ジャポニズム　ルビー＆パール銀杏リング

SOLD OUT

時代　1900年頃
素材　ルビー、パール、ダイヤモンド、18金、プラチナ
サイズ　16.5号
ルビーサイズ　約3.5mm×3.3mm
パール　約3mm
フェイスサイズ　約15mm×10mm

日本趣味、つまりジャポニスムの影響をたっぷりと感じる、石の価値とは無縁の、他にはない唯一無二の個性を感じる美しいリングのご紹介です。

日本の美意識を芸術にとりいれ、自然主義をテーマにした作品が製作された世紀末、このリングにも日本的な美しさを感じますね。そう、こちらのリングにはなんと黄金色の銀杏がデザインされています。銀杏がモチーフとして使用されたのはジュエリーの長い歴史の中でもほんの一瞬、おそらく10年前後くらないになり、その数も少なく、極めて希少な存在なのです。

銀杏は大きく育ち、長生きするので「長寿」という花言葉が付けられているそうです。また、神社やお寺のご神木になっていることからも「荘厳」や「鎮魂」という花言葉もあるようです。

世紀末にかけて訪日した海外の人が日光の金谷ホテルや箱根の富士山ホテルに滞在して神社で祀られている黄金色の銀杏の御神木をみてさぞ美しいと思った事でしょうね。自分の国に帰った時にそれをイメージしてオーダーメイドで製作したリングだったり？なんて想像してみても世界観が広がり面白いですね。

ミュシャのポスターなどでお馴染みのフランスの大女優　サラベルナールがしていそうな冠のようにも見えますし。

このリング一つだけでも沢山の事が語れそう！

中央にはピンク色が鮮烈なルビーをセットし、その対比色として直線上にパールを配し、ルビーとパールを結ぶプラチナの棒に小さなダイヤモンドをアクセントに添えて、銀杏モチーフの下部にはローズカットダイヤモンドが朝露のように煌めき、どこからみてもアーティスティックなひと品に感じます。

小振のサイズ感なので他のリングとのコーデもしやすくて、いいですよね。

よくお客様の中には石が小さいのになぜこのプライス？9金なのになぜこのプライス？一部シルバーを使用しているのになぜこのプライス？つづく•••
と疑問に思う方もいらっしゃいます。
おそらくこちらのリングに対しても思われる方がもしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、冒頭にもありますように、石の大きさで価値を計る現代のジュエリーとは違い、その希少価値や今では難しい技術力など、価値観がアンティークジュエリーは違うのです。銀杏のデザインはジャポニズムアートでしかみられないタイプになり、私も長いアンティークジュエリーコレクターとして、リングに銀杏をデザインした物は数回しかみた事がなく、自分が入手できたのは初めてです。
ネックレスやイヤリングはたまに見かけますがリングはとってもレアなのですよ。それらを含めての価格となっておりますのでご承知おき下さい。

Instagramのリールに動画がございます。

※サイズのお直しは無料です。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。