エンジェルスキンコーラルのヴィクトリアンリング

SOLD OUT

時代　1900年　バーミンガム
素材　珊瑚、15金
サイズ　16号
珊瑚サイズ　
センター　約5mm
サイド　約4.5mm
両端　約3.5mm
重さ　2.8g

1900年のバーミンガムの刻印が刻まれたこの美しいリングには、海から生まれた貴重な宝石として、珊瑚が5つセットされています。
珊瑚の中でもとても希少な、エンジェルスキン珊瑚です。今日では採取されませんので、エンジェルスキン珊瑚はアンティークやヴィンテージのジュエリーで探すしかないのです。。。

珊瑚は海の中でゆっくりと成長し、そのプロセスは神秘的で美しいものです。海洋の底で育まれたこの宝石は、古代から装飾品として重宝され、その柔らかなオレンジ色が人々を魅了してきました。ビクトリアン時代には、珊瑚が宝石としても特に愛され、ジュエリーに使われました。
当時の人々は珊瑚を、愛や幸福を象徴するシンボルとして大切にしたのです。なぜなら、海の底で静かに成長する珊瑚は、生命の継続と希望を表していたのです。そのため、このリングは単なるジュエリーを超えて、深い意味を秘めているとも言えますね。

その独特のピンクオレンジ色はエンジェルスキン珊瑚ならではの色になります。天使の肌のような、という意味を持つ珊瑚ですが、その柔らかな色味とネーミングがピッタリですね。
まるで太陽が海の中で奏でる穏やかなメロディのようです。


個人的に珊瑚が大好きで、珊瑚のアクセサリーを沢山所有しておりますが、日本ですと、おばさんぽいイメージが先行してしまっていて、素敵なジュエリーである事が想像つきにくいのですが、アンティークの珊瑚ジュエリーは細工も美しく、どれも穏やかなピンクオレンジ色をしていて、とても素敵です。

特に秋から冬にかけて、手元にピンクオレンジカラーがあると、暖かさを視覚で感じる事も出来て、オススメでもあります。

ビクトリアン時代の優雅さと精緻さを象徴しているこちらのリング、シンプルに珊瑚を際立たせる作りとなっており、派手さは全くないリングですが、
ホッとする優しさを感じるひと品です。

1900年という刻印もなかなか出会えないので、その点も、ワクワクしてしまう一つの要因ですね。

1900年は新しい世紀の始まりを予感させる特別な瞬間だった事でしょう。人々は新しい時代の到来に期待や不安を感じ、20世紀がもたらす未知の展望に向けて興奮していたことでしょう。この時期は科学、技術、文化の変革が進み、世界が急速に変化していく時代の幕開けでだったのです。そんな同時期に誕生したこちらのリング、そう思うと益々愛着が湧いてくるのではないでしょうか？

今ではとても希少な珊瑚です。
シンプル故の美しさ、是非、まだアンティーク珊瑚をお持ちでない方はご検討下さい。

端の一石が微妙に色が異なるのは、それが後からセットされた可能性も考えられ、逆にアンティークリングを大切にしてきた証拠とも言えますね。この微妙な色差は、過去から未来への架け橋となり、後世に続く物語を描き出しているように感じます。

※サイズのお直しは無料ですが、刻印の関係上、±2号となりますので、ご承知おき下さい。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※ 123年前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有のスレなどございま、また色のムラや歪な型などは天然由来による物です。
123年前とい時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はくれぐれももアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。

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