勿忘草のカメオのヴィクトリアンリング

SOLD OUT

時代　19世紀半ば頃
素材　オニキス、パール、15金
サイズ　15号
フェイスサイズ　約12.8×11mm
オニキスサイズ　約4.5×3.5mm
重さ　2.6g


ヴィクトリア時代の小さな勿忘草の花のカメオが中心に輝くmourningリングのご紹介です。

愛と喪失、美と哀悼の美しい融合を象徴するリングは、19世紀のイギリスにおいて、悲しみと喪失に対する感情表現の一つとしてとても重要でした。

こちらのリングには赤ちゃんの小指の爪ほどの小さな小さなカメオがセットされ、そこには小さな小さな勿忘草が咲いています。勿忘草は、その名の通り、愛と記憶の象徴であり、この時代の人々にとって非常に大切な花でした。その小さな勿忘草の花が、永遠に心に刻まれ、ヴィクトリア時代のセンチメンタルな愛情を今に伝えています。

黒い背景に浮かぶ白い勿忘草、なんとも素敵なのです。

カメオ自体も勿忘草の花が緻密に彫られ、ハーフパールで囲まれているこのリングは、感傷的な美しさの極致を感じます。
ハーフパールもまた、純粋さと愛の象徴として愛されていました。
このリングは、ヴィクトリア時代のジュエリーが持つ独特のセンチメンタルでロマンティックな魅力が詰まっているのです。
着ける者に過去の愛と思い出を深く感じさせてくれるのではないでしょうか。

勿忘草、その美しい青色の花は、まさにロマンティックな意味を持っています。この優雅な花は、愛と記憶の花として知られ、その儚く、繊細な美しさは、まるで愛情そのもののようです。
ヴィクトリア時代に勿忘草のモチーフのジュエリーが非常に人気を集めた理由は、その象徴的な意味にあります。この時代、愛と感情表現は非常に重要視され、言葉だけではなく、ジュエリーを通じても愛情を伝えることが一般的でした。勿忘草の花は、その名前からもわかるように、「忘れないで」というメッセージを持ち、愛を永遠に忘れないことを約束する象徴とされたのです。

また周りにセットされたチュラルハーフパール達、新品のパールとは異なるその風格は、経年変化によって独自の輝きとなり、時間と共にパールが微細な変化を経て、独特の美しさとなり、新しいものとは一線を画しています。

150年程前のリングには深い歴史と魅力が詰まっていて、新しいオーナー様のもとで、このリングが持つ物語と美しさがさらに輝くことを願っています。新しいオーナー様がその価値を理解し、大切にしてくれますように。

※サイズのお直しは無料です。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。


※ 150年程前の古いお品になりますので、経年によるパールのアンティーク品特有の微小なスレなどございます。
但し、時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但し160年程前のアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。