ルビー＆ダイヤモンド　ハートシェープエドワーディアンリング

SOLD OUT

時代　1910年
バーミンガム
素材　ルビー、ダイヤモンド、18金
サイズ　8.5号
フェイスサイズ　縦9mm×8mm
重さ　2.1g


愛とロマンスを象徴するハートシェープのリング。

ハートモチーフのジュエリーが流行した主な時代は、19世紀後半から20世紀初頭にかけてのヴィクトリアン時代と、1920年代から1930年代のアールデコ時代です。
ヴィクトリアン時代において、ハートモチーフのジュエリーが人気を博した理由は複数あります。まず第一に、ヴィクトリア女王のロマンティックなイメージが、ハートモチーフのジュエリーに関心を寄せる人々に強く影響を与えました。ヴィクトリア女王は19世紀からの長期間にわたって君臨し、ロマンチックな愛や情熱を象徴するハートモチーフは、彼女の統治期間と結びついて一般的に広まったと考えられています。
さらに、ヴィクトリアン時代はロマンティックな感性や情熱が高まった時期でもあり、愛や感情を表現するためのシンボルとしてハートが重要視されました。ジュエリーは社会的なステータスや感情表現の手段として重要な役割を果たしていて、ハートモチーフは愛やロマンスの象徴として広く受け入れられたのですね。
一方、アールデコ時代においては、ジュエリーデザインが大胆で幾何学的な要素を持つスタイルが流行しました。ハートモチーフのジュエリーもこのトレンドに合わせて、より抽象的で幾何学的な形状に変化しました。アールデコ時代は都市化や工業化が進展し、モダンな要素が芸術やデザインに反映され、ハートモチーフのジュエリーもその影響を受け、幾何学的なパターンや抽象的なデザインが加わることで、より現代的な印象を与えるようになったのですね。

こちらのリングは刻印も綺麗に残っており、1910年バーミンガム18金とわかります。

ハートの縁取りには小さなルビーが可愛らしくセットされています。ルビーは、情熱や愛情の象徴とされ、その鮮やかな赤色がジュエリーにメリハリと大人可愛さを与えています。
さらにリングの中心には小さなオープンキュレットのオールドカットダイヤモンドが後光の彫金の中で優しく光り輝き、その輝きはまるで静かな星の煌めきのよう、小さな小さな存在だけど、リングの視線を引きつける効果があります。

エドワーディアン時代のジュエリーは、ヴィクトリアン時代と比べてより洗練されたデザインや技術が取り入れられていて、装飾的な要素が増えたのですが、まだまだ古典的な要素も残っており、ヴィクトリアン時代の影響も感じることができる物もあり、こちらのリングは時代的にはエドワーディアンですが、ヴィクトリアンの要素も感じつつ、先にくるアールデコのすっきりとしたスリムなデザインも感じられ、とっても大人可愛い素敵なハートリングです。

時を超えた魅力と個性を持ちながら、貴女の手元を素敵にしてくれるひと品です。

※サイズのお直しは±4号までになります。
お直し代¥6000になります。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有古傷やスレなどございますのでご承知おき下さい。しかし100年という歳月を考えますと全体的にみて状態は良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。