フルローズカットダイヤモンドターンオブザセンチュリーソリテールリング

SOLD OUT

時代　19世紀末ターンオブザセンチュリー
素材　ダイヤモンド、14kゴールド
サイズ 15.5号
ダイヤモンドサイズ 約6.5mm
台座高さ　約5mm

ゴールドの王冠のような台座にオープンセッテッングでセットされた約6.5mm程の厚みもしっかりあるフルローズカットダイヤモンドリング。

ローズカットダイヤモンドは裏面が平らな為、通常のダイヤモンドと同様のカラット数では測れませんが、表面上は1ctの大きさになります。
こんなにも大粒なのにサラッとできるのはローズカットだからこそですよね。

薔薇の蕾のようなその姿からローズカットと呼ばれるダイヤモンドは、ブリリアントカットの乱舞する輝きとは全く違い、またオールドマインカットなどのオールドカットダイヤモンドとも違う、
たおやかな輝きは、鮮やかに咲く花の上にぽたりと落ちた水滴のごとくにみずみずしく煌めくのです。

ローズカットは16世紀後半に発明され、以来ヨーロッパの王侯貴族を魅力しました。キャンドルのささやかな灯りでも煌めくように考えられたローズカット。
研磨職人が石をカットすることで輝きの命が吹き込まれるのがダイヤモンドですが、ローズカットダイヤモンドは、ファセットが24面のドーム型ゆえ、58面のファセットをもつダイヤモンドにはない、ダイヤモンド本来が持つ原石に近いような自然界の地球内部のエネルギーをそのまま閉じ込めたかのような、神秘的なほどの存在感を感じてしまうので更なる魅力を感じます。

三角形を組み合わせたドームカットのローズカットは、カット面が少なく、その反射の少なさから天然石特有のインクルージョン(小さな結晶）がわかりやすい為、上質なダイヤモンドしかローズカットにしませんでした。
こちらのダイヤモンドもルーペで見ますとインクルージョンが見受けられます。一見傷やヒビに見受けられますが、傷やヒビやカケはございません。
インクルージョンは人間でいう指紋のようなものとお考え下さい。天然故の自然現象。
写真では透明感がわかりにくいですが、ウルウルと瑞々しく煌めいてくれます。正に水面を反射する光のようです。

ハンドカット故、今の完璧なプロポーションとは違い、よーく見ますと少しいびつにもみえるところが、アンティークらしい温もりを感じます。

一見するとフルールドリスのデザインにも見える台座に施された植物のような流れる曲線の造形は、アールヌーヴォーの影響を感じますね。

満開の一輪の薔薇のように、芳しい香りが漂ってきそうなまでの柔らかで控えめなその輝きは、貴女をたおやかな雰囲気にみせてくれ、優美で華やか過ぎない華やかなひと品です。

※サイズのお直しは無料です。

※ 銀行振込をご希望の方は
mariaantiqueshop11017@gmail.com
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お客様にはご不便をお掛けしてしまいますが、しばらくの間ネットストア経由ではクレジットカードのみのご購入とさせて頂きます。

※ 写真と実物ではサイズ感が違いますのであらかじめ上に記載のサイズをご確認下さい。

※ ダイヤモンドはカケや肉眼でわかるような目立つキズもなく、写真では伝わりにくいですが、透明感があり美しい状態です。但し、100年程前の古いお品物ですので、現行品の様な完璧な物をお求めになりたい方はお控え頂きたく存じます。m(_ _)m
アンティーク品特有の風合いとして感じていただける方のご購入をお願い致しております。m(_ _)m