複雑な装飾が、ブローチやペンダントなどの大きな面積のアイテムに適していたことです。これらのデザイン要素は、より大きなジュエリーでその美しさを最大限に発揮できるため、リングのような小さなアイテムでは、デザインが限られてしまうことがあります。 また、アールヌーヴォーのリングは、他のスタイルに比べて、より個性的で自由な造形が特徴です。流れるようなラインや自然界のモチーフ(例えば植物や昆虫)を細かく取り入れたデザインは、当時としても前衛的であったため、他のジュエリーと比べて作られた量が少ないと考えられます。こうした点で、アールヌーヴォーのリングは非常に希少で、見つけるのが難しいこともありますが、その独特の美しさがあるため、コレクターやアンティークジュエリーファンには非常に人気があります。 時代を超えた唯一無二の芸術作品を是非お手にとってご覧下さい。 サイズ直しは無料です。 但し±4号までになります。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 ABX080824-513
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Aフィリグリーチェーンネックレス
¥50
SOLD OUT
Aフィリグリーチェーンネックレス 時代 1900年頃 素材 14金 重さ 3.5g マルカン含めた長さ 約54cm パーツサイズ 約9mm 14金のアンティークチェーンネックレスのご紹介です。このネックレスは、その美しさだけでなく、細部にまでこだわったデザインや作りの工夫が際立ち、他のジュエリーにはない特別な魅力を放っています。 まず、このネックレスの最大の魅力は、各パーツに込められた職人技にあります。中央にフィリグリー(透かし細工)が施されてたパーツを繋げたチェーンネックレスは細やかな巻き線模様が光を受けるたびに繊細な輝きを放ちます。透かし細工は、その技術的な難易度からも非常に価値が高く、軽やかさと強度を両立させている点が特筆すべきところです。このデザインは、動きに伴う光の反射によって、まるで生きているかのように輝きを変化させるのが特徴です。 さらに、これらの装飾的なパーツを繋ぐチェーン部分も、職人のこだわりが感じられます。手作業で丁寧にろう付けされたチェーンは、一つ一つのリンクが美しく整えられており、滑らかな繋がりを実現しています。 柔軟性と耐久性を兼ね備えたこのチェーンは、軽やかな動きと流れるような美しさを持ちながら装飾的な要素を際立たせ、全体のデザインを見事に調和させています。 ネックレスの全体の印象としては、長さが54cmと非常に使いやすい点もまた魅力です。軽やかに動くこの長さは、シンプルな装いにもドレスアップしたスタイルにも合わせやすく、他のジュエリーとの重ね付けも楽しめます。また、ペンダントを合わせる場合でも、この絶妙な長さがバランスを取り、胸元にアクセントを加えます。 各パーツが職人の手で一つ一つ丁寧に作られていて、当時の高度な技術が感じられます。正確にろう付けされたパーツは、機械的な均一さではなく、手作りならではの温かみを持っています。工房の刻印らしきものがマルカンに残ってはいるものの、長い年月の経過による摩耗のため、はっきりとした判別は難しいものとなり不明です。 それはそれでこのネックレスが持つ歴史の一部としてさらに魅力を高めていますね。 出番が増えるひと品となる事でしょう。 ABX080824-488
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Bリブチェーンネックレス
¥50
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Bリブチェーンネックレス 時代 1900年頃 素材 14金 重さ 5.1g マルカン含めた長さ 約55cm パーツのサイズ 約9mm 14金のアンティークチェーンネックレスのご紹介です。このネックレスは、その美しさだけでなく、細部にまでこだわったデザインや作りの工夫が際立ち、他のジュエリーにはない特別な魅力を放っています。 こちらはリブパーツが配されたチェーンネックレスになります。 リブとは、細かい溝、縦線の入ったパーツを指します。表面の凹凸が光を反射して、独特のテクスチャーを生み出します。このパーツは、ネックレス全体に立体感を与え、他の滑らかな部分との対比によって、デザインに深みをもたらしています。特に、このネックレスのリブ状パーツは、強固でしっかりとした印象を与え、フィリグリーとは異なる魅力を引き立てています。角度によって輝きが異なるこのリブのパーツは、見るたびに異なる表情を見せてくれるでしょう。 さらに、これらの装飾的なパーツを繋ぐチェーン部分も、職人のこだわりが感じられます。手作業で丁寧にろう付けされたチェーンは、一つ一つのリンクが美しく整えられており、滑らかな繋がりを実現しています。 柔軟性と耐久性を兼ね備えたこのチェーンは、軽やかな動きと流れるような美しさを持ちながら装飾的な要素を際立たせ、全体のデザインを見事に調和させています。 ネックレスの全体の印象としては、長さが55cmと非常に使いやすい点もまた魅力です。軽やかに動くこの長さは、シンプルな装いにもドレスアップしたスタイルにも合わせやすく、他のジュエリーとの重ね付けも楽しめます。また、ペンダントを合わせる場合でも、この絶妙な長さがバランスを取り、胸元にアクセントを加えます。 各パーツが職人の手で一つ一つ丁寧に作られていて、当時の高度な技術が感じられます。正確にろう付けされたパーツは、機械的な均一さではなく、手作りならではの温かみを持っています。工房の刻印らしきものがマルカンに残ってはいるものの、長い年月の経過による摩耗のため、はっきりとした判別は難しいものとなり不明です。 それはそれでこのネックレスが持つ歴史の一部としてさらに魅力を高めていますね。 出番が増えるひと品となる事でしょう。 ABX080824-445
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オールドヨーロピアンカットダイヤモンドプラチナリング
¥50
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時代 20世紀初頭頃 素材 ダイヤモンド、プラチナ サイズ 15号 ダイヤモンドサイズ 約5mm フェイス幅 約7.6mm 重さ 3g オールドヨーロピアンカットダイヤモンドが美しくセットされた、20世紀初頭の気品溢れる作品。 細やかで凝ったデザインが施されていて、ダイヤモンドは単に輝きを放つ存在ではなく、プラチナの枠に自然に溶け込み、ジュエリー全体の一部として優雅な美しさを演出しています。 このリングの魅力は、控えめでありながらも洗練されたプラチナの使い方にあります。ダイヤモンドが主張しすぎることなく、地金と一体となり、優雅さと気品を持ちながらも、どこか柔らかさを感じさせるデザインに仕上がっています。ふっくらとしたフェイスは、手に取るだけでその時代の温かみと豊かな感性が感じられ、細部にわたるミルグレインや繊細な透かし模様が、まるでリング自体が語りかけてくるようです。細やかに施されたデザインのひとつひとつが、職人の手によって丁寧に作り上げられたことを思わせてくれます。 強調しすぎないダイヤモンドは、むしろ静かに引き込まれるような魅力を持ち、まるで建築物のように構築されたデザインと共に、その美しさを引き立てていますね。 このリングは、一つのダイヤモンドを中心に据えながらも、全体としての調和を大切にしていて、その均衡感が他にはない独特の魅力を生み出しています。イエローゴールドのリングが持つダイヤモンドの華やかな主張とは異なり、このプラチナリングは、静かで落ち着いた輝きを放ち、所有する人の手元で静かにその存在感を示すのです。 このリングが貴女の手元に届いたとき、貴女はどんな物語を浮かべるでしょうか?そんな事を想像してみるのも楽しいですよ。 写真だと美しさが伝わっておりませんが、実物はとっても美しいお品物です。 ※サイズのお直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。 カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 MMS080924-04