ナポレオン三世第二帝政期ナチュラルサファイア&ダイヤモンドリング
¥50 税込
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時代 1870年頃
素材 サファイア、ダイヤモンド、
14kゴールド、シルバー
サイズ 16号
サファイアサイズ 6.5mm×5mm
矢車草のような柔らかな青色に吸い込まれそうなほどのブルーサファイアを中央にセット、そのサイドには小さなローズカットダイヤモンドをセットしたデコラティブな彫金が美しいナポレオン三世様式の雰囲気を纏ったリングのご紹介です。
鮮やかながらも落ち着きを感じさせる大人なブルーサファイアとナポレオン三世様式の華やかで力強いデザインは他の様式にはない魅力をはなった本当に美しいリングです。
こちらのリングを見てみますと、ショルダーと一体化したフレーム、ブルボン王朝的な豪華な装飾様式や、歴史主義、古代主義、ルネサンス様式など、古来にインスピレーションを受け、ゴシックやバロック、ルネッサンスなど異なる時代のスタイルを融合させた独特な様式はイギリスにはないフランスらしさを感じます。
またこの時代の装飾様式らしい、どっしりとしてフェミニン過ぎないイケメンな感じは野性味あふれた美しさとなり、
第二帝政期ナポレオン三世時代の特徴が現れたひと品です。
パリのオペラ座やコンコルド広場といった現在の主要のパリの姿が造られたのもこの時代ですね。
歴史を総合的に見てた後にこちらのリングを見ると、"なるほど" と思えてきます。
脇役の小さなダイヤモンドに目を移すと、銀色に縁取られた中から小さな白い光が時折放たれ、夜空の小さな星の瞬きのごとく、静かに佇んでいます。
ダイヤモンドのセッティングの裏側は、ジョージアン時代の多くのジュエリーに用いられたスカロップ(帆立貝)と呼ばれている彫金がなされていて、どこまでも手の込んだ造りになっている事がわかります。
穏やかなクッションカットブルーサファイアの雰囲気に相反するようなデコラティブな彫金は、華美な宮廷文化を受け継ぎつつも、どこかエギゾティックなところはスペインのグラナダ出身のエウヘニア(ナポレオン3世の妻)ぽいかもしれないですね。
※Instagramに動画を載せてございますのでご覧下さい。
※ サイズのお直しは無料です。但しサイズアップ致しますと、アームのみぞのラインが直した分だけ消えてしまいますのでご承知おき下さい。
※ 写真と実物ではサイズ感が違いますのであらかじめ上に記載のサイズをご確認下さい。
※ サファイアはカケもなく目立つキズもなく美しいお石です。但し、150年程前の古いお品物ですので、現行品の様な完璧な物をお求めになりたい方はお控え頂きたく存じます。m(_ _)m
アンティーク品特有の風合いとして感じていただける方のご購入をお願い致しております。m(_ _)m
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