オールドマインカットダイヤモンドソリテールリング
¥138,000
時代 1915年 チェスター 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ 16号 ダイヤモンド 約4.3×3.5mm 重さ 3g 1915年、チェスターの刻印が残る18金のオールドマインカットダイヤモンドソリテールリング。 時代の空気をそのまま封じ込めたようなこのリングは、シンプルでありながらもアンティークならではの佇まいが素敵なのです。 中央に留められているのは、 約4.3×3.5mmのオールドマインカット・ダイヤモンド。 石の輪郭には四角身を帯び、厚みのあるそのふくよかなシェイプと独特のファセットが、現代のマシーンカットにはない、ハンドカットゆえの温かな輝きを生み出します。鋭く煌めくというよりは、ろうそくの灯のように優しく揺れるような光。その控えめでありながら深みのある輝きが、アンティークダイヤモンドの真骨頂といえるでしょう。 注目すべきは、石座から滑らかに繋がるショルダー部分。ショルダーに小さな透かしの空間がそっと設けられています。このわずかな空間がリング全体に軽やかな抜け感を与え、手元に自然な陰影をつくり出すのです。 まるで春先の陽射しが差し込む窓辺のように、柔らかくも凛とした雰囲気を湛えていますね。 無駄を削ぎ落としたデザインの中に、職人の美意識と手仕事の丁寧さが凝縮されたひと品は流行に左右されることなく、あらゆる装いに静かに寄り添うリングですよ。 100年以上の時を経てなお、日常にすっと馴染み、装いに気品を添えるひとしな。アンティークが初めての方にも、さりげなく指先に取り入れていただける、とても優しいリングです。 ※サイズ直しは無料です。 刻印の関係上、ご変更は±5号までとなります。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW170625-1058
サファイア&ナチュラルハーフパール ファイブストーンリング
¥50
SOLD OUT
時代 1900年頃 素材 サファイア、ナチュラルパール、18金 サイズ 15号 フェイス幅 約5.8mm センターサファイアサイズ 約3.8×3mm 両サイド 約2mm ナチュラルパール 約2.8mm 重さ 3.2g 深いロイヤルブルーと、柔らかな光をたたえるナチュラルハーフパールが交互に並んだ、1900年頃のヴィクトリアンファイブストーンリング。 ローズゴールドの艶やかな18金の地金に、3石のサファイアと2粒のハーフパールがセットされた、クラシカルで気品あるアンティークリングです。 それぞれにわずかに異なる色調をもつサファイアは、ロイヤルブルーの深みに鮮やかさを秘めた美しい石たち。 天然のハーフパールはつややかで、経年を感じさせない素晴らしいコンディションです。 石座から伸びる爪、現代の機械的な仕上げとは異なり、当時の職人が手作業で彫り込みを施し、宝石ひとつひとつに合わせて丁寧に爪を仕立てています。ふっくらと立ち上がったギャラリー部分も、ジュエリーとしての奥行きを与え、横から見たときの美しさにも抜かりがありません。 なお、この時代のサファイアを主役としたファイブストーンリングには、一般的にダイヤモンドとの組み合わせが多く見られます。けれどもこちらのリングでは、ハーフパールが選ばれていて、数としてはダイヤモンドに比べると圧倒的に少なく、ハーフパールがこのリングの特別な魅力を引き立てています。 ナチュラルハーフパールの持つ、やわらかな光沢としっとりとした質感は、サファイアの鮮やかで澄んだ輝きと絶妙な対比をなしています。 ダイヤモンドがキラリとシャープな光を添えるのに対して、パールはしっとりとした雰囲気を加えてくれる存在。華やかさのなかに、どこか詩的で静かなな美しさが漂うのは、このパールならではの表情にほかなりませんね。 素材の組み合わせにまでセンスが感じられる、そんな稀少で愛らしいリングです。 アンティークならではの豊かな表情と手仕事のぬくもりを、ぜひ日々の装いに取り入れてみてください。 ※サイズ直し跡の磨きをご希望の方はお申し付け下さい。工房にてお磨きをいたします。(無料) (お時間2週間ほど頂きます。) ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。サファイアもパールもカケや目立つキズはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW140525-1061
15ct エトルスカン・リバイバルのヴィクトリアンピアス
¥69,800
時代 19世紀後半頃 素材 ダイヤモンド、15金 サイズ 約11mm 二つで 1.4g こちらは、19世紀後半のヴィクトリア時代に生まれた、エトルスカン・リバイバル様式のピアス。 ピアス中央には、ごく小さなダイヤモンドが一石、星型のセッティング(スターバースト)に収められています。この星のモチーフは、希望や導きの光を象徴するとされ、まるで耳元に小さな光が宿るような印象を与えます。 そのダイヤモンドを囲むように施されたツイストロープ状の装飾は、まるで繊細な金の糸を撚ったような立体感を演出し、古典的な美しさを際立たせていますね。 さらにその外周には、等間隔に配された粒金(グランュレーション)が花弁のように連なり、リズミカルで優雅な印象を与えます。 円形のレリーフが奥行きと立体感を生み出し、全体を縁取るように並んだ粒金装飾が、ピアス全体にやわらかな華やぎを添え、クラシカルでありながらも日常使いしやすい、絶妙なバランスを保っています。 素材はヴィクトリア期特有の15ct Gold。現代ではほとんど見られないこの品位のゴールドは、あたたかみのある深い金色が特徴で、肌に柔らかく溶け込むような美しさがあります。 シンプルすぎず、デコラティブすぎず。大きすぎず、小さすぎず。 控えめながらも、時を超えた存在感。 デイリーにも、特別な日にも。 光を宿したようなこの小さなピアスが、日々の装いにそっと華やぎを添えてくれますよ。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
シャムロックとホースシューのヴィクトリアンバングル
¥50
SOLD OUT
