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時代 1910年頃
素材 ダイヤモンド(トータル1ct)、
18kゴールド、
プラチナ
サイズ 18号



プラチナのフェイスの中央に大粒の
オーバルシェイプのオールドマインカットダイヤモンドを配し、その取り巻きには10粒のオールドマインカットダイヤモンドを集めて、お花の型を作った愛らしいデイジーリング。

エドワーディアンのジュエリーでは、
ダイヤモンドの輝きをより際立たせるために、石の周りには白色の金属(ホワイトゴールドやプラチナ)を使い、その他の地金はイエローゴールドというコンビの手法が用いられ、その為他のリングとの組み合わせがしやすいのも嬉しい事の
一つです。

フラワークラスターリングは、アンティークでよく見る普遍的な人気のデザインで今現在のジュエリーでもよく見かけると思いますが、やはり同じフラワークラスターでもダイヤモンドのカッティング一つで雰囲気ががらりとかわるため、
一つ一つ異なるのも魅力的です。

中央のうっすらとイエロー系のダイヤモンドは約6mm×4mmあり、厚みがしっかりあります。キュレットがカットしてある事がわかる黒丸がしっかりと見えるのもアンティークダイヤモンド好きにはうれしくなる光景だと思います。
花びらのダイヤモンドは約2mm〜2.5mmと小さくともコロンとたっぷりとした厚みがあり、そのおかげでまるで本物の花のような立体感を生み出してくれています。これが現代のダイヤモンドですとノペッとした印象になる事でしょう。

ダイヤモンドの花びらが競うようにキラキラと輝き、それぞれの煌めきが溶け合って、ひとつの大きな輝きをつくるようななんともうっとりとしてしまうひと品です。

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