ダイヤモンド&サファイアルーマニアンアールデコリング

SOLD OUT

時代　アールデコ頃
(1906-1926年に使用されたルーマニアのウルスヘッドの刻印があります。)
素材　ダイヤモンド、サファイア、18kゴールド、
プラチナ
サイズ　15.5号
フェイスサイズ　約10mm

手仕事のぬくもりさえも感じるルーマニアンアール・デコのサークルリング。

まるで羅針盤を思わせる不思議なデザインがユニークなリングの細身のサークルの中央には無色で透明の
約3.5mmのオールドマインカットダイヤモンド。
そこから四方に伸びた所に小さなオールドカットダイヤモンド。
全てのダイヤモンドはキュレットを削ぎ落としたことがわかるお目目が見えてアンティーク好きには嬉しくなってしまうリングです。
またハーフブルームーンを思わすサファイアは面取り
カットされ、リングにキリッとしたメリハリをもたらせています。

この4石のサファイアが少し丸みを帯びたひし形に
カットされていて、アールデコ特有の幾何学性が宝石のカッティングからも感じられますね。
このような複雑な形のカッティングは、高度な技術を要する事もあり、サファイアでは滅多に見ることがありません。
フェイスの4隅に等間隔に収まっていて、リング全体に
1920年代のクールなかっこいい印象をもたらしています。
また、モダンなデザインながらもどこかプリミティブな知性を感じ、原始的な側面と洗練された側面を兼ね備えたルーマニアと言われるとうなずけるなんとも言えぬ素敵なひと品です。

第二次世界大戦後の共産党時代前のルーマニア王国だった頃の束の間の優美な時代のリング、そしてルーマニアの凄まじい革命を生き残ったリング、ロマンを感じずにはいれないです。


※ ダイヤモンドもサファイアもカケはございませんし、肉眼でわかるような目立つ傷や内包物もございませんが、100年程前の古いお品物ですので、現行品の様な完璧な物をお求めになりたい方はお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m
アンティーク品特有の風合いとして感じていただける方のご購入をお願い致しております。m(_ _)m

※ 写真と実物ではサイズ感が違いますのであらかじめ上に記載のサイズをご確認下さい。