時代 19世紀後半頃 素材 ローカラットゴールド、パール、赤石(おそらくガーネット) 幅 約9.7mm ホースシューサイズ 約13×11mm (上下に可動します。外れません。) 重さ 13g 内周 約16.5cm ホースシュー(馬蹄)モチーフのバックルには、小さなハーフパールと深い赤のガーネットと思われる石があしらわれ、そこから左右に伸びる装飾は、幸運の象徴でもあるシャムロック(三つ葉のクローバー)を思わせるデザインに仕上がっています。 バンド部分には、直線的な透かし模様が施され、そのラインの間には繊細な彫金が刻まれています。量産品とは思えぬ細やかな技巧に、当時の職人たちの手仕事の温もりを感じずにはいられません。 このバングルは、19世紀後半、ヴィクトリア時代のいわゆる「大衆向け」に作られたジュエリー。けれども、そこに妥協はありませんでした。 地金の価値はないものの、モチーフの意味やデザインの美しさに重きが置かれ、限られた素材でも「特別な気持ちになれる装身具」を多くの人が楽しめるように工夫されたのです。 ホースシューは「幸運を招く」、そしてシャムロックは「繁栄や愛」を象徴し、身につける人への祝福が込められたデザインです。現代においても、このようなモチーフに惹かれる方は少なくないでしょう。 地金としての価値はなくても、心を満たす装飾品としての価値は色褪せることなく、むしろ今だからこそ新鮮に映ります。 遊び感覚で気負いなく楽しめるヴィクトリアンジュエリーとして、コレクションの入口の方にも、また、日常のアクセントにもおすすめしたいひと品です。 ヴィクトリア時代の女性たちが身につけたバングル。その物語を、どうぞ今のあなたの手元でつないでみてください。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 145年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどございます。内側部分は変色がございます。パール、ガーネットと思われる赤い石、カケはございません。 アンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW200325-1813
ペーストガラスのヴィクトリアンクラスターブローチ
¥22,000
時代 19世紀後半頃 素材 シルバー、ペーストガラス サイズ 約32×37mm 中心の大粒なオーバルペーストガラスのサイズ 約16×20mm 重さ 15.8g 本物のアンティークを気負いなく楽しんでいただける価格でのご紹介です。 ペーストガラスとは、18世紀にフランスの宝石職人が生み出した「模造宝石」の先駆けともいえるガラス素材です。中でも、このブローチのよえうにヴィクトリア時代のペーストは、単なるガラスという言葉では片付けられないほど、手の込んだ技法で作られていました。 本品は、シルバーの台座にペーストガラスを一石ずつ丁寧に爪留めしたヴィクトリアン・ブローチ。 銀の地金の上にホイル(銀箔)を敷き、その反射でガラスの輝きを最大限に引き出す「ホイルバックセッティング」が施されています。 この技法は、光の乏しい屋内照明の時代にあっても、ペーストがまるでダイヤモンドのようにきらめくよう工夫された、当時ならではの知恵と美意識の結晶です。 現代のカットガラスとは異なり、ひとつひとつ手作業でカットされ、独特の柔らかなきらめきを放つヴィクトリアン・ペースト。オールドカットダイヤモンドと同じく、厚みがあり、カットもオールドカットダイヤモンドと同じカッティングです。中心の大粒なオーバルシェープのペーストの立派な事! これだけのサイズ感のある物も珍しいです。 年月を経てなお色あせることなく、現代でも充分な存在感を放ち、吸い込まれそうになるくらいの透明感があります。 非常に状態がよく、目立つ濁りやキズ、欠けも見うけられません。 (写真ですと濁ってみえますが、実物はクリアです。) 特筆すべきは、チェーンで繋がれたクラシックな安全ピンが付属している点です。 この仕様は、当時のブローチがしっかりと丁寧に作られていたことを物語る証とも言えるディテールです。 なお、時代を経たことにより安全ピンの針部分にはわずかに歪みが見られますが、着用には全く問題ございません。その点を踏まえて価格にも反映させていただいておりますので、あらかじめご了承ください。 本物の宝石のブローチを身につけるのは、万が一落としたときのことを考えると不安……という方にも、こちらはぜひおすすめしたいひと品です。 クラシックな装いにはもちろん、シンプルなシャツやワンピースに合わせても、一気に気品と華やぎを添えてくれます。 日常に取り入れやすく、それでいてしっかりと“アンティークの重み”を感じさせてくれる。そんなペーストブローチの魅力を、ぜひお手元でご体感ください。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW260325-920
忘れな草 19世紀後半 ヴィクトリアン・モーニングブローチ
¥39,800
時代 19世紀後半頃 素材 ジェット、ヴォグオーク サイズ 47×39.6mm 重さ 18g 深い黒の中に、静かに咲く忘れな草。 こちらは19世紀後半、ヴィクトリア時代のイギリスで作られたモーニングブローチです。 小さな花々は〈忘れな草(Forget-me-not)〉。その名の通り、「私を忘れないで」というメッセージを秘め、亡き人への想いや、変わらぬ愛情の象徴としてモーニングジュエリーに多く用いられてきました。 そして、このブローチの魅力は、その美しい黒の質感の違いにもあります。 縁を取り巻く艶やかな黒は、深い光沢を放つジェット(Jet)。数千万年前の木が化石化した天然素材で、磨き上げるとピアノのような艶が出ることから、ヴィクトリア女王も深く愛した素材です。格式あるモーニングジュエリーの代名詞ともいえる存在です。 一方、中央に浮かび上がる花々は、しっとりとしたマットな質感を持ち、ボグオーク(Bog Oak)と呼ばれる長い時を経て黒く変化したオーク材です。ジェットに比べるとやや素朴で、温かみを感じさせる風合いが特徴で、庶民の間でも広く親しまれてきた素材でした。 このふたつの天然素材が、ひとつのブローチの中で調和しながら、それぞれの個性を際立たせています。 艶と渋み、格式と素朴さ。そのコントラストこそが、静かで奥行きのある美しさを生み出しているのです。 裏面に小さなカケが見られますが、正面からは全くわからず、ご使用に支障はございません。150年以上前のものとしては非常に良好な状態を保っており、時を重ねたアンティークならではの味わいとしてお受け止めいただけましたら幸いです。 時を超えて今に残るこのブローチが、どなたかの想いにそっと寄り添えましたら幸いです。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。目立つキズはございません。 カケは写真の通り裏側1箇所ございます。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW200325-2091
オールドマインカットダイヤモンド トュールヴィヨンリング
¥85,000
