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ルビー&ダイヤモンドコイルスネークヴィクトリアンリング

¥155,000 税込

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時代 19世紀後半
素材 ダイヤモンド、ルビー、18金
サイズ 15.5号
フェイス幅 8.5mm
重さ3.9g

19世紀後半のヴィクトリアンコイルスネークリングのご紹介です。

2匹の蛇が左右から正面に向かって絡み合い、躍動感にあふれたひと品。

その頭には、それぞれが美しく輝くルビーと小さくとも厚みのあるローズカットダイヤモンドが煌めいています。

ヴィクトリアン時代には、蛇のモチーフがジュエリーで広く見られました。これは、蛇が古代からの象徴であり、様々な意味を持つことに関連しています。蛇は古代エジプトでは再生と永遠のシンボルとして崇拝され、古代ギリシャやローマでは知恵を象徴していました。その後、キリスト教の伝統では蛇は堕落や邪悪の象徴として解釈されるようになりましたが、同時に治癒や再生の象徴でもありました。

ヴィクトリアン時代において、蛇のジュエリーはこれらの古代の象徴性を継承しつつ、新たな意味合いも持ちました。蛇は永遠の結びつきや不死性を象徴し、愛や忠誠、結婚の象徴としても捉えられました。

特に、ヴィクトリア女王自身が結婚指輪として蛇の形を選んだことで、蛇のジュエリーは一層人気を集めました。
英国のヴィクトリア時代の社会では、蛇のジュエリーには様々な意味が込められていました。その一つは、結びつきと絆を強調する象徴としての意味合いであり、結婚や家族の絆を象徴するものとして愛されました。また、蛇は女性の力や知恵を称える象徴としても解釈され、女性のエンパワーメントを象徴するジュエリーとしても人気を博しました。
このような背景を持つ中で、19世紀後半のこちらのヴィクトリアンスネークリングは、その蛇のモチーフを通じて永遠の絆や美しさ、そして女性の力を讃える意味合いを持っているように感じますね。

左右から絡み合う蛇は、愛や絆が永遠に続くことを象徴し、その頭にセットされたルビーとダイヤモンドは、その絆の貴重さと輝かしさを象徴しているようにも感じます。

蛇のお口は少し開いていて、絵本に登場しそうな愛らしさがあります。
蛇の頭のダイヤモンドの輝きが深みのあるルビーの美しい赤と対比することで、リング全体がより引き立てられ、素敵なコントラストを生み出しています。
またしなやかに丸くなった尻尾の表現など、細部のシルエットを見れば見るほど、今の現代のリングにはない手作り故の高い技術がうかがえます。

アームは2匹の蛇ということもあり、胴体のように2本のアームのように見える作りになっていて溝があります。
その為、サイズアップのお直しは溝が既存のようにはなりませんのでご承知おき下さい。

※刻印の関係上、サイズのお直しは±2.5号までとなります。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※ 140年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。
ルビーもダイヤモンドも小さいながらもカケもなくコンディションは良いです。

時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。

品番 FW151123-878

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