天然真珠リング(英国鑑定機関の鑑定書付き)

SOLD OUT

時代　1930〜40年代頃
素材　天然真珠、18kゴールド
サイズ　14号
パールサイズ　7.8mm×8mm×6mm
パールと台座を合わせた高さ　6.6mm
アーム幅　2mm

一粒の美しい天然真珠のリング。

真丸でないボタンシェープの可愛らしさもありながら、天然真珠なのにこの大きさ！
そして鑑定書に記載があるように
Iridescent yellow つまり"虹色の黄色"！
それは何かといいますと、
真珠のクオリティーをあらわす言葉に
"Iridescent""イリデッセント"があります。
イリデッセントとは英語で"虹色"という意味ですが、
"干渉色"とも呼ばれていて、真珠の表面に見られる光の波が重なる事によって起こる虹色のことをさすのです。
照りの良い上質な真珠にしか見られない特徴的な現象です。
そして天然真珠は、中のそのほとんどが真珠層で出来ているため、長い長い時間をかけて作られる事もあり、大きくなればなるほど真丸でなくなるのです。こちらのリングのボタンシェープにはそんな理由があります。

シャンパンクリーミーな色、シルキーな光沢、ヴェルヴェットの様な艶、上品な佇まい、派手さは全くありませんが、奇跡の美しさと言っても過言ではありません。(光沢に反射して写真が上手に写せませんでした。)

残念ながら日本では冠婚葬祭に必要だからということで1セットは持っていなければという暗黙の了解的な雰囲気がありますよね。そのイメージが強すぎる為に真珠をファッションの一部として持つ方は少ないように思います。また扱いが大変という理由で躊躇する方もおられるようです。なによりデザインの素敵な物がないですよね。

また最近では低品質な養殖真珠が大量生産されるようになり(初期の養殖パールは別)
いたる所でパールジュエリーを目にするかと思いますが、その低品質がスタンダードとなってしまった今では残念ながら真珠は安いというイメージが強くなっているように思います。

また日本での一番の問題点はなんといっても養殖真珠に関しても、「本真珠」「ナチュラルカラー」といった曖昧な呼び方をする事で消費者は天然真珠と思い込んでしまっているという事実です。(涙)
つまり商用に様々なネーミングをつけて、明確に表す基準がないため、有耶無耶にしていて、養殖真珠をあたかも天然真珠のように思わせようとしているのです。
日本の市場にでている真珠のほとんどが養殖真珠と思って頂いても過言ではございません。なんといっても日本には天然か養殖かをきちんと調べて鑑定書を作成してくれる機関ですらほとんどない事からも、養殖技術を成功させた日本の国策？ (笑)とも思ってしまうほどです。

数千年前からありとあらゆる権力者に愛されてきた真珠。
母なる海という大自然の恵みから一粒の天然真珠を採取する事がいかに大変な事か。
正に美しい奇跡の宝物だと思うのです。
その採取方法は潜水夫が海に潜って直接採取するという原始的といえば原始的な方法で紀元前から行われていたといわれています。　
命懸けで採取する事だってあると思いますが、当然全ての貝に真珠が入っているわけではないので、それを思うと1つの美しい天然真珠の宝石が出来上がるまでいかに大変だったか、、、それを想像すると愛おしくさえ思えて来ますよね。

真珠は外部から侵入してくるゴミや不純物などから自身を守るために作られるのですが、確かに貝の体内から美しい真珠が生まれるわけですから本当に神秘の世界ですね。
そんな事からか、真珠にはネガティブなエネルギーを回避し、トラブルや災難から身を守ってくれる力があるとされています。
有機物としての母なる海の暖かさを感じます。

そんな大粒天然真珠を支えているのが、ロープツイストのアーム。
決してほどける事のないロープは強い絆や愛を意味していますし、また海での作業で必要な網をイメージする事もできます。

ゴールドの輝きとねじれの影のコントラストに渋みと華やかさが共存しさりげなくリングに明るさを添えてくれています。

上質な素材がものをいう正統派の天然真珠リングはお手元を永遠に彩り続けてくれる事でしょう。

是非5%offクーポン(202012月7日から25日の期間)をご使用頂きお得にお買い物下さい。

※目立つ傷などもない美しい状態です。

※サイズの変更は可能ですが模様が消えてしまいますのでご承知おき下さいませ。