アクアマリン＆ダイヤモンドフィリグリーペンダントチェーンネックレス

SOLD OUT

時代　1930年代
素材　アクアマリン、ダイヤモンド、１４金
ペンダントサイズ　約34×20mm
アクアマリンサイズ　約11×8mm
ネックレス長さ　約42cm
重さ　4g


アメリカンアールデコの透し彫りにアクアマリンがあしらわれたホワイトゴールドのペンダントネックレスは、その独特の美しさと歴史的な背景によって、時を超えて愛され続けるひと品ではないでしょうか？

ご存知のようにアールデコ様式は1920年代から1930年代にかけて流行した芸術・デザイン運動で、その起源はフランスにあります。パリで開催された1925年の「エキスポジション・インターナショナル・デコラティブ・エ・インダストリエル・モダン」（国際装飾芸術産業博覧会）によって、そのスタイルは広く知られるようになりました。
ヨーロッパからアメリカに伝わったアールデコは、アメリカの豊かな文化と技術革新によって独自の発展を遂げました。1920年代のアメリカは経済的繁栄と技術の進歩が著しく、都市化と共に新しい美的感覚が求められる時代でした。アメリカンアールデコは、ヨーロッパの影響を受けつつも、より大胆で力強いデザインを特徴としています。幾何学的なパターン、対称性、そして高級感が融合したスタイルは、多くの人々を魅了しました。

そう思ってみるとのこちらのペンダントネックレスは、アメリカンアールデコの美学を体現していますね。

ホワイトゴールドの繊細な透し彫りが、光を受けて輝きを放ち、その中心には澄んだ青空のようなアクアマリンがセットされています。アクアマリンを挟むようにして上下のひし型の枠にはダイヤモンドをセットして、瑞々しさを演出。アクアマリンは古くから「海の水」を意味し、浄化と癒しの象徴とされています。その透明感と清涼感は、ネックレス全体に洗練された印象を与えます。

現代のアクアマリンとは異なり、アンティークならではの薄い色味が魅力的ですが、今のアクアマリンに見慣れていると少し薄く感じてしまうかもしれませんね。
現代の宝石加工技術は、アクアマリンの色を強調したり、透明度を改善するために、加熱処理やその他の処理が行われています。アンティークのアクアマリンはこうした処理が施されていないことが多く、自然のままの色合いが残っているのです。

このペンダントネックレスも当時の職人たちの高度な技術と美意識が凝縮されています。一例として、こちらのチェーンをよく見ると一コマ一コマ両面にミルグレインが施されていて、光を受けては輝くように工夫がされています。

時代を超えた美しさとエレガンスを持つこのネックレスは、装う人に一際の輝きをもたらし、アールデコの華やかな時代を彷彿とさせてくれそうですね。

これからの季節は直接デコルテに、寒い冬場にはニットの上からお楽しみ頂けますよ。^ - ^

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※90年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。アクアマリンはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるもではく瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケやキズはございません。
時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m

※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。

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