ダイヤモンドの進化の過程　オールドヨーロピアンカットダイヤモンドソリテールリング

SOLD OUT

時代　20世紀初頭頃
素材　ダイヤモンド、18金、プラチナ
サイズ　15号
ダイヤモンドサイズ　約4.2mm
約0.3ct


キュレット部分にほんのわずかな切り込みしか施されていない、 4.2mm程のオールドヨーロピアンカットダイヤモンドはダイヤモンドのカットの進化の歴史を感じることができる贅沢な存在かもしれないですね。

オールドヨーロピアンカットは、19世紀から20世紀初頭にかけて人気を博した、クラシックなカットスタイルです。オールドマインカットよりも広いテーブルが特徴になります。

このリングの中央に輝く4.2mmのオールドヨーロピアンカットダイヤモンドリングの特筆すべき点は、ブリリアントカットに近づいたキュレット部分です。キュレットとは、ダイヤモンドの下部に位置し、ダイヤモンドの内部から輝きを反射させる重要な要素です。オールドカットダイヤモンドはキュレットは削られ、ブリリアントカットに近づくにつれ、キュレットのカットは小さくなり、ブリリアントカットでは消失します。しかし、こちらのリングではオールドヨーロピアンカットの伝統を尊重しながらも、ほんのほんのわずかながらキュレットが残されています。(肉眼では全くわかりません)これにより、ダイヤモンドのカットの進化の過程を感じることができるのです。

ダイヤモンドカッターさんは伝統を守りながらも、ブリリアントカットに近づけることで、より現代的なエッセンスを加えたのかもしれないですね。

キュレットがほんのほんの少しだけカットされていることで、ブリリアントカットへの移行の一端を垣間見ることができ、テーブル（上面）は大きく、クラウン（上部）は低くなっており、小さなファセットが配置され、オールドカットともブリリアントカットとともどこか違うけど、明るく、輝きのあるダイヤモンドが煌めきます。

リングの地金はトップ部分はプラチナで作られ、その輝きと品質はダイヤモンドの美しさを一層引き立てます。一方、アーム部分は18金で仕上げられており、温かみと華やかさを加えています。このコンビネーションは、リング全体のバランスを取りながら、ダイヤモンドをより魅力的に際立たせるデザインとなっています。

オールドヨーロピアンカットのキュレットがほんのほんの少しだけカットされていることで、ブリリアントカットへの移行の一端を垣間見ることができ、この進化の過程は、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すための試行錯誤と、カット技術の進歩を反映した一期一会のひと品です。

お写真ですと白っぽいですが、実物は透明な美しいダイヤモンドです。

※ サイズのお直しは無料です。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドは肉眼でわかるようなキズはござきません。カケもございません。(ルーペで何度もしっかりと確認済みです。)
内包物をカケと勘違いをしてしまう方もいらっしゃいますが、内包物とカケは違いますのでご承知おき頂ければと思います。こちらはカケに勘違いをしてしまうような内包物も肉眼ではみあたりません。
時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。