ヴィクトリアン ポジー・ホルダー ブローチ

SOLD OUT

時代 19世紀後期
素材 スターリングシルバー(ホールマークはありませんが、テスト済み)・ガラス
イギリス
サイズ 5.5 cm x 3cm

ポジー・ホルダーと呼ばれるフラワーホルダー。小さな花を入れ、男性のフォーマルジャケットの襟のボタンホール辺りにとめて使用
するものです。

もともとは18世紀フランスで香りの良いハーブなどが流行りそれを持ち歩けるような指にはめる容器が作られ、それが進化して小型化したのが胸元を飾るポジー・ホルダーとなり19世紀に入り流行したそうです。

容器は豪華に宝石がセットされたものや、細工を凝らしたものなどが誕生しました。

今回ご紹介する物はブーケをイメージし、浮き出るように花の模様が彫られ、裏側にはガラス瓶がセットされ、そこにコットンに水を含ませた花を挿せば、しんなりせず、生き生きと保たせることができます。
全て完品の状態で残っているのも嬉しいですね。

アガサクリスティーのテレビドラマ「ポアロ」ではポアロは襟元にポジー・ホルダーをつけていましたね。

当時は男性の為の物でしたが、現代では女性が使ってみても素敵です。

いにしえの優雅な一面を体感できる素敵なお品はこれからのパーティーシーズンにおススメです。