時代 20世紀前半頃 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ 13号 重さ 2.2g ダイヤモンドサイズ 約3.5mm (テーブル面約2mm) バターカップサイズ 約4.5mm フェイスサイズ 約7mm まるでひと筆で描かれたような、やわらかなうずまきのトゥールビヨン。その中心に、ころんとした愛らしさを湛えた小さなオールドマインカットのダイヤモンドがそっと収まっています。 ダイヤモンドは、ふんわりと花開いたようなバターカップセッティングに包まれて。小さな爪が石を抱くように留められ、その佇まいはアンティークならではですね。 ダイヤモンドは四角みを帯びた小さなテーブル面を持ち、クラウン(上部)とパビリオン(下部)が深く、全体としてずんぐりとした厚みがあります。これは、石を最大限に活かそうとした当時の職人の手仕事によるもので、重厚感があり、コロンとしたかわいらしさがあります。 現代のダイヤモンドはレーザーやコンピュータ制御で均質にカットされていますが、オールドマインカットは1石1石が手作業で仕上げられていて、それぞれに個性があります。対称性や均整はやや不揃いなところそこにこそ味わいがあり、歴史を感じさせてくれ、機械的な均質さにはない、不揃いの美しさと個性がこの小さな小さなダイヤモンドには宿っています。 ほんのり暖かみを帯びた輝きは、まさに手作業ならではの表情!決して現代のダイヤモンドでは味わう事ができない可愛さです。 クラシックなトゥールビヨンのスタイルとは違い、アームのさりげないアクセントがこのリングにちょっとした遊び心を加えていますね。 控えめなサイズ感ながらも、着けたときに指元で静かに語りかけてくるような、そんな独特の存在感を放つ小さくとも個性的な唯一無二のひと品です。 ※サイズのお直しはお直し代を頂戴致しますので、下のオプションからお選び下さい。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケや目立つキズはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
百合のヴォグオーク・ヴィクトリアンペンダントトップ
¥39,800
SOLD OUT
時代 19世紀後半頃 素材 ヴォグオーク サイズ 縦 63× 横41mm 重さ 17.6g 漆黒の中に浮かび上がる百合の花。 このペンダントに彫刻された百合は、ヴィクトリア時代のモーニングジュエリー(喪のジュエリー)として、大切な人への深い敬愛と祈りの気持ちを静かに伝えてる為に作られた物です。 素材は「ヴォグオーク(bog oak)」。アイルランドの湿地に何世紀、時には何千年も埋もれていたオーク材が、自然の作用によって硬化・黒化したもので、19世紀の英国では喪にふさわしい素材として非常に好まれました。その重厚で深みのある質感は、ジュエリーでありながら一種の聖なる遺物のような存在感を放っていますね。 深い黒とマットな質感が特徴で、落ち着いた印象があって、 同じ時代、モーニングジュエリーに多く使われた素材に「ジェット」がありますが、こちらは化石化した木材で、深い艶を持ち、滑らかな仕上がりになるのが特徴です。 ヴォグオークはそれとは対照的に、より自然な風合いと手触りがあって、静かに佇むような美しさを持っています。それぞれの素材が、異なるかたちで喪の美意識と向き合っていたことがよくわかりますね。 フレーム部分は、しなやかな植物の蔓やゴシック様式を思わせる曲線が美しく絡み合い、アール・ヌーヴォーの先駆けのような趣も感じさせます。これは、ヴィクトリアンジュエリーに見られる「スクロールワーク(scrollwork)」や「ロカイユ(rocaille)」と呼ばれるスタイルで、自然界からインスピレーションを受けた曲線美が特徴です。 もともとは深い悲しみの中で身に着けられていたこのペンダントですが、今あらためて太めのアンティークチェーンに通し、モノトーンの装いにひとさじの歴史を添えるようにカジュアルに取り入れてみてはいかがでしょうか。 ニットやシャツの上から大胆に身に着ければ、しっとりとした重厚感が、現代のスタイルに凛とした深みを加えてくれるはずです。 時を超えて、静かに語りかけるようなこのジュエリー。百合の花が象徴する「純潔」「再生」、そして「魂の安らぎ」という意味を、どうぞご自身の物語に重ねてお楽しみ頂けますと嬉しいです。 ※チェーンは含まれておりません。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。目立つキズやカケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW200325-2091
漆黒の彫刻 ヴィクトリアンジェットピアス
¥69,800
時代 19世紀後半頃 素材 ヴィクトリアンジェット フック 18金 サイズ 長さ 44mm(フック含めず) 幅 最大 11mm 各 1.5g こちらは19世紀後半、ヴィクトリア時代に作られた天然ジェットのピアスです。 深く艶やかな黒に、繊細な手彫りが施されたデザイン。 このピアスの最大の魅力は、巧みに彫り込まれた立体的な造形と透かしの美しさにあります。滑らかにくり抜かれた中空のボディは、一本のジェットから丹念に削り出された彫刻作品のようですね。透かし彫りが光をとらえて陰影を生み、現代の技術でも簡単には再現できない繊細さがそこには宿っています。 上部には植物文様のような装飾帯が彫刻され、ヴィクトリア時代の象徴的な自然主義様式とゴシックの影がほのかに重なります。 そして、下に揺れるドロップ型のチャームが、このピアスに詩情と動きを与えています。静けさの中にも、揺らぎの気配が感じられて素敵なのです。 素材の「ジェット」は、数百万年前の古代の木が化石化した有機宝石。特にヴィクトリア女王が夫アルバート公の死後、喪に服す期間に好んで身につけたことで、当時の英国では「モーニングジュエリー」として一世を風靡しました。 時を越え、現代の装いにも驚くほど自然に馴染みますよ。 フックは18金に交換致しました。 歴史を纏いながらも、日常に静かに寄り添ってくれる、特別なひと品です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 150年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。目立つキズはありません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
15金 1897年オパール&ダイヤモンド エトルスカンリバイバルヴィクトリアンブローチ
¥98,000
