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ナチュラルルビーカリブレカット＆アッシャーカットダイヤモンドアールデコエタニティープラチナリング

¥50 税込

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時代　1930年代頃
素材　天然ルビー、ダイヤモンド、
プラチナ
サイズ　9号半
幅　約3.3mm
厚さ　約2.5mm
ルビー＆ダイヤモンドそれぞれ13石づつ

ダイヤモンドとルビーの対照的なカラーの違いがドキッとするアールデコらしいモダンなデザインが素敵な紅白リング。

深くピンクがかった綺麗なルビーは正方形から長方形のテーブルカット、ダイヤモンドは正方形のアッシャーカット、現代のそれとは違い、若干形に違いのあるジュエルを交互に並べてカリブレカットセットした非常に美しいひと品です。

カリブレカットセッティングは普通の石留めと違い、
時間と技術を必要とし、高い技術を持った職人によって作られたのです。
特にリングとなりますと、他のジュエリーと違い指に
沿うようにカーブを描いて角度をつけてのセッティングになる為、特別に高度な技が必要でした。

石と石の間の爪を見せない技法は20世紀に入ってから登場した技法で、特に1920年頃の幾何学的な様式を用いたアール・デコ様式の時に一世を風靡しました。

ルビーとダイヤモンドが石畳のように隙間なく一周円を描きながらプラチナの台座に敷き詰められ、そのスッキリとした姿は、シンプルに見えて、実に神業と言っても過言ではない技法だったのです。

石と石の間に隙間が空いてしまっているものも多くある中で、こちらのリングは隙間なくぴっしりと気持ちよくセットされています。
そしてなんともアンティークジュエリーらしさを感じるユニークな箇所か一箇所あるのですが、それはダイヤモンドのカッティングがバゲットカットの物が一つセットされているのです。おそらくアッシャーカットダイヤモンドがサイズ的に入らなくなり急遽代用して入れたのでしょう。そんなおおらかさが今のジュエリーには決してなく、人間味があって大好きです。

装飾が一切無いからこそ、紅白カラーにインパクトを与え、更にルビーの鮮やかさに目を惹く印象深いリングはシンプルですが、アクセントジュエリーとして視線をとらえて離さない魅力があります。

そしてこちらのリングで使用されているのは天然ルビー
(鑑別機関で鑑定済み)、

カリブレカットの色石は色味の統一感を要する為、
シンセティックつまり合成の石が用いられた物も多くあります。

こちらはそれ故に完璧な一様一色ではありませんが、
それでもルビーの色味は素晴らしく調和がとれています。
光がさすと石の内側からロゼワインのような、
フランボワーズのような透明感のあるピンク味を帯びた炎のような明るい赤色が現れる美しい姿にパッションを感じでしまう程に惚れ惚れしてしまうリングはすっきりとした端正な姿とは裏腹の妖艶な姿にうっとりとしてしまうひと品です。

裏側も一つ一つ窓のような枠作りが丁寧にされていてどこまでも手の込んだリングである事がわかります。

エタニティーリングの場合、他のリングに比べぶつかる頻度も高いので、石が抜け落ちているものや欠けているものが多々ありますが、こちらは特に目立つダメージのない、すごく良いコンディションです。

シンデレラサイズですのでぴったりの方は是非このチャンスをお見逃しなく！これだけのレベルのカリブレカットエタニティーリングに出逢う事はそう多くないはずです。

※ 写真と実物ではサイズ感が違いますのであらかじめ上に記載のサイズをご確認下さい。

※ プラチナの地金に少しのスレ、石は肉眼でわかるようはキズはありませんが90年程前の古いお品物ですので、現行品の様な完璧な物をお求めになりたい方はお控え頂きたく存じます。m(_ _)m
アンティーク品特有の風合いとして感じていただける方のご購入をお願い致しております。m(_ _)m