エジプシャンリバイバル ラピスラズリリング

SOLD OUT

時代 アールデコ期
素材 ラピスラズリ、18kゴールド
サイズ16号

宇宙空間のような静寂さを感じるこちらのラピスラズリのリング。

シャンクには古代エジプトの模様がある事からエジプシャンリバイバルのリングという事がわかります。

19世紀以降の美術において、古代エジプト文明に影響を受けた動きは三度おきてます。
1度目は1798年ナポレオンのエジプト遠征、
2度目は1869年スエズ運河の開通、
3度目は1922年のツタンカーメン王墓の発掘。

この1922年のツタンカーメンの発掘はその時期流行していたアールデコに見事にマッチし、多くのモチーフが作品に取り入れられました。

ハーワードカーターが発見したツタンカーメン王墓はエジプト発掘史上最も完全な遺品の集まりを生み出し、復元されたのですね。

古来より尊い石としてエジプトやメソポタミアなどで魔除けやお守りとして扱われてきたラピスラズリ。
紺碧のブルーが美しいそんな石を、18金で囲み、夜空を見上げているような美しさが際立つリングです。

シャンクにはスカラベ(フンコロガシ)の模様が施されています。

古代、エジプトの人々は、朝に太陽が昇り、
夕に沈むのは、スカラベの働きによると考えていました。

幸運をもたらすフンコロガシ・・。

そんなスカラベは太陽と同一化され、

再生と復活の象徴として、

古代のエジプトの人々に尊ばれていたといいます。

海を越えてきた縁起の良いリング、どなたのお手元に届きますでしょうか？ ロマンを感じますね。