エトルスカンリバイバルヴィクトリアンサファイアバングル

SOLD OUT

時代　19世紀後半頃
素材　サファイア、15金
サファイア　約3.8mm
フェイス幅　約10mm
バンド幅　約3.8mm
重さ　約7.6g
内周　約16.5cm


古代の神秘を再現した宝飾品であるエトルスカンリバイバルジュエリーのバングルのご紹介です。

エトルスカンリバイバルヴィクトリアンジュエリーは、19世紀後半のヴィクトリアン時代に流行したジュエリースタイルの一つです。エトルスカンリバイバルとは、エトルリア人（エトルリア文明）が古代イタリアで制作したジュエリーに触発されたヴィクトリアン時代のジュエラーがそれを再現したものになります。　　

遠い昔のエトルリア人の美学を称え、驚くべきディテールと繊細な彫刻で溢れていて、見応えのあるバングルです。ヴィクトリアン時代のロマンチックなエレガンスとエトルリアンの古代の魅力が交差し、新たな物語を織り成した独特のスタイルは当時の女性達を美しく飾ってくれた事でしょう。

この時代背景には、古代文明への関心やロマン主義の影響がありました。19世紀のヨーロッパでは、考古学的な発見や古代文明への探求が盛んに行われ、エトルリア文明もその中で注目を浴びました。エトルスカンリバイバルヴィクトリアンジュエリーは、このような時代のトレンドと、当時の人々が古代の神秘とロマンチックなイメージに魅了されたことを反映していると思います。
特にヴィクトリアン時代の上流階級や貴族の間で知的層に特に人気があったそうです。

こちらのバングルをご覧頂きますとわかるように、エトルスカンリバイバルヴィクトリアンジュエリーの特徴的な要素は、ゴールドで作られた繊細で緻密な装飾です。1つ1つのパーツを丁寧にロウ付けをして作成され、そのすべてがもちろん手作業です。
美しい金細工の中心にはサファイアを1石、ゴールドの台座がしっかりと取り囲み、その中で漆黒の夜空のようなサファイアの存在はインパクトがあり、ゴールドの煌めきの中で上品な静けさを演出してくれているように感じます。

粒金、ツイストロープの撚線、古代埋蔵品を思わせる、プリミティブな空気感が漂うとっておきのバングルです。

通常バングルは地金を多く使用する事もありヴィクトリアン時代は9金が多くありますが、こちらは15金ですから、相当な階級の方が所有していたのかもしれないですね。そんな事を想像しながら楽しめるのもアンティークならではのロマンですね。

セーフティーチェーンはございませんが、しっかり閉まります。少し硬いくらいです。でもそのくらいの方が落ちる心配をせずにすみますので、あえて緩めておりませんのでご承知おき下さい。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※ 140年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどございます。
サファイアはルーペでのぞくと内包物はありますが、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。

時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。

品番　FW250124-169