時代 1897年 チェスター 素材 オパール、ダイヤモンド、15金 重さ 4.5g サイズ 約48×19mm まるで古代の記憶を金細工に閉じ込めたような、静かなるロマンを宿したブローチをご紹介します。 1897年、イギリス・チェスターで生まれたこちらのひと品は、ヴィクトリア時代後期に広く流行した「エトラスカン・リバイバル」の作品です。 中央には、遊色の美しいオパールがふんわりと光を湛え、両脇にセットされたダイヤモンドが静かに煌めきを添えています。石を囲むオーバルの台座には繊細なツイストワイヤーの装飾が巡らされ、さらにその外側には粒金細工(グラニュレーション)の装飾が施されています。これはまさに、古代エトルリアの金工技術に着想を得たヴィクトリア期ならではの「考古学的ロマン」への憧れの表れです。 精緻で均整のとれた左右対称のシルエット、そして金の面を丁寧に彫り込んだ文様は、当時の職人の卓越した技術と美意識を今に伝えていますね。 素材は15金ゴールド。この時代ならではの温かみある金色が、オパールとダイヤモンドを柔らかく引き立て、全体に落ち着いた品格を与えています。 胸元に、あるいは帽子に遠い記憶の美しさを添えてみてはいかがでしょうか。 なお、ブローチ裏面のピン部分は晩年に金属製に交換されており、やや黒ずみが見られますが、着用には問題ございません。アンティークジュエリーの特性としてご理解いただけましたら幸いです。ただしその分10万円をきるお値段に致してあります。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 128年前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。オパール、ダイヤモンド共に目立つキズやカケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW070525-248
虹を纏う— オパールとオールドカットダイヤモンドのエドワーディアンリング
¥50
SOLD OUT
時代 エドワーディアン 素材 オパール、ダイヤモンド、18金 サイズ 15号 センターオパールサイズ 約4.4mm サイド 約4mm 2.7g まるで虹を閉じ込めたかのように、見る角度によってその表情を変えるオパール。 淡いミルク色の地の中に、青や緑、時には炎のようなオレンジまで浮かび上がるこの不思議な宝石は、古くから「幸運の石」として愛されてきました。 このリングにあしらわれたオパールたちは、19世紀末から20世紀初頭、エドワーディアン期にイギリスでジュエリーとして仕立てられたもの。 時代背景を思えば、この頃、オーストラリアではオパール鉱山が次々に発見され、「オパールラッシュ」とも言える熱狂が巻き起こっていました。 こうした中で採掘されたオパールは、その遊色効果(プレイ・オブ・カラー)の豊かさから、ヴィクトリア朝後期からエドワーディアン期の上流階級に熱狂的に迎えられました。 リングのシャンクには18金が使われ、中央に据えられた3石のオパールとその合間にそっと寄り添うようにセットされたオールドカットダイヤモンドが、静かな品格を湛えています。 ダイヤモンドのブリリアンスが、オパールの夢幻的な輝きをさらに引き立て、全体として非常に詩的で繊細な美しさが宿っています。 個人的にこのリングに惹かれるのは、その光の中にどこかノスタルジーが漂っているからかもしれません。台座の力強い手作業での装飾とともに繊細な感性が息づくエドワーディアンジュエリーの特徴が、この小さな指輪には確かに宿っています。 100年以上前の英国の職人の手仕事が、時を越えて、今も私たちの心に語りかけてくるかのようです。 幾度見てもクリーミーな石に浮かぶオーロラの景色にうっとりとしてしまうひと品です。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。オパール、ダイヤモンド共に目立つキズやカケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW070525-193
静かな時間を纏う ― 19世紀中頃 ローズカット・ダイヤモンド デイジーペンダントトップ
¥50
SOLD OUT
時代 19世紀半ば頃 (バチカンは現代) 素材 ダイヤモンド、10金 デイジーサイズ 約10mm センターダイヤモンドサイズ 約3.8mm デイジー+1粒ダイヤモンドのトータルサイズ 約14mm バチカンサイズ 7.8mm 重さ 1.9g そっと手に取った瞬間、まるで時のそよ風のように語りかけてくる小さなデイジーペンダントトップ。 このペンダントトップは、19世紀中頃のヨーロッパで生まれ、遥かな時を経て今ここにたどり着いたひとつの小さな物語のようです。 デザインは、小さなダイヤモンドたちが寄り添って咲くデイジーの花。純粋さ、希望、そして「あなたを忘れない」という花言葉を持つこのモチーフは、ヴィクトリア時代の愛の象徴として、数多くのジュエリーに取り入れられました。その姿は、見つめるほどに心をほどき、そっと記憶を包み込んでくれるようです。 セットされたダイヤモンドは、厚みのあるフルローズカット(オールドローズカット)、現代の平たいローズカットにはない、内側からふわりと光を放つような独特のきらめきを楽しめます。一石ずつ異なる表情を持つ古いローズカットならではの魅力は、現代の均質な石とはまったく異なる、ハンドカットならではのゴツゴツ感と温かみのある輝きを生み出します。特に自然光のもとでは、まるで朝露のような繊細なきらめきを見せ、そっと心をときほぐしてくれるような美しさです。 背面はふっくらと丸みを帯びたクローズドセッティング。ただし、密閉された重たい印象のものとは異なり、ほんの少しの隙間が設けられており、そこから光が差し込み、石の内側でやさしく反射します。 また、通常このようなセッティングでは光を反射させるために白いフォイルを敷くことが一般的ですが、こちらにはそうした処理は見られません。あえて素のままの輝きに委ねることで、石そのものが持つ透明感と静かな光を引き出す――そんなデザイン意図が込められているように思います。 この軽やかな構造とふくらみは、まるで空気を含んだ小さな花が胸元に咲いているかのよう。ダイヤモンドの配列も、デイジーの花を思わせる繊細なつくりで、純粋さと希望、そして「あなたを忘れない」という想いをそっと宿しています。 チェーンを通すバチカン(留め具)は後年に取り付けられた三角形のもので、やや大きめのため、太めのチェーンにも対応可能です。太めのチェーンにも通す事でクラシカルなトップをよりモダンに着こなす事も出来て、私はこの装いが好みです。 装いに応じてカジュアルにもエレガントにも表情を変えてくれる懐の深さがあり、細めのチェーンをお好みの方には、小さなマルカンへの無料交換も承っております。 身に着ける人の胸元で、小さな物語をそっと咲かせてくれる、今のローズカットダイヤモンドでは決して味わう事が出来ない、デイジーペンダントです。 ※チェーンは含みません。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 160年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドは内包物はありますが、肉眼で気になる物ではなく、透明感があり瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW180325-1205
オールドマインカットダイヤモンドプラチナソリテールリング
¥120,000
