



















アールデコカリブレカットサファイア&ルビー(合成)エタニティーリング
¥85,000 税込
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時代 1925年頃
素材 合成サファイア、合成ルビー、シルバー
サイズ 12号
リング幅 約3mm
重さ 2.8g
週末の特別なひと品
通常は合成石は選ばないのですが、このリングの端正な美しさと手の込んだ作りに心を奪われ、惚れ惚れして購入を決断しました。
アールデコ期の最先端――合成ルビーとサファイア
このリングは1920〜30年代、アールデコ期に作られたものと思われます。片側には深いブルーの合成サファイア、もう片側には鮮やかな合成ルビーが整然と並び、昼と夜を切り替えるように楽しめる「デイ&ナイト」のデザインです。
石は精緻なカリブレカットに仕立てられていて、シルバーの枠に美しく整列されております。
シルバーの枠の側面にはアカンサスの葉が一周にわたり彫り込まれていて、リングをどの角度から見ても素敵なデザインになっているのです。
正に、幾何学的な美と古典的なデザインの両方が同居する、アールデコ時代の美意識を映すひと品です。
今の感覚ですと、"ちょっと合成??"と思う方も中にはいらっしゃるでしょう。
当時の合成石は、現代のように安価な代用品というイメージではなく、新しい技術の象徴でした。
つまりジュエリー界にとって革命的な出来事だったのです。
色が均一で、内包物もなく、カリブレカットなど緻密な細工にも適していたため、直線や対称性を愛したアールデコのデザインに格好の素材となったのです。
だからこそ、天然石では難しい完璧な色合いや形の統一感が実現され、アールデコならではの大胆でモダンなジュエリーが数多く生み出されたのでした。
当時の職人やデザイナーにとって合成石は“未来の素材”で、そこには現代の私たちが想像する以上の高揚感や先進性が込められていたに違いありません。
こうした背景を持つリングが、オリジナルの姿を保って今日まで残されていること自体がワクワクしますね。
合成であることが価値を下げるのではなく、むしろ時代の革新を物語る証で、アールデコの精神を凝縮した歴史的なジュエリーに感じるのです。
※サイズのお直しはできません。
※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。
※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。
カケはございません。
時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m
※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。
※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
NW080825T77RSC
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