ダイヤモンド＆オニキス　アールデコピアス

SOLD OUT

時代　1920年頃
素材　ダイヤモンド、オニキス、18金、シルバー(ダイヤモンドをセットしている部分のみ)
全長　50mm
オニキス　18.5×3.5mm
菱形　16×6.5mm

ザ　アールデコ！なんてスタイリッシュで都会的でカッコいいピアスなのでしょう。

パリで華開いた新しい芸術デザインであるアールデコの美しさが現れた素敵なひと品です。

第一次世界大戦で価値観が変わり、女性の社会進出によりライフスタイルが変化した事によりジュエリーにおいても今までの優美で貴族的な物からシンプルなラインの服に合わせた幾何学的で一見シンプルに見える物へと変わり始めた時代。

ひし形の枠にはローズ カット ダイヤモンドをパヴェセットしていますね。密度高くぎっしりとダイヤモンドをセットするパヴェセットもこの時代の特徴の一つです。ダイヤモンドは19世紀半ばまでは非常に希少な物でしたが、19世紀後期に南アフリカでダイヤモンドの新しい鉱山が発見されて以降、良質なダイヤモンドを贅沢に使う事ができ、ダイヤモンドの加工やセッティング技術が大きく進歩した事により、以前よりもふんだんにダイヤモンドを使用する事ができたのですね。

ピカピカに研磨されたオニキスはまるでロケットのようなデザインになっていて、吊り下げられていますが、このようにはっきりとした色のコントラストをつけているのがアールデコの特徴でもあり、こうした「black & white 」のジュエリーが好まれました。

そして髪の毛をバッサリとショートヘアにしたモダンガール達が現れ、その斬新なスタイルの女性達が好んだのは長く垂れ下がるこのようなドロップピアスだったのです。

どんなモダンガールがこちらのピアスをしていたのでしょう！考えると楽しくなってきますね。

菱形の枠にはリズミカルにミルグレインが打たれて、ダイヤモンドの輝きと共鳴し、耳元が揺れるたびに華やかな煌めきを放ち、視線を下げた先にはスッキリとスリムなシェープのオニキスが輝き、とってもスタイリッシュでカッコいいピアスだなぁとつくづく感じます。

長さはありますが、全体的に小作りといいますか、スリムな作りですので、5cmの長さがあるようには感じず、着用写真をご覧頂ければわかりますが、意外にもとっても着け心地の良いピアスです。

こうした本物のアールデコジュエリーは今の装いにも合わせやすい事もあり欧米では大変な人気があり、年々仕入れ価格が高騰しており、良い作品は仕入れも今まで以上に難しくなっております。
更にピアスはリングよりももっと難しいのが現実です。ですのでこのお求めやすいチャンスをお見逃しなく頂ければと思います。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。