時代 20世紀前半頃 素材 ダイヤモンド、プラチナ サイズ 13号(±3号) ダイヤモンドサイズ 約4.3×3.8mm 重さ 1.8g まるで小さなアールデコ建築のように、凛とした美しさを湛えたオールドマインカットダイヤモンドリング。 センターには、ころんとした四角みを帯びたオールドマインカットのダイヤモンドが輝きます。 現代のブリリアントカットとは一線を画す、柔らかくも奥行きのある煌めきを放ちます。 今週ご紹介しましたダイヤモンドよりは小粒ながら、堂々とした厚みと存在感があり、光を受けるたびに内側から静かに光を灯すような煌めきは、現代のダイヤモンドではけっして味わう事ができません。 どこかあどけなさを感じさせるフォルム。その不完全さがむしろ愛おしく、長い時を経てきた石だけが宿す、優しく温かな煌めきが魅力です。 厚みのあるプロポーションは手元でふっくらと存在感を放ち、どの角度から見ても豊かな表情を見せてくれますよ。 ショルダーには小さなダイヤモンドが埋め込まれ、繊細なミルグレイン装飾が施されています。横顔までもが美しいリングで、直線と曲線のバランスが絶妙に計算されています。 地金はプラチナ。時を超えてもなお気品を保ち続けるこの素材が、リング全体の空気感を一層引き締めていますね。 手に取るたびに、新しい物語がそっと立ち上がるような、さりげなくも特別なひと品です。 写真ですと白く写ってますが、実物は透明感のある美しいダイヤモンドです。 ※サイズのお直しは無料ですが、刻印の関係上±3号までです。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW140525-1082
4.8mmオールドヨーロピアンカット ダイヤモンドのソリテールリング
¥148,000
時代 20世紀前半頃 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ 10号 ダイヤモンドサイズ 約4.8mm 重さ 1.8g 台座高さ 約4mm 内側から湧き上がるような、アンティークダイヤモンドならではのしっとりとした輝きを湛えた、オールドヨーロピアンカットのダイヤモンドソリテールリング。 その魅力を静かに際立たせるのは、潔いほどに装飾を排した、究極にシンプルなソリテールの佇まいです。 ダイヤモンドは、クラウンの高さをしっかりと残し、オープンキュレットを持つ美しいプロポーション。 光を受けて瞬くというよりは、どこか静けさの中でたたずむ水面のように、内側からじんわりと湧き上がるような艶やかさがあります。 これは近代のブリリアントカットとは異なる、アンティークダイヤモンド特有の味わい。光の強さというよりは、ニュアンス、奥行き、そして詩情が宿ります。 18金のアームは、クラシックなナイフエッジの形状。ショルダーにかけて絞られるように細くなっていて、ダイヤモンドへと自然に視線が導かれる設計です。 こうしたアームの形状は「ナイフエッジ・ショルダー」と呼ばれ、20世紀初頭のソリテールリングで好まれたスタイルでした。 このようなリングは、アンティークジュエリー初心者の方にもたいへんおすすめですよ。 というのも、1粒のソリテールは他のリングと組み合わせやすく、コーディネートの幅が非常に広いからです。 たとえば ・別のソリテールリングと合わせてトワエモア (Toi et Moi)風に ・カラーストーンやエタニティリングと重ねて現代的な表情に ・クラシックなバンドリングと合わせてスタックリングとして楽しむのも素敵です。 オールドヨーロピアンカットは、19世紀後半〜20世紀初頭にかけて主流だったカットです。 現代のように機械ではなく手作業でカットされていたため、一石一石が少しずつ異なる個性を持っています。カットの中に「人の手の痕跡」が見えることもまた、アンティークならではの美しさ。 ただの飾りではなく、時間と手仕事、そして石そのものの「物語」がそっと指に宿る── そんな感覚を、ぜひお楽しみください。 ※サイズのお直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物やキズはありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。 カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW230425-124
5mmオールドヨーロピアンカットダイヤモンドソリテールリング
¥198,000
時代 20世紀前半頃 素材 ダイヤモンド、18金、プラチナ サイズ 13号 (お直し±2号まで) ダイヤモンドサイズ 約5mm 重さ 2.4g 台座高さ 約4.5mm まるで台座からこぼれ落ちそうなほど、たっぷりとした厚みと5mmという直径を誇る大粒のオールドヨーロピアンカットダイヤモンド。たったひと粒で手元に圧倒的な存在感と気品をもたらしてくれます。 セッティングは、クラシックなコレットセッティング。ダイヤモンド全体を縁でしっかりと包み込むことで、石の美しさを引き立てながらも、どこか守られているような安心感と洗練を感じさせます。このセッティングだからこそ叶う、ダイヤモンドのふっくらとした厚みが活きた横顔は、アンティークならではの醍醐味です。 現代のブリリアントカットにはない、どこか柔らかで深みのある輝き。 オールドヨーロピアンカットは、蝋燭の灯りのもとで最も美しく輝くように設計されたカットです。光を受けるたびに、きらきらと繊細なシンチレーション(煌めき)を放ち、まるで過去と現在の狭間で静かに息づいているかのようです。 シャンクは18金イエローゴールド、石座にはプラチナが用いられ、当時の職人技術と美意識が凝縮されています。プラチナの縁取りが、ダイヤモンドの透明感と奥行きをよりいっそう際立たせていますね。 このリングの内側には「20/2/60」の刻印が。おそらく1960年2月20日、大切な人に贈られた婚約の証だったのでしょう。当時すでに、眩しいほどに輝くモダン・ブリリアントカットが宝飾界の主流となっていました。そんな時代にあって、流行に惑わされず、あえて過去の美に魅せられたアンティークリングを選んだ二人。その選択に、私は深い共感を覚えます。 厚みのあるクラウン、手作業で整えられたファセット、わずかなオープンキュレット。現代の完璧さとは異なる、不揃いだからこそ心に残る美しさ。 オールドヨーロピアンカットは、蝋燭のような柔らかな灯りのもとで揺らめくように輝き、見るたびにどこか懐かしく、そして温かい気持ちにさせてくれます。 装飾を削ぎ落としたシンプルな構成だからこそ、100年以上の時を超えたアンティークダイヤモンド本来の魅力が、まっすぐに心に響きますね。 その輝きには、石の内側に宿る数万年の地球の記憶と、贈った人、贈られた人、そしていま、こうして新たな手元に迎えられたあなたの物語までもが、優しく溶け込んでいるのです。 ふっくらとした厚み、光を内に抱くような静かな輝き。そこには、かつてこのリングを愛した誰かの時間も、そっと封じ込められているかのようですね。 Instagramに動画がありますのでご覧下さい。 ※サイズ直しは無料ですが、刻印等の関係上、±2号までです。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物やキズはありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。
