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1919年　ウェジウッドジャスパーリング

¥50 税込

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時代　1919年　チェスター
素材　9金、ポーセリング
サイズ　12号
フェイスサイズ　約18×8.5mm
重さ　2.6g

1759年創業、英国王室御用達の高級陶磁器メーカーウェッジウッド、知らない人はいないメーカーだと思うのですが、本日はそのウェッジウッド社の1919年アンティークリングのご紹介です。

ウェッジウッドの代名詞「ジャスパー」は、創始者ジョサイア・ウェッジウッドによる数千回の実験と研究の末、1775年に誕生したストーンウェアです。マットな質感が放つ上品な風合いと優しい発色、繊細なレリーフ装飾には、ブランドのクラフトマンシップを感じますよね。

「ウェッジウッド・ブルー」とも呼ばれているジャスパーウェアを代表するベールブルーカラーの色味が、106年の経過を経たとはおもえないくらいに、コンディションがよく残っております。

この1919年チェスターのホールマークを持つウェッジウッドリングは、ウェッジウッド特有の柔らかな淡いブルーと繊細に浮き彫りされた白いレリーフが魅力的なひと品です。

リングに使われている素材は「ジャスパーウェア」、これは18世紀後半、ジョサイア・ウェッジウッドが数年の試行錯誤を経て完成させた革新的な陶器です。その特徴であるマットな質感と調和のとれたパステル調の色合いは、当時の新古典主義の美意識に完璧にマッチして、芸術や文化の象徴として高い評価を得ました。

カメオに描かれたモチーフは、竪琴を持った、音楽を奏でるミューズ、このデザインは、18世紀から19世紀にかけてのヨーロッパで広く愛された新古典主義の影響を色濃く反映していて、その繊細な造形からは、調和や芸術的啓発のメッセージが静かに響いてくるようです。

ウェッジウッドは、陶器の可能性を広げるべく、宝石に匹敵する美しさを持つジャスパーウェア製のカメオを開発しました。その結果、宝石を所有することが難しかった多くの人々にも、高い美的価値を持つジュエリーを楽しむ機会がもたらされ、ヴィクトリア朝時代にはウェッジウッドのジュエリーがブローチやペンダント、リングとして大きな人気を博しました。

このリングはその中でも1919年という制作年が明確で、さらにチェスターのホールマークが歴史を証明しています。1950年以降のヴィンテージの物はみかけますが、こちらはアンティークになりますので、深みが違う事を感じとって頂けるでしょう。
またオーバルシェープではなくナベットシェープという所もポイント高いですね。スッキリとした形状が更に魅力を引き出しくれていますね。

新古典主義的なデザインは、時代を超えたエレガンスを湛えています。
このリングを指に纏うことで、リングを超えた豊かな物語性と、古典から現代への美の系譜を感じ取ることができるでしょう。
ウェッジウッドリングが宿すこのタイムレスな魅力は格別ですね。

※サイズ直しは無料ですが、±4号までです。

※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。

※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。状態はとても良好です。
但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。
アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。
m(_ _)m

※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。

※当店の商品（アンティーク）は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。

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