1848年 エメラルド & ルビーの花冠リング(15金)
¥220,000 税込
残り1点
別途送料がかかります。送料を確認する
¥80,000以上のご注文で国内送料が無料になります。
時代 1848年 バーミンガム
素材 エメラルド、ルビー、15金、
エメラルドサイズ 約4mm
フェイスサイズ 約12.5mm
サイズ 14.5号(サイズ直し不可)
重さ 3.5g
1848年、ヴィクトリアン中期、バーミンガムの刻印が残るこのリングは、まるで時を超えて咲き続ける花のような存在ですね。
中央には澄んだスクエアカットのエメラルド。そのまわりを取り囲むのは、瑞々しい色を湛えたルビー。
ひと粒ひと粒がぷっくりと厚みを持ち、光を受けてやわらかに艶めきます。石は密にセットされ、裏側はクローズドセットになっているため、石そのものの色味はしっとりと芯のある深みを帯びます。
光を大胆に透かすことはしないものの、むしろ宝石の持つ色彩の強さを際立たせ、見る角度ごとに落ち着いた表情を見せるのです。
ショルダーには、職人の手で彫り抜かれた透かし文様。植物の蔓を思わせる優雅な曲線が金の地金に溶け込み、装飾的構造美を感じます。
さらにアーム全体には繊細な彫模様が続きます。どの角度から眺めても装飾が途切れることなく、バーミンガム黄金期の金細工の美しさを感じる事が出来る仕上がりです。
裏面には、かつては小さなコンパートメントが設けられていた可能性があります。ヴィクトリア時代において、愛する人の髪の毛や肖像を納めるメモリアルジュエリーの形式として知られていて、このリングも単なる装飾品にとどまらず、想いを封じる物であったのかもしれません。
177年前の作品とは思えないほど美しく、華やかで、そして品格があります。ルビーとエメラルドという対照的な色をここまで調和させているデザインも、同時期のリングの中でも群を抜いた完成度に感じます。
似たものにはまず出会えない、希少なヴィクトリアンジュエリー。
眺めるたびに、19世紀の職人たちの情熱と感性が静かに伝わってくるような、美しいひと品です。
※ 177年前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。カケや目立つキズはございません。
時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m
※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。
※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
NW080725S005E
-
レビュー
(449)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