ヴィクトリアン天然シトリンブローチ
¥50
SOLD OUT
時代 19世紀後半頃 素材 シトリン、9金 シトリンサイズ 約 14.5×19.5mm ブローチサイズ 約21.5×25.8mm 重さ 5.7g 手のひらにそっと乗せると、まるで陽だまりが集まったかのようなあたたかな輝き。 中央に配されたのは、堂々たるサイズを誇る天然シトリン。アンティークならではのふくよかなカットが施され、石の内部に光を抱え込むように、蜂蜜色から琥珀色へと幻想的に色を変えながら煌めきます。 これほどの大きさと透明感を兼ね備えた天然シトリンは、現在ではたいへん希少で、その存在自体がすでに時代の贈りものと言えるでしょう。(現代ではアメシスト(紫水晶)やスモーキークォーツを高温で加熱処理して変色させたものです。) 当時の職人が手にした天然石は、地中から掘り出されたままの色合いを大切にしているからこそ、加工石とは異なる素朴な深みと静けさがありますね。天然のままの色味を活かしたジュエリーはアンティークならではなのではないでしょうか。 この宝石を囲むフレームには、生命の連なりや繁栄の象徴とされる唐草模様が細やかに刻まれています。 流れるような蔓草の曲線は、典型的な装飾モチーフで、光を受けることで彫の陰影が浮かび上がり、立体的に揺らめくその姿は、まるで宝石を包む額縁のようですね。 シンプルなドレスの胸元にそっと添えるだけで、静けさの中に深い華やぎを与えてくれる特別なブローチ。 長い年月を経てなお色褪せないこの美しさは、アンティークならではの魅力で、今ではもう二度と同じものに出会うことはできないかもしれません。 時を超えて受け継がれてきた、小さな宝のようなひと品。 その手に取る方の人生に、新たな光が差し込みますよう願います。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。カケや目立つキズはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW250325-101
バルカナイトヴィクトリアンクロスロケットペンダント
¥49,800
時代 19世紀後半頃 素材 バルカナイト サイズ 縦6cm×横4.5cm 重さ 18.6g ひときわ荘厳な存在感を放つヴィクトリアン・クロスロケットをご紹介します。 素材はボルカナイト(Vulcanite)。これは、19世紀半ばに登場した天然ゴムを加硫して作られる素材で、当時の最先端の技術によって生まれました。 ジェットに似た質感を持ち、軽やかで、しかも繊細な彫刻が施せるため、特に喪のジュエリーとして大流行しました。 このようなボルカナイトのジュエリーは、今ではもう作られておらず、まさにヴィクトリア朝時代にしか存在し得なかった「記憶の素材」です。ヴィクトリア朝という時代の空気をそのまま閉じ込めたたようで、時を超えて私たちの手に届いた、儚くも力強い存在に思えてきますね。 だからこそ、こうして現代に残っている一点一点は、かつての誰かの物語を秘めているようにも感じますね。 このロケットに施された繊細で荘厳な装飾は、ゴシック・リヴァイヴァル(Gothic Revival)様式の影響を色濃く感じさせます。中世の教会建築や宗教美術からインスピレーションを受けたこの様式は、尖塔のようなフォルム、アーチ、植物モチーフなどを特徴とし、どこか祈りのような静けさと劇的な装飾性を持っています。 一見、重厚で装飾的な印象のこのジュエリーですが、驚くほど装いにすっと馴染むのも魅力のひとつ。 それは、黒一色という洗練された色使いのおかげかもしれません。 華やかな彫りやモチーフも、黒で統一されていることで視覚的な重さが軽やかになり、シックで都会的な印象を与えてくれます。 時にはTシャツやシンプルなドレスに合わせて。 このロケットは、決して昔の人の装いだけに留まるものではないと思います。 ブラックジュエリーならではの静かな強さと、美しさの芯のような存在感が、現代の私たちのスタイルにも凛とした深みを与えてくれるはずです。 手にするたび、心のどこかが少しだけ整うような、不思議な力を持ったジュエリーです。 そっと蓋を開けば、遠い過去から届く想いが、今の私たちの胸にも語りかけてくるようですよ。 ※チェーンは含みません。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW200325-2091
羽ばたくように!オールドマインカットダイヤモンドゴールドリング
¥88,000
時代 20世紀初頭 素材 ダイヤモンド、14金 サイズ 16号 ダイヤモンドサイズ 約3.5mm フェイス幅 約7.6mm 重さ 3.3g ひと目見た瞬間、心にふわりと舞い降りてくるような美しさを持ったリングは、まるで天使の羽根のように、優雅に波打つデザインが印象的なひと品です。 アームにはアカンサスの葉を思わせる植物文様がリズミカルに刻まれ、自然の躍動感と静けさが共存するかのよう。 滑らかなカーヴと立体的な絞りが織りなす造形は、まるで風に乗って羽ばたく一瞬をとらえたかのようで、どの角度から眺めてもうっとり。 アームの途中には、楕円形の小窓のような透かしがあしらわれています。この空間があることで、リング全体の印象が一層軽やかになり、装着時には指に溶け込むような心地よさを感じさせてくれます。 中央には、小粒ながらもみずみずしい輝きを放つ、オールドマインカットのダイヤモンドが一石。古い手仕事によってカットされたこのダイヤモンドは、現代のブリリアントカットとは異なる柔らかさと奥行きを持ち、静かな光の粒が瞬くような美しさを湛えています。 このダイヤモンドを支えるのは、すっと伸びた長い爪。その繊細な造形は単なる石留めの役割を超え、リング全体のデザインの一部として見事に調和しています。 まるで宝石をそっと抱き上げる指先のように、ダイヤを軽やかに持ち上げ、その存在感を際立たせています。 内側には「585」の刻印が見られます。これは一般的に14金(58.5%の純金含有)を示すもので、ドイツやスイス、オーストリアなどで使われていたものです。 もうひとつの楕円形の刻印は、どこかアイルランドの22金ホールマークに似た雰囲気もありますが、明確な読み取りはできず、メーカーズマーク(製造者の印)の可能性も含め、詳細は不明です。しかしながら、その確かでない部分にこそ、アンティークならではの浪漫が宿っています。 時を超え、手元に舞い降りたひとつの美しいかたち。 控えめでありながら、心に深く残る存在感。 このリングは、ただ身につけるだけで、日常の中にそっとリズミカルな光を添えてくれそうです。 ※サイズ直しは無料です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年程前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW140525-1043
(K様専用)8つの花びらのバターカップトワエモワリング
¥50
SOLD OUT
