(A様専用です。)豊穣の女神デメテル(乙女座)のアンティークリング

SOLD OUT

A様専用です。よろしくお願い致します。

時代　20世紀前半頃
素材　ポーセリン、9金
サイズ　17号
フェイスサイズ　18×15mm
重さ　4g

ハンドペイントポーセリンの愛らしいリングのご紹介です。

花の冠を被り、花の杖を手にしている女性の膝には頬杖をつく子供が描かれています。クリクリヘアーの愛くるしい顔の子は何やら盃(おそらく白ワイン)を手にしていますね。女性は傍らに麦の穂を抱えています。

つまりこのペイントからわかる事はこの女性は農業や豊穣をいみするギリシャ神話に登場する女神デメテルである事がわかります。

デメテルは農業の女神で、作物や草木など大地のめぐみを支配していました。ですから花の冠や麦の穂を持っているのですね。

こちらがデメテルのお話を簡単にまとめたものになります。
↓

農業の女神デメテルは、ペルセポネという一人娘をもっとも愛し、大事にしていました。
ところが、死の国の支配者ハデスがペルセポネに魅せられてしまい、地底へと連れ去ってしまいます。
デメテルは娘がいなくなったことを知り必死に探しますが、愛娘は見つかりません。
デメテルは娘を失った深い悲しみのあまり心を閉ざし、天上から姿を消してしまいました。
農業の女神が姿を消したため、地上には実りのない冬が続いてしまったのです。
これに困ったゼウスはハデスに対し、ペルセポネを母親の元に返すように説得しました。
ハデスはそれを承知し、戻るペルセポネに『喉の渇きを潤すため』とざくろの実を渡しました。
ペルセポネはハデスの企みを何も知らず、渡されたざくろを４粒食べてしまったのです。
死の国の食べ物を口にした者は、その数だけ死の国で過ごさなければならないのです。
ペルセポネが戻ったことでデメテルは喜び、地上には再び暖かい春が訪れました。
しかし、実を口にしたペルセポネは１年のうち４ヶ月を死の国で過ごさねばならなくなりました。
そして、地上には１年のうち４ヶ月だけ、寒い冬が訪れるようになったそうです。おとめ座は、農業の女神デメテルが左手に麦の穂を持つ姿であるそうです。

改めてリングをみると、更に素敵なリングに見えますね。

ハンドメイドのホワイトゴールドに限りなく近いイエローゴールドの枠のボーダーはロープツイストになっていて、二股のスプリットシャンクも軽やかで、重々しくなり過ぎないのでカジュアルにコーデして頂けます。

ポーセリンは大きなダメージもない良い状態かと思います。

枠は少し歪な箇所もございますが、アンティークに慣れていらっしゃる方でしたら気になるような程ではありません。

物語に迷い込んだような素敵なテーマのひと品です。

※ サイズのお直しは¥6500、頂戴致します。
サイズ直しをご希望の方は、
サイズ直し代を含めた価格に変更致しますのでご購入前に

mariaantiqueshop11017@gmail.com までご連絡下さい。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※ 古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。

時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。