バロックパールのスネークアールヌーヴォーピアス

SOLD OUT

時代　19世紀末頃
素材　バロックパール、18金、(キャッチは9金になります。)
サイズ　11.5mm

バロックパールを卵にみたて、大切に守るようにして巻き付く愛らしい顔をしたスネークピアスのご紹介です。

アンティークジュエリーの中でもスネークや昆虫系ジュエリーやモーニングジュエリーってはっきりと好みが分かれるジャンルですよね。
私は全て、好みですが(･･;)
ついつい可愛いスネークジュエリーを見つけると、お嫁先は直ぐに見つからないだろうな〜と分かりつつ、、、里親になってしまう傾向に、、、。笑
こちらもそれにもれなく当てはまります。

世紀末ジュエリーらしい曲線の美しさをゴールドという固い素材で見事に作り上げ、スネークの可愛いらしい表情がたまらなく可愛くて、つい里親になってしまったのです。

シルキーなテリのバロックパールはまるで卵のようですよね？

バロックパールって今ではあまり見向きもされない存在のような気がしなくもないですが、実はルネサンス時代のジュエリーにも多く使われて、自然が生んだその形からインスピレーションを受けてブローチやペンダントなど華やかなジュエリーが作られたのです。
そして世紀末アールヌーヴォージュエリーにおいてもその形の面白さから沢山のジュエリーに使われてきました。

一つとして同じ形がない面白さはラウンドパールにはない唯一無二の存在、そして表面が凸凹なので、ラウンドとは全く違う輝きが楽しめるのも魅力ですね。

イギリスでは"永遠の愛"の象徴でもあるスネークジュエリーは古代エジプトまでその歴史は遡り、蛇は脱皮することから、再生力、生命力、不死、豊穣のシンボルとして崇められてきたのでした。

そしてこちらのリングが作られたのはアールヌーヴォー期。

うねる曲線でアールヌーヴォーらしい表現を蛇を使って示した美しいひと品だと思います。
一見蛇だとわからないので、上にくるっと伸びた曲線がフェミニンに感じますね。

お守り代わりにもなってくれそうな珍しいひと品です。

※ 写真と実物ではサイズ感が違いますのであらかじめ上に記載のサイズをご確認下さい。

※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。欠けや欠陥などはなく、全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。