サファイアの透し彫りリング
¥198,000 税込
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時代 19世紀末頃
素材 サファイア、ダイヤモンド、18金
サイズ 15号
サファイアサイズ 6×5.5mm
フェイス幅 11mm
台座高さ 5.4mm
重さ 4.5g
深く澄んだブルーのサファイアを、コレットセッティングで包んだアンティークリングは、光を内側に包み込むようなセッティングによって、サファイアの青は落ち着いた色味に深まり、光が入ると静かな揺らぎを感じさせます。
台座を取り巻くのは、ローズカットダイヤモンドたち。決して眩しく主張することはなく、どこか控えめで、けれど光を受けた瞬間だけ「私はここにいます」と語りかけるようなきらめきを放ちます。
それはまるで、深い夜空に散りばめられた小さな星々のように、あくまでも主役を邪魔することなく、サファイアの青をやさしく照らし出しています。
そして台座をぐるりと囲む植物モチーフの透かし彫りの躍動感!細やかな葉の曲線が規則正しくも生き生きと連なり、どの角度から見ても繊細な陰影が生まれる構造になってます。
19世紀末、ヴィクトリアンの終盤からエドワーディアン初期にかけて、人々は産業化の進む社会の中で“自然回帰”への願いを強く抱いていました。
植物を主題とした透かし細工は、まさにその感性の象徴なのです。
指の上に、小さな庭園がそっと置かれているかのような佇まいは、当時の感性のままに息づいています。
シャンクに残るイエローゴールドの穏やかな輝きは、時を経た金だけが持つ独特の温度を感じさせます。
目立たない小傷やわずかな摩耗は、このリングが誰かの人生と寄り添ってきた“時間の証拠”。ただ古いのではなく、長い年月を経てなお美しさを保っている——そのこと自体がアンティークの魅力の核心です!
おそらく19世紀末頃に作られたこのリングは、職人とデザイン性がもつ物語がひとつに溶け合った小さな芸術作品に感じます。
※ サイズアップのお直し代を頂戴致します。
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※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。
※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。サファイアはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケや目立つキズはございません。
時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m
※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。
※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
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