1855年 ロンドン ヴィクトリアン・モーニングリング
¥158,000($1,013.15)
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時代 1855年 ロンドン
素材 18金、サードニクス、パール
サイズ 10号
重さ 2g
フェイスサイズ 約8.8mm
サードニクスサイズ 約3mm
1855年、ロンドン。
ヴィクトリアン時代につくられた、18金のモーニングリング。
中央には、二層の色を持つサードニクスがセットされ、その白い層を彫り出して、小さな小さな可憐な忘れな草(Forget-me-not)が浮かび上がります。
「私を忘れないで」という花言葉を持つ忘れな草は、まさにモーニングジュエリーにふさわしいモチーフでした。
大切な人を失った悲しみと、その人を決して忘れないという想いを、花に託したのでしょう。
当時のヴィクトリア時代では、愛する人を亡くした際に、その人を想い、喪に服すためのジュエリーを身につける習慣がありました。
それがモーニングジュエリー(Mourning Jewelry)です。
こちらのリングの裏側にはコンパートメントが設けられていて、当時はそこに故人の遺髪など、思い出の品を収めたものと考えられます。
そう思って眺めると、この小さなリングが、単なる装飾品ではなく、ひとりの人の「記憶」をそっと抱えていたものなのだと感じられます。
そして、何より心を惹かれるのが、すべてが職人の手仕事によって生み出された、その造形の美しさ。
ショルダーには繊細な植物文様が装飾され、中央を囲むようにハーフパールが一周。
まだ養殖真珠が存在しなかった時代ですから、こうしたパールは天然のものと思われます。
現代のジュエリーにセットされた全てが綺麗に均一に揃った真珠ではなく、一粒一粒の個性を生かしながら、色味、サイズが少し不揃いだからこそ、この愛らしい花のような取り巻きになるのです。
18金の柔らかな輝きと、黒いエナメル、白いサードニクス、そして真珠が重なり、ヴィクトリアンならではの静かで奥深い美しさをつくり出しています。
黒いエナメルには、長い年月の中で少しずつ失われた部分もあります。
けれど、それもまた、このリングが1855年から現在まで歩んできた時間の証。
新品のように完璧であることのみが美しさではなく、失われたものも、残されたものも、すべてを含めて美しい!
愛する人を忘れないためにつくられたリングが、170年以上もの時を経て、今度はそのリング自身が長い時間の記憶を纏っている。
忘れないためのジュエリー。
そして、時の流れさえも刻み込んだジュエリー。
小さなリングの中に、ヴィクトリアンの人々の愛や喪失、そして「記憶する」ということの意味までが静かに閉じ込められているような、特別なひと品です。
※ サイズアップのお直し代を頂戴致します。
サイズ直しをご希望の方は、
オプション選択をお願い致します。
+0.5号から〜+3号まで¥6500
+3.5号〜+5号まで¥8500
+5号以上¥10000
※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。
※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどございます。エナメルも失ってしまっている部分がございます。パールも170年の歳月を考えますと良好です。カケはございません。
時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m
※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。
※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
FW070726-136
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