1765年メイドのファイアーオパールジョージアンリング

SOLD OUT

時代　1765年　ロンドン
素材　ファイアーオパール、22金
サイズ　17号
オパール　5mm

歴史の歳月を思うと、ただただうっとりとしてしまうファイアーオパールのご紹介です。

こちらのリング、刻印から1765年英国ロンドンメイドである事がわかります。
なんと257年前！！
ウィーリアム4世がバッキンガムハウスで誕生した年でもあります。

よくアンティークジュエリーでジョージアンと耳にすると思いますが、1714年に即位したジョージ1世からジョージ4世までの時代をジョージアンとよびます。
厳密にいいますと、こちらのリングはジョージ3世が国王だった頃の物になるわけですね。

想像するだけでもドキドキとしちゃいますが、その時代ジュエリーは完全に王侯貴族の特権階級の者だけが身につける事ができた特別なものでした。つまり王侯貴族以外に顧客がいなかったわけです。

当時は今と違い、金は希少な金属だった為、少ない金でいかに見栄えの良い作品を作るか、それがジョージアン時代のジュエリーの特徴でもあります。
ですからこちらのリングもびっくりするような軽さなのですよ。

そして中央に妖艶に佇む一粒のカボションカットファイアーオパール。
ショルダーの葉のモチーフの彫金に相まって、小さくとも絶大な存在感で私達の目を魅了してくれます。

ファイヤーオパールは、メキシコで栄えたアステカ文明時代にはすでに採掘されていたそうで、
当時は「太陽神の化身」として、様々な儀式に用いられたと伝えられています。
またアステカ人は、オパールの多彩な遊色から虹色に煌く羽を持つハミングバード(蜂鳥)にちなんで「ハミングバードの石」と呼んでいたそうです。

変幻自在にその発色を変える様は、幻想的であり、不変の美を象徴してますから、アステカ人の気持ちがわかりますね。

水をたたえた様なプルプルウルウルとしたウォータリーなオレンジカラーの中から青や赤や緑などの輝きが舞い上がり、小さくとも満足感のあるひと品です。

257年前、どのような王侯貴族の方がこんなにもセンスの良いリングを身につけていたのでしょうか。

257年という歳月は、この指輪に格別な表情を与えていますね。



※サイズのお直しは刻印の関係上±5号までになります。

※ サイズダウンのお直しは別途¥4500、サイズアップのお直しは別途¥5500頂戴致します。
サイズ直しをご希望の方は、
サイズ直し代を含めた価格に変更致しますのでご購入前に

mariaantiqueshop11017@gmail.com までご連絡下さい。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※ 200年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどございます。欠けや欠陥などはなく、過ぎた月日を考えますと全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。