1910年 シグネットリング
¥58,000($366.68)
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時代 1910年バーミンガム
素材 9金
サイズ 13.5号
フェイスサイズ 約8.3mm
重さ 1.5g
1910年、英国バーミンガムの刻印が残る9金のシグネットリング。
ふっくらとしたシールド型のフェイスに刻まれているのは、「Hilda」という女性の名前。
流れるような筆記体と、名前の下に添えられた繊細なライン。両サイドのショルダーにも立体的な装飾が施され、控えめながらも凛とした美しさを湛えています。
シグネットリングの歴史は古く、もともとは紋章やイニシャルなどを刻み、封蝋に印を残すための実用的な指輪でした。やがて身分や家系を示すものから、個人のアイデンティティや大切な人とのつながりを表すものへと、その意味合いも広がっていきます。
20世紀初頭の英国では、こうしたリングは男性の装身具としても親しまれ、家族の紋章やイニシャル、時には名前を刻んだものが身につけられていました。指先にさりげなく添えられた小さな金のリング。それは単に装いを飾るだけではなく、自分が何者であるか、誰とつながっているかを静かに語る存在でもあったのでしょう。
このリングをかつて身につけていたHildaは、どのような女性だったのでしょうか。
1910年という時代に思いを馳せると、今から100年以上も前の誰かの日常が、ふと身近に感じられます。どんな服に合わせ、どんな景色を眺め、どんな思いでこのリングを指に通していたのでしょう。もちろん、その答えを知ることはできません。それでも、名前が刻まれているからこそ、遠い過去に生きた一人の人間の存在を、より具体的に想像することができます。
アンティークジュエリーの魅力は、完成された美しさだけにあるのではないと思います。誰かが選び、誰かが身につけ、長い年月を経て、今度は自分のもとへとやって来る。その時間の連なりにこそ、現代のジュエリーとはまた異なる特別な価値が宿っています。
そして、今度は自分がこのリングを身につける人になる。
かつての持ち主が刻んだ名前をそのままに、現代を生きる自分の装いに取り入れる。過去の誰かの物語を消し去るのではなく、その痕跡ごと受け取り、これから先の時間へとつないでいく。そんな継承の喜びも、アンティークを手にする醍醐味のひとつではないでしょうか。
※ サイズのお直し代を頂戴致します。
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※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどございます。
時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m
※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。
※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
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