サファイア＆オールドマインカットダイヤモンドクラスターマーキーズヴィクトリアンリング

時代　1892年　バーミンガム
素材　サファイア、ダイヤモンド、18金、
サイズ　15号
マーキーズサイズ　
13×7mm
左右両サイドのサファイア
約　3.3mm
マーキーズセンターサファイア
3.3mm
上下サファイア
2.5mm
ダイヤモンド　2.3mm前後
重さ　2.9g

1892年バーミンガムの刻印が残る素晴らしいヴィクトリアンリングは、時を超える美しさを放っています。
中心には縦に3つの美しいサファイアが配置され、その周囲をオープンキュレットのオールドマインカットダイヤモンドが取り囲んでいます。

オールドカットダイヤモンドだからこそ、その独特の美しさが際立っていますね。今更ですが、オールドカットダイヤモンドは、19世紀から20世紀初頭にかけて主流だったカットのスタイルです。その特徴的なブリリアンスと輝きは他のどのカットスタイルとも異なり、魅力的ですよね。
このリングのオールドカットダイヤモンドは、そのカットの精緻さと独特のテリによって、光を美しく拡散し、例えるならば、まるで星が踊るような輝きを放ちます。(笑)

オールドカットダイヤモンドの美しさには、ブリリアントカットダイヤモンドとは異なる魅力があります。ブリリアントカットダイヤモンドは、その輝きが表面に集中しており、一見すると鮮やかで華やかに見えますが、奥行きや独特の雰囲気には欠ける場合があります。(←あくまでも私の見解です。)
一方、オールドカットダイヤモンドは、そのカットの特性から、光が広範囲に散乱し、柔らかな輝きを生み出します。これにより、ダイヤモンドの深い奥行きや豊かなテリが生まれ、見る角度や光の加減によって異なる美しさを楽しむことができます。
そのため、オールドカットダイヤモンドは、単純な輝きだけでなく、独特の魅力や深みを持ち合わせており、その美しさは見る者の心を魅了し続けるのだと思うのです。

またこちらのロイヤルブルーカラーのサファイアの高貴な色合いは品格を感じさせますね。

マーキーズシェープの石の配置は、その美しさを際立たせる一方で、リング全体にエレガントな響きを与えていて、指を美しく見せてくれる効果もあります。

アームの外側に残る微かな刻印は、このリングにまつわる謎めいたストーリーを想像させ、ワクワクしますね。

美しさと神秘性を感じるとっておきのひと品は、小ぶりなサイズ感が可愛らしく、控えめながらも存在感のあるリングです。

※サイズのお直しは刻印の関係上±3号になります。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※インクルージョンについて:
オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン（内包物や不純物）が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。

※ 132年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどございます。ダイヤモンド、サファイア、内包物はありますが、肉眼で気になるほどみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。
テリも素晴らしく、是非Instagramの動画をご覧下さい。カケはございません。

時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。

品番　FW291123-148