(L様専用)サファイア＆天然パールヴィクトリアンリング

SOLD OUT

L様専用です。
時代　19世紀後半頃
素材　サファイア、天然真珠、18金
サイズ　16.5号
フェイスサイズ　約8mm×14mm
センターサファイア　
約3.8mm×3mm
パール
約3.2mm

まるで深海の神秘的な青さを思わせ、その透明感はまるで澄み渡る秋の青空のようなオーバルカットのサファイアを横並びに5石、そして下の段には5粒の天然真珠を横並びに並べたヴィクトリアンダブルリングのご紹介です。

18金イエローゴールドの地金にサファイアの青と真珠の白の直線のコントラストは、実に鮮烈で、このリングを夏のイギリス買い付けの際一目見て心を奪われました。

このタイプのリングは最近ではなかなか出逢えなくなってきているのが現実、しかもコンディションもよく、これは頑張っても日本へ連れて帰らなければ！と思ったのです。

養殖パールがまだ存在しなかった時代に手に入れることができた貴重な天然真珠で飾られた5つのパールはよく見ると微妙に形が違い、そんな所も私に胸キュン(←おばさんでも胸キュンします。)なポイントなのです。

天然真珠は、自然界において非常にまれに形成される宝石です。これらの真珠は、貝の内部に異物が侵入し、その侵入物をコーティングして宝石化する自然のプロセスによって生み出されます。このプロセスは非常に時間がかかり、厳しい自然の条件にさらされます。真珠が成長するにつれ、その層が厚くなり、光沢を増して美しさを増します。しかし、真珠が成長するまでには何年もの歳月がかかり、しかも完璧な真珠が生まれる確率は極めて低いのです。その過酷な条件の中で生まれた5つの真珠達。そう思って改めてリングをみると、キュンとしますよね。
その輝きは唯一無二！なのです。

そしてサファイアの色味もとっても美しいです。濃すぎず明るすぎず、正にマリア様の色。
サファイアは誠実さと忠誠心の象徴とされ、その美しい色彩は永遠の愛と誓いの証として愛されてきました。

リングのデザインはヴィクトリアン時代の優美さと繊細さを表現していて、横から見ると、アームが2枚の葉のように広がり、このシンプルなディーテールデザインも大袈裟でなく素敵です。

このタイプのダブルリングは今では市場に滅多に出会わない希少な宝石の一つです。現代では、多くの宝石が量産されており、希少性が減少していますが、このリングはまさにその逆です。その天然真珠と美しいサファイアが組み合わさった本当に贅沢なひと品はコレクションとして持っておくのにもオススメですよ。

※サイズのお直しは無料です。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※ 140年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどございます。サファイアはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。ルーペでしっかり確認済みです。
パールも艶々です。特に目立つダメージもございません。
時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。