サファイア＆ダイヤモンド　まるでタペストリーの様なアールデコリング

SOLD OUT

時代　1920年代頃
素材　サファイア、ダイヤモンド、プラチナ
サイズ　13号
フェイス　11mm×10mm


ザ　アールデコ！！といわんばかりの、
一見シンプルなようですが、その細部の細かさを知ると、高度な技術がないと作れない、アールデコ時代ならではのとっておきのひと品のご紹介です。

角が取れたスクエアシェイプのフェイスにはブルーサファイアとオールドシングルカットダイヤモンドを交互にスッキリと真っ直ぐな直線で配し、この明瞭な青色ほど、アールデコに合う宝石はないのでは！？と思うほど、色の対比の美しさはこの時代の特徴でもありますね。

実際、1920-30に作られた多くのアールデコのジュエリーに、ブルーサファイアが好んで使われていますね。

サファイアとダイヤモンドはこの狭い舞台でそれぞれ縦に枠組みを作ってセッティングされ、ダイヤモンドは小さな爪でセッティング、わずか2mm程のサファイアはカリブレカットよりももっと面取りをした折り紙の様な美しいカッティングのサファイアが使われていて、それらを爪を使わずに留める独特な技法を使いセッティングされ、全ての枠に美しく規則的にリズミカルにミルグレインが打たれています。

フェイス一面が石で覆われているように見え、まるで宝石のタペストリーを見ているような、緻密で贅沢ですっきりと洗練された印象が見事なひと品です。

そしてショルダー部分をみると、片側がダイヤモンド、もう片側の方はサファイアがセットされています！

そして台座にはフェイスとは対照的に流れるような曲線が美しい透し彫りが施され、フェイスの裏側も一石につき四角い枠がちゃんと作られていて、全てを妥協せずに丁寧に作られてている事がうかがえますね。

サファイアは光を浴びることで更に明瞭な青が浮かび上がり、軽く指を動かすことで、グラデーションのように青みの変化もお楽しみ頂け、ダイヤモンドとミルグレインの共鳴も同時にお楽しみ頂ける、当時の職人さんに計算し尽くされた美しいリングです。

大粒の石がごろっとセットされた大胆なリングも美しいですが、石の大きさでは比べる事ができない価値があり、洗練された美しさと高度な職人技は大きな石には変えられないまた別の価値が存在する事をわかって下さる方のお迎えをお待ちしてます。

※サイズのお直しは無料です。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。