9金無垢　大粒シトリンのヴィクトリアンフォブシール

SOLD OUT

時代　19世紀半頃
素材　シトリン、9金
シトリンサイズ　17.5×13.5mm
高さ　約28mm (バチカン含む)


デコラティブで凝った彫金に惚れ惚れとしていまうチャームはフォブシールと呼ばれるものになります。

フォブシールとは18世紀から19世紀の貴族、紳士の間で実用的に使用されてきた印章(シール)です。
当時は懐中時計やシャトレーンに下げ、手紙を封印するめに蝋に押して用いたり、懐中時計のチェーンや紐の先に付けた飾り用アクセサリーです。今で言うところの、キーホルダーですね。

立体的に彫金された植物の生命力を表現しているかのような躍動感のある彫りの凸凹が織りなす印影の美しい事！
そしてなんといってもこちらのフォブシールには大粒のシトリンがセットされています。とろんと黄金色に輝くシトリンはカモミールティーキャンディみたいで、お口に入れたくなってしまうほど！笑
クリアなシトリンの奥から、まるで紅葉した銀杏の葉のような美しいグラデーションが見え、角度や光の反射によって輝きが鮮やかに感じられ、本当に美しいフォブシールです。
イニシャルなどの彫刻はなく、印章としては使われていなかったのでしょう。

現代のアメジストやシトリンのイメージはリーズナブルな石だと認識されている方も多いかと思いますが当時はダイヤモンドなど現在も高価な石と同等の価値のある石として大切に扱われてきた時代背景をわかって頂くと、こちらのフォブシールのみかたも変わってくるかもしれないですね。

アンティークジュエリーの中でコレクターズアイテムのひとつとして人気のあるフォブシールはサイズ的に今ではペンダントトップとして身に付けて頂け、普通のペンダントにはない重厚感のある作りは、人の目を引く事でしょう。

確かに折角の美しい大粒のシトリンが上から覗いた時に見れないのはちょっぴり残念に思うかもしれませんが、デコラティブの彫金に大満足、そして裏を見た時に更に大満足！自分だけの密かな喜びを味わって頂けますね。

お手持ちのチェーンと重ね付けしてもとても素敵ですよ。

インスタグラムに動画がありますのでご覧下さい。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。欠けや欠陥などはなく、全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。