時代 20世紀初頭頃 素材 ダイヤモンド、18金 サイズ 12号 ダイヤモンドサイズ 約2.8mm バターカップサイズ 約4.5mm フェイス幅 約6.7mm 重さ 2.1g ふたつの小さなオールドカットダイヤモンドが寄り添うように配された、バターカップセッティングのトワエモアリング。 バターカップリング(buttercup ring)は、ヴィクトリア時代によく見られるデザインで、小さな花のような形状の石座(セッティング)が特徴です。「バターカップ」という名前は、キンポウゲ(buttercup)という花に由来していて、その丸く開いた花びらのような形を模したことからこの名がついています。 花びらの数には厳密な決まりはありませんが、一般的には6枚や5枚の花びらで構成されている事が多く、8枚のバリエーションも存在します。 これは職人の意匠や時代背景、石のサイズ・形状によって変わるため、厳格なルールというよりは、 「典型的には5.6枚だが、例外もある」というのが正確です。 ヴィクトリアンジュエリーは職人の個性が出やすい時代のものなので、同じバターカップスタイルでも細部が一つ一つ異なるのが魅力の一つです。 気になるリングがあれば、その花びらのデザインや数にも注目してみると、また違った楽しみ方ができますよ。 今回はバターカップのトワエモワですから、特別です。 どちらの石もオープンキュレットのオールドヨーロピアンカットダイヤモンド。小さくとも柔らかな光をたたえています。斜めにセットされた八つの花びらのバターカップは、まるで風に揺れる花のようで、本当に愛らしいのです。左右からそっと手を差し伸べるように伸びるアームが、その花を優しく支えています。 トワエモア(toi et moi)リングは、19世紀から20世紀初頭にかけて愛された定番のデザインですが、こちらはその中でもとびきり可憐なひと品ではないでしょうか。 華やかさを主張するのではなく、日々の装いにそっと寄り添い、優しい気持ちを思い出させてくれるような存在です。 小さくとも心に残る、小さな名脇役! さりげなく身に着けていただくことで、ジュエリーに込められた“ふたり”の物語を、静かに語り始めそうですね。 ※ サイズのお直し代を頂戴致します。 サイズ直しをご希望の方は、 オプション選択をお願い致します。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※インクルージョンについて: オールドカットダイヤモンドは、モダンなブリリアントカットに比べて、内部のインクルージョン(内包物や不純物)が目立ちやすいです。しかし、この特徴もまた、個々のダイヤモンドの個性として受け入れられておりますので、初めての方はご理解を頂ければ幸いです。 ※ 100年以上前の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどルーペで見てわかる程度にございます。ダイヤモンドはルーペでのぞくと内包物はありますが、肉眼でみえるものではなく、瑞々しい輝きを楽しませてくれます。カケはございません。ルーペでしっかり確認済みです。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。 FW070525-910
(S様専用となりました。)C. 14金 デイジー ヴィクトリアンウォッチキー
¥50
SOLD OUT
時代 19世紀後半 素材 14金(検査済) サイズ 約32mm デイジーサイズ 約11mm 重さ 2,4g まるで一輪の小さなデイジーがそっと咲いたかのような、愛らしくも気品漂うアンティークのウォッチキー。 中央のふっくらとした丸い膨らみは、まるで夜空に浮かぶ満月のようです。 静かに光を宿すような優しい金色に、見るたびに心がすっと落ち着きますね。 このチャームは14金製で、重さは2.4グラムあります。現在の金相場(約9,500円/g)を考慮しても、素材としての価値がありながら、とてもリーズナブルなご紹介となっております。 そしてモチーフとなっているデイジーには、「希望」「純潔」「新しいはじまり」といった象徴的な意味があります。 時を超えて、今を生きる私たちの心にもそっと寄り添ってくれるような、そんな花の姿に重ねたくなる小さな宝物です。 時を巻く道具だったものが、今は新しい時間を彩るチャームとして生まれ変わる…。 素敵ですね。 そしてこちらのお品をもちまして、今回のウォッチキーシリーズのご紹介は最後となります。締めくくりにふさわしい、優しさと存在感を兼ね備えた一点。どうぞこの出会いをお見逃しなく。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年程以上の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどございます。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ
H. 天然ジャスパー、ホワイト&ロゼペーストガラス ヴィクトリアンウォッチキー
¥50
SOLD OUT
時代 19世紀後半頃 素材 天然ジャスパー、ホワイトペーストガラス、ロゼペーストガラス サイズ 約34mm 石、ペーストサイズ 約 10mm×7.8mm 重さ 3.2g 時を開く、小さな鍵。 かつて懐中時計を巻き上げていた小さな道具、ウォッチキー。 今はもうその役目を終えて、ジュエリーとして新たな時を刻んでいます。 この一本には、三つの表情が宿ります。 静かな力を秘めた天然ジャスパー、 淡い光に包まれたミルキーなホワイトペーストガラス、 そして、ロゼワインをひとしずく垂らしたような、優しく輝く淡いピンクのペーストガラス。 ペーストとは18世紀から19世紀にかけて流行したガラスで、鉛を多く含むため重みがあり、光の屈折率が高く、裏面にホイル(銀箔や金属箔)を当てて、光を反射させ輝きを増している事がおおくあります。 ホワイトのペーストは写真にもありますように、箔のダメージがありますが、19世紀のお品物ですので、ご理解いただける方のご縁をお待ち致します。 その分プライスに反映されてますのでご承知おき下さい。 3面それぞれがさりげなく存在感を放ち、見るたびに違う印象を与えてくれます。 土台はローカラットゴールド。金としての価値はなくとも、 その姿に刻まれた時間と物語こそ、何よりもかけがえのない宝物です。 ペンダントとして、ブレスレットのチャームとして、 量産されたものにはない、「たったひとつ」に心惹かれるあなたへ。 もう買い付けの予定はありません。 この出会いを、どうぞお見逃しなく。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年程以上の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどございます。 箔のダメージ箇所もございます。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。
