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ダッチローズカットダイヤモンドリング

¥50 税込

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時代　19世紀末頃
素材　ダイヤモンド、14kゴールド
サイズ　12号
ダイヤモンドサイズ　約5mm

霧がかかったような、どんよりとした
ビターな渋い輝きがかっこよくも感じる
ダッチローズカットダイヤモンドソリテールリング。

ダイヤモンドの台座の裏は閉じられ、ダイヤモンドと
台座の間には銀などの薄く伸ばした箔が敷かれています。
この技法はフォイルバックと呼ぶのですが、
まだローソクの光で生活をしていたジョージアン時代に暗い中でもダイヤモンドをいかに美しく輝かせて見せる事ができるか！！という考えから生み出された技法です。
つまりこちらのリングは19世紀前半頃のダイヤモンドを使用して19世紀末頃にお仕立てされた物と推測します。

ダイヤモンドは約5mmほどあり、
ダッチローズカット特有のコロンとした厚みがかわいらしく、一見ダイヤモンドの表面に出来たスクラッチに見える部分がありますがそれは200年程の時をこえて箔が渋く色付いたためぼんやりと霧がかって見えるのです。
ダイヤモンドにはほぼダメージなどがない綺麗な状態です。
ダイヤモンドまでが古色を帯びた色合いの中にアンティークの風情を感じドキッとしてしまうほどに味わい深い輝きを見せてくれます。

キラキラと華やかさを競うのでなく、凛と構え、堂々とした姿はムードをより高めてくれます。

アンティーク好きにしかわからないツボを押さえたひと品ではないでしょうか。

フォイルバックセッティングは、水や液体に濡らさないようにご注意ください。