オールドカットダイヤモンドスリーストーンアイビーリング

SOLD OUT

時代　20世紀初頭頃
素材　ダイヤモンド、18金
サイズ　17.5号
フェイスサイズ　約9mm
重さ　3.8g
中心のダイヤモンドサイズ　
約3.5mm
トランジショナル　
オールドマイン
各約2.5mm

大小のアイビーの葉が美しく伸び、蔦のような透し彫りが施された、珍しいひと品のご紹介です。

オールドカットダイヤモンドを縦に3石セットしたスリーストーンリングは、ルーペで覗かないとわからない事ですが、3石のオールドカットダイヤモンドはまるでダイヤモンドのカットの進化を象徴しているかのようで、それぞれのカットには独自の魅力と歴史があり、異なる時代のカッティングのダイヤモンドがセットされています。

まず、中心のオールドヨーロピアンカットダイヤモンドは、19世紀末から20世紀初頭にかけて広く用いられたカットスタイルです。このカットは、丸いアウトラインで光の反射を最大限に引き出します。オールドヨーロピアンカットは、職人の手仕事故の柔らかく温かみのある輝きを放ちます。

上下の一方はオールドマインカットダイヤモンドで、18世紀から19世紀にかけて主流となったカットスタイルです。このカットはクッション型で、丸みを帯びたスクエア形状と高いクラウン、深いパビリオンが特徴です。オールドマインカットは、キャンドルライトの下での美しい輝きを意図してデザインされました。その不均一な形状とファセットは、手作業の温かみを感じさせます。

最後に、トランジショナルカットダイヤモンドは、20世紀初頭から中期にかけての過渡期に登場したカットスタイルです。これは、オールドヨーロピアンカットからモダンブリリアントカットへの移行期に生まれたもので、カット面がより多く、光の反射が一層強くなっています。このカットは、現代の精密なカット技術の先駆けで、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すことを目指していました。

これら3つのカットはそれぞれの時代の美と技術を一つのジュエリーに集約しているようで、歴史の流れと共に変遷するダイヤモンドカットの進化を感じさせます。肉眼ではわからない世界ですが、面白いです。

いずれもモダンなブリリアントカットが普及する以前にカットされたダイヤモンドで、現代の技術とは異なる温かみのある光の反射を生み出します。

そしてなんと言ってもアイビーのデザインが素敵なリングです。
アイビーは、永遠の愛や友情、絆を象徴する植物です。その絡み合う蔦は、人と人との結びつきを表現し、強い絆や忍耐を象徴します。また、アイビーは常緑植物で、その緑の葉は生命力や永続性を象徴しています。

リングの横からのシルエットはとっても美しく、アイビーの蔦を素敵に表現したデザインが施され、オールドカットダイヤモンドの輝きと相まって、クラシックでありながらも独特な魅力を放っています。

アイビーのデザインが持つ意味を知ることで、このリングはただのジュエリーではなく、深いメッセージを持つ特別なアイテムとして、更なる価値を感じさせてくれますね。

大切な人との絆を象徴するアイビーデザイン、過去現在未来を意味するスリーストーン、素敵な宝物として貴女のコレクションに加えてみませんか？

※ サイズダウンのお直しは無料です。(デザインの関係上−4号までお直し可能。)
サイズアップのお直しは¥6500、頂戴致します。
サイズ直しをご希望の方は、
オプション選択をお願い致します。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※インクルージョンについて:
オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン（内包物や不純物）が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。


※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドは内包物はありますが、なにぶん小さい為、肉眼で気になるようなものではありません。カケはございません。
時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m


※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。

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