ヴィクトリアンノットウォッチキー
¥50
SOLD OUT
時代 19世紀後半 素材 ローカラットゴールド ノットサイズ 約8mm 縦 29mm 重さ 2g 小さなこのパーツもかつて懐中時計を巻き上げるために使われていたウォッチキーです。 実用としての役目を終えた今も、その魅力は色褪せることなく、私たちの目と心を惹きつけますね。 ヴィクトリア時代に作られたこちらのウォッチキーもローカラットゴールドの為、金としての価値こそないかもしれませんが、真の美しさは別のところに宿っています。 中央にあしらわれた“ノット(結び目)”のモチーフ。ヴィクトリア時代において“絆”や“永遠”を象徴する意味を持っていました。その作りが本当に美しく、型ではなく、手作業で丹念に結われたその姿に、職人の技術を感じます。 肩肘張らず、プチプライスで楽しめる100年以上前の手仕事。 その小さなかけらを身につけることで、歴史や物語、そして自分らしさまでもがそっと輝き始めますよ。 あなただけの個性にそっと結びつく、そんな小さな宝物です。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年程以上の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどございます。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。
F.フラワーエングレイビン天然ジャスパー&ペーストヴィクトリアンウォッチキー
¥50
SOLD OUT
時代 19世紀後半頃 素材 天然ジャスパー、ペーストガラス、ローカラットゴールド 石サイズ 約7.7mm 縦 30mm(マルカン含め) 懐中時計のキーとして生まれた19世紀後半のウォッチキー。 今ではその役割を終えた小さなアンティークが、ヨーロッパではペンダントとしてファッションに取り入れられ、個性を引き立てるアイテムとして再び輝いています。 手に取りやすい価格で、100年以上前の歴史あるジュエリーを身にまとう喜び。 プチプラでありながら、誰とも被らない特別なコーディネートが完成します。 ありふれたアクセサリーでは物足りないあなたに。 “語れる”アクセントをひとつ、胸元に添えてみませんか? 本日ご紹介するのは、 小ぶりながらも存在感のあるフォルムに、さりげない美しさが詰まっています。 片面には、グリーンをベースに深い赤が点在する天然のジャスパー。 もう一面には、オレンジがかった優しい色合いのペーストガラスがセッティングされています。 ペーストとは18世紀から19世紀にかけて流行したガラスで、 鉛を多く含むため重みがあり、光の屈折率が高く、裏面にホイル(銀箔や金属箔)を当てて、光を反射させ輝きを増している事がおおくあります。 こちらもリバーシブルにお使い頂けるチャームです。 側面には、小さなお花が彫金されており、横からのぞくとその可愛らしさに思わず頬がゆるみますね。 こちらも素材がローカラットゴールドと呼ばれる低純度ゴールドが用いられていて、金そのものとしての価値はありませんが、その分お求めやすく、アンティークジュエリーを気軽に楽しみたい方にぴったりのアイテムです。 本来の役目を終えた懐中時計のキーたちですが、今では海外のアンティークジュエリーファンの間で、自由な発想でスタイリングを楽しむアイテムとして再注目されています。 チェーンに通してペンダントトップにしたり、複数を重ね付けして個性豊かなコーディネートを楽しんだり…。 過去の実用品を、今の自分のファッションに取り入れることで、アンティークならではの物語と共に新たな魅力が生まれます。 ぜひ、あなただけのスタイルにこの小さなアンティークを取り入れてみてください。100年以上前に時を刻むお手伝いをしていたキーが、今度はあなたの日々の装いにそっと寄り添ってくれることでしょう。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年程以上の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどございます。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。
B. ホースシュー ヴィクトリアンウォッチキー
¥50
SOLD OUT
時代 19世紀後半頃 素材 ローカラットゴールド サイズ 縦28mm 重さ 2g 幸運のかたちを、そっと身につけて! ヴィクトリア朝時代の「ウォッチキー」。 もともとは懐中時計の時刻を合わせるための小さな道具でしたが、今ではその役割を終え、ペンダントトップとして新たな魅力を放っています。 馬蹄は古くから「幸運をもたらすお守り」として知られ、家の入口に飾られたり、お守りとして身につけられてきました。 こちらのホースシューは、下向きにデザインされていて、一説には、上向きの馬蹄が「幸運を受け止める器」であるのに対し、下向きは「幸運を降り注ぐ」とも言われます。 つまり、自分だけでなく周囲にも幸せを分け与える、そんな優しいお守りです。 堅牢な鉄の象徴でもある馬蹄は、「身を守る力」も象徴しています。 低純度ゴールドが用いられていて、金そのものとしての価値はありませんが、その分お求めやすく、アンティークジュエリーを気軽に楽しみたい方にぴったりです。 本来の役目を終えた懐中時計のキーたちですが、 今では海外のアンティークジュエリーファンの間で、自由な発想でスタイリングを楽しむアイテムとして再注目されています。 チェーンに通してペンダントトップにしたり、複数を重ね付けして個性豊かなコーディネートを楽しんだり…。過去の実用品を、今の自分のファッションに取り入れることで、アンティークならではの物語と共に新たな魅力が生まれます。 ぜひ、あなただけのスタイルにこの小さなアンティークを取り入れてみてください。 100年以上前に時を刻むお手伝いをしていたキーが、今度はあなたの日々の装いにそっと寄り添ってくれることでしょう。 このホースシューが、あなただけの小さなラッキーアイテムになりますよ。 インスタグラムに動画がございます。 ※ 写真と実物ではサイズ感が違います。あらかじめ上に記載のサイズを必ずご確認下さい。 ※ 100年程以上の古いお品になりますので、経年によるアンティーク品特有の微小なスレなどございます。 時代を考えても全体的にみて状態はとても良好です。 但しアンティークのお品であることをご理解のうえご注文お願いいたします。 アンティーク品に対して現行品の様な無傷で完璧な物をお求めになりたい方はアンティークジュエリーのご購入をお控え頂きたく存じます。 m(_ _)m ※ 初めての方のお取り置きは致しておりませんのでご了承下さいませ。 ※当店の商品(アンティーク)は、新しく作られる量産品と異なり、経年変化によるキズ、変色、汚れなどは欠陥にあたりません。また、アンティークの年代や素材の純度等は、ディーラーからの情報、デザイン、素材、構造、刻印等から推測されたものであり、あくまでも目安としてお考え下さい。